ギリシャ神話に登場する大蟹。オルトロスの仔。女神ヘラの使いともされる。
ヘラクレスの十二の試練の二つ目。ヘラクレスとヒュドラの戦いに登場し、ヘラクレスに倒されそうになる異父兄弟にして親友ヒュドラに対して加勢し、ヘラクレスの踵をその爪で掴むが全く気付かれずに振り払われ、逆にヘラクレスに踏み潰され殺されてしまう。
その一部始終をみていた女神ヘラはカルキノスの勇姿を称え天に上げて蟹座としたという。
ある世界線における、語られざる伝説
大蟹カルキノスは改造魔獣である。
ヘラクレスを憎むギリシャ神代きっての魔獣コレクター女神ヘラにより肉体を改造されたのだ!!
オルトロスとエキドナより受け継いだ生体組織は頑強にして不屈!!更にヘラ・クリロノミアにより神鋼の殻と変形能力を付与された対英雄型剪刀機巧「カルキノス 」は機械巨人アルゴス以来の出来栄えであるとヘラが自画自賛する程だった!!
だがヘラは慢心しないッ!!機を待ち続け...ヘラクレスがカルキノス以上の傑作である最強の毒蛇ヒュドラと激闘を繰り広げているその瞬間!恐るべき伏兵カルキノス は主命を果たすべく、それ以上に親愛なる友を守るべく大英雄に向かって行ったのだ...!!
死んだ。