kagemiya@ふたば - 土蜘蛛

基本情報

【元ネタ】史実,土蜘蛛草紙
【CLASS】キャスター
【真名】土蜘蛛
【性別】女?
【身長・体重】可変
【スリーサイズ】可変
【地域】日本
【年代】一世紀及び十世紀〜十一世紀
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:D 宝具:B

【クラス別スキル】

陣地製作:A

自らに有利な陣地を作り上げる。
巨大な蜘蛛の巣を形成が可能。

道具制作:C

魔術的な道具を作成できる。
自らの身体から様々なものを形成する。

【保有スキル】

鬼種の魔:B

鬼の異能および魔性を表すスキル。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出、等との混合スキル。
ただし彼女のカリスマは蜘蛛や妖怪にのみ作用する。

変化:A

文字通り「変身」するスキル。
僧兵、老婆、異形の尼、美女、空飛ぶ髑髏と様々なものに変身する事が出来る。

呪術:A+

古来からアジア、中東、南米などに伝わっている魔道。あるいは古典的呪術の類。
彼女が使用するものは相手にかける呪いが主であり、安倍晴明を出し抜き源頼光を熱病に冒した。

【宝具】

『古王・土蜘蛛』

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
かつて天皇に恭順しなかった土豪、まつろわぬ民の王として支配する宝具。
ただし天皇に討伐され、殺された彼女にとって残っている領土はもはや彼女自身であり、彼女の身体のみが現在の彼女の領土である。
故に支配するとは彼女の体の中に取り込むことであり、つまり食らう事である。
そのため今は下の宝具を発動するための準備としてのものでしかない。

『魑魅怪・土蜘蛛』

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
食らった民を新たな土蜘蛛、蜘蛛の妖怪として産みだす宝具。
子蜘蛛は産まれてすぐで時間もたっていないため魔術師でも対抗は可能ではあるが、一人の人間から多くの数を産みだす。
100人1000人と取り込めば夥しい数の蜘蛛を産みだすだろう。
知能も低いが簡単な斥候なども可能。

【解説】

古代日本、神話の時代に大和朝廷に従わなかった土豪の総称であり、そして時代を下るにつれて怨念により姿を変えた妖怪である。
総称とあるように土蜘蛛とは個人を差したものではなく集団を差しており、中には荒ぶる神を鎮め朝廷から賛辞を贈られたものも存在する。
ただし多くは朝廷に従わなかったために討伐され、滅ぼされた。
また女性を長、王とする土蜘蛛も多く見られた。
そして土蜘蛛は年代を重ねるとともに次第に妖怪として語られるようになる。
妖怪としての土蜘蛛は鬼の顔、虎の胴体に蜘蛛の手足を持つ巨大な化け物であり、旅人を糸で捕えて食ってしまうと言われている。
源頼光との話では様々な姿に変身し頼光一向を苦しめ、また病気を患わせるなどをしたが、頼光により討伐される。
一説では頼光の父源満仲が鬼や彼女達と共に反逆を企てたが裏切られたため、頼光やその四天王に呪いをかけるようになったという。

【人物・性格】

元土豪、王としての思考か尊大であり傲慢である。
妖怪に姿を変えたことに対して怒りも無く不満もなくかつての臣下が望んだ復讐の思いが姿を変えたと思っており、
また臣下や守るべき民も既に皆死んでおり、今の人間をその末裔とも捕えていないため妖怪として暴れることに対しても抵抗が無い。
天皇家や源氏、及びそれに従う武士や貴族などに対しては並々ならぬ殺意を持つ。
が、他の人間に対しては復讐対象であるとは思っているが特別な感情もなく、ただの食料としか捕えていない。
ただしマスターに対しては今の唯一の臣下と捕えており、部下としての態度を求めるものの裏切ろうとしない限りは食らうことも裏切ることもない。
姿どころか性別すらも自由に変える事が出来るが、「最も油断が誘える姿である」と女性の姿を好んでいる。
なお自らの本当に性別に関しては今は女性だとは思っているがよく分かっていない。
「自らの身体から子蜘蛛を産みだすのだからまあ女性だろう」と思っている。

好きなもの:かつての臣下及び民、我が子
嫌いなもの:天皇、源氏特に頼光
天敵:神武天皇、源頼光
願い:再び王としてかつての臣下達と時代をやり直す

【一人称】我 【二人称】貴様 【三人称】あやつ

【因縁キャラ】

神武天皇
かつて従わなかったために対立した相手であり、そして滅ぼされた復讐するべき相手。
一般人も殺したらコイツへの嫌がらせにはなるかと思っている。

源頼光
呪いをかけ病にし、更に他の妖怪や子土蜘蛛自らの力と様々な手を使ったものの力が及ばず倒される。
再戦を望んでいるわけではないがもし再び出会うことがあれば絶対に殺すと意気込んでいる。

渡辺綱
頼光と共に大暴れしていた武将、頼光ほどではないもののかなりの強敵であったため警戒している。

坂田金時、平貞光(碓井貞光)、卜部季武
頼光四天王、直接対峙はしていないため正直印象は薄いがあの頼光の直属の部下だとして警戒はしている。

酒呑童子
同時代にいた妖怪であり大江山の鬼。
ただし彼女は享楽主義であり思考も合わず同盟を結ぶことも叶わず馬が合わない。

茨木童子
同じく大江山の鬼。
ただし彼女は鬼としての相応しい振る舞いと酒呑童子への忠誠が強くあり、やはり馬が合わず手を結ぶことはない。
ただ、その鬼の頭領として強かに集団をまとめ上げる姿にかつての自分を重ね少しの羨望がある。

安倍晴明 ?
頼光の近くに居たやたらデカくてうるさい気色の悪いヤツ。
というか不老不死ってアイツこそ妖怪じゃねえの?

源頼光(?)
誰だこいつ?
頼光の偽物だとして侮る態度は取るが、霊基としてその名を登録されている事からある程度の対策を取るだろう。
ただし、頼光には及ばないだろうとして油断は生じるであろうが。

他の天皇家及び源氏
殺す。

【コメント】

多分バーサーカーとアヴェンジャーの適正もある。