平将門:父上
愛しき父上。建前染みたところもあるが、彼女の喧嘩は全て父に捧ぐ復讐劇である。
そのため勝負を挑むことはまずない。怨霊と化しても、彼が存在するならその命に従うだろう。
首なしのままの父への困惑は深い。
俵藤太:俵のおっさん
父の敵。最初にケンカを吹っ掛けた相手。
父の討伐から少々時間がたっていたため、意外にも勝ててしまった。
この戦いで彼女はケンカの楽しさを知り、以降の復讐の方向性を決定付けたと言ってよい。
「あらら、サーヴァントだと随分若いんだねおっさんは。こりゃあもいっちょ、ケンカするしかないね!」
大宅中将光圀:光圀
自身を最初に倒した陰陽師。強かったのは確かだが妙に印象が薄い。
再戦の機会にも恵まれなかったため、いろいろと消化不良の感が残る。
碓井貞光、
卜部季武:貞光の坊ちゃん、季武の坊ちゃん
源頼光の蔵から刀を盗んだ際、奪い返しにやってきた2人。
そろってやけに怒っていたのが印象に残っていて、2人がかりで襲われ刀を奪い返されてしまった。
「特に季武の坊ちゃんは、目に生気がなかったけど何があったのやら。頼光の坊ちゃんに伝えた方がいいのかねえ。」
安倍晴明:晴明
ライバルの1人。時に単独で、時に道満と組み何度もケンカをした相手。
適度にこちらが押したところから逆転してくる、空気の読めるところが気に入っている。
晴明側のモチベーションの高さもあって、顔を合わせたらとりあえずケンカを挑む。
「まさかこんな時代まで生きてるたあね…」「ま、俺とアンタが顔合わせたらやることは1つだ、今日は素手と陰陽術どっちにする?」
蘆屋道満:道満
ライバルだったり同盟を組んだりいろいろと付き合いの多い相手。
滝夜叉姫としては殴り合いの方が好みなため、キャスターである彼女の悪巧みに乗る方が多いと思われる。
「で、今日はどんな悪巧みをするんだい?俺にも派手なケンカのために、一枚噛ませてくれよな!」
源頼光:頼光の坊ちゃん
卜部季武と碓井貞光の上司。刀を盗み出しただけでなく、実際に拳をぶつけ合ったことも数度ある。
童子切の危険性は重々承知であり、抜刀前に盛り上げるだけ盛り上げて逃走することが基本であった。
サーヴァントとして対面するなら、彼の全力戦闘とかち合うため鎧の解放も辞さない構え。
「あのころは死ぬわけにゃいかなかったが、今なら別だ。お互い全部絞り出して、派手にやり合おうじゃないか!」
鉄輪の鬼:鉄輪さん
自身と同じく、貴船神社で儀式を行った鬼。
同じ鬼だが、家庭的な彼女とはかみ合わずスルーしがち。
渡辺綱:綱の坊ちゃん
正統派戦士であり、ケンカがとても楽しかった相手。
茨木童子とのすったもんだの七日間は遠目に見ていて引いた。
源頼光(?):頼光もどき
突然襲い掛かってきた頼光を自称する謎の男。
復讐者と言う点はシンパシーを覚えるが塩試合はお断り、適度に戦った後逃走した。
「俺にもああいう道もあったのかねえェ…。ま、今更気に入ったやり方変える気もねえし、こっちはこっちでがんばらせてもらうよ!」
藤原保昌:疱瘡の姉さん
いつの間にか晴明の配下になっていた竜神。
まあ自分も変則的復讐してることだし、いろいろ事情があったのだろうと深く踏み込むことはない。
攻めにあまり重きを置かない彼女とのケンカは、なかなか盛り上げに苦労した。
葛の葉:葛の葉さん
対戦相手として晴明とかち合うことが多かったため、たまに社を土産片手に訪れていた。
酒呑童子:酒呑の姉さん
京都に住まう鬼その1。年齢的にも鬼活動的にも目上の鬼。
ケンカへのノリが良かったのでいい思い出も多い。
ただ突発的に、本気で殺しにかかってくるのは少し困りものであった。
茨木童子:茨木の姉さん
京都に住まう鬼その2。京の鬼の元締め。
滝夜叉姫は突発的にケンカを始めていたため、かち合うことも少なくなかった。
鬼らしくあるように意識的に動く彼女は、ケンカに乗せやすい相手であり、盛り上げるのが比較的容易ないいケンカ相手。
坂田金時:ゴールデンな坊ちゃん
頼光四天王の1人。スカッとケンカができる清々しい相手。
酒呑との仲を煽っていたものの、その結末にややヘコんだ。
「鬼は人に討たれるもの、分かってはいたんだけどねェ…」
源頼光(女性):頼光の嬢ちゃん
平行世界の知らない頼光。
鬼でありながら人であろうとした彼女は、人でありながら鬼へと化した滝夜叉姫とは対照的な存在。