kagemiya@ふたば - 伯封
「どいたどいた!伯封サマのお通りだ!邪魔するヤツは喰い散らかすぞ!!」

基本情報

【元ネタ】中国神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】伯封ハクホウ
【異名・別名・表記揺れ】封豨ホウキ
【性別】男
【身長・体重】149cm〜425cm・44kg〜1850kg
【肌色】白 【髪色】美しい黒 【瞳色】金
【スリーサイズ】
【外見・容姿】ワイルドな印象の女顔クソガキ。宝具展開状態時は猪のような頭部を持ったゴリラのような見た目の半獣巨人。
【地域】中国
【年代】神代(夏王朝時代?)
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魔獣
【ステータス】筋力:B→A 耐久:B+→A+ 敏捷:B→C 魔力:D 幸運:C 宝具:B

【クラス別スキル】

狂化:D→B

筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、言語能力が不自由になり複雑な思考が難しくなる。
宝具格納時は扱いは難しいもののコミュニケーションが取れる程度の言語能力と思考能力を持っているが、宝具展開状態になるとランクが2ランク上昇して魔獣の如き凶暴性を露にする。

【保有スキル】

怪力:D→B

一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

神性(雨):D

神霊適正を持つかどうか。
雨を呼ぶ神と呼ばれる事もあるバーサーカーは、低ランクではあるが神性を持つ。
雨の神様なので、ちょっぴり雨男気味。遠足や運動会の時は、気を利かせて休んだりするバーサーカーなのであった。

黰黒必悪:C

母の美しき黒髪と、その子である暴虐なバーサーカーを指して生まれた「甚だ美しきものは、必ず甚だ悪しきことでもある」という故事に由来するスキル。
紅顔の美少年と良く似たスキルであるが、その美しさには隠し切れない程の凶暴さ、そして邪悪さが込められている。
その黒は見る者を魅了する事なく、恐れさせる魔少年の美。

【宝具】

仙術蹂躙兵器センジュツジュウリンヘイキ封豨ホウキ

ランク:B 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50
バーサーカーと同一視される神代中国の悪獣『封豨』。
巨大な猪の姿を持ち、怪力を振るい田畑を荒らし家畜や人を食い荒らした悪獣。鎧の如き毛皮を持ち、通常の武具では太刀打ち出来ぬとされたそれの正体。
それは、母である玄妻により肉体と一体化する形で与えられた仙術兵装。
格納状態でもバーサーカーの肉体に怪物の如き力を与え、展開状態ともなれば全長4mを超える魔猪の如き威容を見せて破壊の限りを尽くす。
(宝具展開状態では筋力と耐久が1ランク上昇し、怪力と狂化スキルが2ランク上昇。敏捷が1ランクダウンする)

重厚な二本の牙は、勢いのままに叩き付ければ重量を持って捻じ伏せて、人体を容易く肉塊に変える鉄槌そのもの。
全身を動かす仙術サイバネティクスにより編まれた人工筋肉は刃を通さぬ程に分厚く、さらには装甲の如き毛皮も相まって鉄壁の鎧となる。
そして背中には生体砲弾の発射機構を備え、それを一斉に撃ち放つ姿はさながら暴力的な破壊の集中豪雨。

それは、大量殺戮兵器の如き破壊を持つ仙術サイボーグ。
けれどもこの力を与えた理由は王道でも覇道でも魔道でもない。これは母が愛する我が子へと与えた最高最悪の玩具。
故に、この力を与えられたバーサーカーは遊ぶように国を荒らし、民を食い殺し、そして最期は悪獣として討たれる事となった。

【Weapon】

『暴力』

仙術サイボーグの肉体から繰り出される怪物の如き力。
宝具格納状態でも素手で人間を叩き潰してミンチにする程度なら朝飯前。展開状態ともなれば、まさしく魔獣である。

『重牙槌』

宝具展開状態に使用される主兵装の一つ。二本の鉄槌の如き大牙。

『生体連装迫撃砲』

宝具展開状態に使用される主兵装の一つ。背中に搭載された生体砲弾を放つ連装迫撃砲。

【解説】

夏王朝時代の人物である玄妻の子、伯封ハクホウ。欲深く、その有様から封豕(大猪)と呼ばれた者であり、后羿により討たれたとされる。
また、ゲイが討った悪獣の一つ『封豨』と同一視されている。

封豨とは巨大な猪の姿を持ち、田畑を荒らし回って家畜と民を食い荒らしたとされる悪獣。
その名は別の悪獣「修蛇」と併せて中国において乱暴な者を意味する「封豨修蛇」と言う言葉となった。
この悪獣は最期、堯帝の命を受けたゲイにより足を射抜かれて生け捕りにされ、肉を刻まれた蒸し料理として堯帝に献上されたと言う。

このバーサーカーは二つが同一のものであり、封豨としての姿は母、玄妻が与えた仙術サイバネティックの産物である、と言う世界より来たものである。
魔少年の姿と悪獣の姿を持ち、怪物の如き力を振るい悪逆の限りを尽くしたバーサーカーは、伝説の通りゲイの弓により足を砕かれて生け捕りにされる。
けれどもその最期は伝説とは異なり、その身に秘めた仙術サイバネティックを解析される為に生きたまま解剖され、肉片の一つまで余す事なく知識として「平らげられた」。

【人物・性格】

美しき黒髪と美少女のような顔をした、けれどもワイルドな表情と露出の多い格好が特徴のギザ歯の少年。
基本的にクソガキでワガママ。欲しいものは奪い取り、気に入らないものは叩き壊す。理性はあれどその性質は狂戦士そのもの。
そして何事も暴力で解決する、どこに出しても恥ずかしくない脳筋。
暴れて失敗しても懲りる事を知らず、計画?計略?何それおいしいの?力押しで全部ブチ破ろうぜ!と猪突猛進する通常のバーサーカーとは違った形で扱い辛いタイプ。
おまけに文字通りの意味で弱肉強食理論の持ち主であり、人食い。倒した相手がサーヴァントであろうと人間であろうと喰らおうとする。

……故に自分が討たれ、その身を喰らわれようとも相手を恨みはしない。
敗れた己はその者よりも弱いのだ。弱者である己が強者に喰われて果てるのは当然の帰結だ。
故に、その者は大悪獣伯封を討ったと言う栄誉と共に、その血肉に酔いしれる権利があるのだ、と。
妙なところで獣的にストイックな性分の持ち主。


イメージカラー:黰黒シンコク*1
特技:喰う呑む暴れる
好きなもの:お袋、E&E精神、脂たっぷりで味の濃いボリュームのある食べ物ぶたのえさ
嫌いなもの:まどろっこしい作戦
天敵:ゲイ
願い:ゲイをギャフンと言わせる…ためにヤツと戦う!

【一人称】俺、俺サマ 【二人称】お前、テメェ 【三人称】アイツ、コイツ、あのヤロウ

【因縁キャラ】

玄妻
母親。彼女の事を話す時は大体「すげー」ばっかりになる。
バーサーカーが討たれた後に后羿のものとなったとされるが…。
バーサーカーは「あのマヌケ面の事だから誰かに頼まれてお袋を貰っただけで、籍入れてる自覚ねーんじゃねーか?」と言う。
「お袋の事かー?すげーきれーな髪ですげー美人なすげーお袋だぜ!」

ゲイゲイ〔オルタ〕
自分を討った英雄。自分を討ったゲイと同一人物かは定かではないが、自分の知るゲイも大体同じ感じだったようで、特に違和感を覚えたりはしない。
堯帝の命を受けて、そして民を救う為に、彼により足を砕かれて生け捕りにされた。
自分を見事討ち倒した強者であるため天敵ながら一目置いており、だからこそ……。

「だからこそ」

「オイ!良く聞けよ!次こそはぜってーそのマヌケ面をギャフンって言わせてやるからな!!」

金烏
同じ時代に生き、同じ相手に討たれた者同士。彼の生み出す擬似特異点でも呼び出される可能性が高い。
相手は衛星軌道上で自分は地上なので顔を合わす機会は稀だが、会うと無駄に馴れ馴れしく接する。相手は天帝の子だぞ、お前!?
「ジンウー!野球しようぜー!」

嫦娥【狂気】
面識はほとんど無いため、「ゲイにちょっかいかけてる月在住の頭のイカれた女」と言う認識しかない。
バーサーカーが関わりたくないと思っている希少な相手。
「うげぇっ、頭のイカれたカエル女じゃねーか!」


【コメント】

気持ち、七松建司先生の絵で女装メス堕ちが似合いそうなイメージ。