kagemiya@ふたば - 姫鶴一文字
「…あなたは、どんな私でも、美しいと言ってくれますか」

【基本情報】


【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【真名】姫鶴一文字
【性別】女
【身長・体重】162cm・42kg
【肌色】ほぼ白に近い薄肌色
【髪色】烏羽色の膝までの長髪
先端のみが急激に白くなっている
【瞳色】オレンジに近い朱色
【スリーサイズ】69・50・70
【外見・容姿】ほっそりとした鶴柄の和服の女性
鍔のない日本刀を二本持つ
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:C 耐久:E- 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:E 宝具:B

【キャラクター画像】

【クラス別スキル】

対魔力:C

中程度までの魔術を無効化する。

騎乗:B-

持ち主の騎乗能力を多少受け継いでいる。
馬ならば完璧に乗りこなすが、それ以外は中の上といったところ。

【保有スキル】

気配遮断:A

刀剣に宿った魂である彼女は、刀のみを残して肉体は完全に消失させる事が可能である。
刀が残ってしまうためAランク止まりだが、本体の遮断具合だけならEXランクと言っても良いだろう。

魅了:C++

洗練された、人の心を惹きつける風貌により、交渉や同盟などに有効な効果をもたらす。
また、上杉謙信、明治天皇に気に入られた逸話から、神性もしくは「神」と名の付くスキルを持つ者に対してはより強烈な効果を示す。

被虐体質:E

全く守備力の上昇はなく、ターゲットを集中させる効果もない。
どこか他人が「虐めたくなる」気配を持つので、一応スキルとなっている。
しかし、人によってはそれが「守ってあげたい」に転じることもあるので、やはり被虐体質と呼べるかは微妙かもしれない。

【宝具】

『真贋双翼(しんがんそうよく)』

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:2人
二本同時に刀を振るい攻撃をした場合、その攻撃に効果を付与する宝具。
二本の刀は元来同じ刀であり、その双方が彼女であるが故に、どちらか一方でも当たれば両方の斬撃が同時に当たったことになり相手に二つの傷を与える。
無論、二発両方当たっても四発にはならない。

【Weapon】

『姫鶴一文字・真(しん)』と、それより2センチほど短い『姫鶴一文字・偽(ぎ)』の二本の『姫鶴一文字』を持つ。
これは彼女本人により命名された名前であり、実際には双方とも本物と言うべきものである。

【解説-歴史】

鎌倉時代に打たれた太刀で、鍔のない拵が特徴。
戦国時代には上杉家が所有しており、上杉謙信、景勝の愛刀であった。
のだが、ある時謙信は、実際に戦場で使うには少々長いとして、研ぎ師に磨り上げをして刀身を短くするように命じ、研ぎ師にこの刀を預けた。
ところがその夜、預かった研ぎ師の夢に美しい姫が現れ、「磨り上げをしないでくれ」と懇願した。
不思議に思い名を聞くと「鶴」と名乗った所で夢は終わったが、その話を刀剣管理役に相談した所、彼も同じ夢を見ていた、と話した。
そこで二人は謙信にこの話を伝え、無事に磨り上げは中止になったという。
ついでを言うと戦場でも使われなかったようだ。
この一件から姫鶴一文字と呼ばれるようになったというのが通説である。 

だが、その頃の押型(刀の魚拓のようなもの)と比べると、現存する刀身は2センチほど短く、また研磨の跡も存在している。
おそらく江戸時代に上杉家の誰かが研がせた、とされている。

後の明治、明治天皇が巡幸中に上杉家に立ち寄った際には、刀剣愛好家だった明治天皇が数々の名刀の中でも最も美しいと語り、押形を持ち帰ったという逸話もある。
ちなみにこの時明治天皇は、刀に夢中になりすぎて翌日の予定をキャンセルした。

戦火による焼失こそ免れたものの、現在は様々に所有権が転々としており、選挙などでいらない子扱いされる事もあったりしたりと、なかなかに薄幸な経歴の持ち主である。

【解説-サーヴァント】

で、その刀に宿っていた鶴という名の姫が、彼女である。
正確には刀に魂が生まれて、それが鶴と名乗っている状態。
なぜ誕生したのかは自分でもよく分かっていないらしいが、刀身と感覚を共有しており、兎に角痛いのは嫌だったから磨り上げを拒否しようとしたら夢に侵入できた、というのが最初の記憶であるらしい。

なにかと十分な逸話を持っていた為か、未来の、刀が破損する際に英霊の座に上がることが出来た存在であるらしい。
が、基本刀で蔵と展示室しか見てないので未来の記憶はない。

二本の自分を持って召喚に応じるのは、磨り上げられる前の自分こそが真の自分だと信じているから。
でも、今…というか最後の自分も、色々褒められたりしたので捨てられない。
なので、両方持ってきた。

同じ刀なので因果的に同調しているらしく、宝具という形でその効果が現れている。

しかし、彼女は刀そのものである。
刀が受けたダメージは彼女も受け、彼女の受けたダメージは刀にも累積する。
また、刀同士のダメージも共有される。
そういった点からとにかく耐久面が貧弱なので、使役の際には細心の注意を払ってあげよう。

【人物・性格】

薄幸の美人、とはまさにこれ、とにかくもう見てられないくらい悲しいオーラを発している。
少し何か話し掛けると、すぐ「私なんて…」と言って落ち込んでしまうネガティブ思考。
色々とめんどくさい子だが、戦闘能力自体は一応けっこう高い。
が、下手すればマスター以下の耐久力を持つ彼女を前線に出すのはかなり危険である。

一応、外見や中身を執拗に褒めてあげるとよく懐き、献身的に尽くしてくれたりするが、なんせ耐久がアレなのですぐに力尽き、逆にマスターが彼女に魔力をあげることになるだろう。

とかく残念な性能&性格だが、愛さえあれば何とかなる…かもしれない。

イメージカラー:半透明の白
特技:切ること
好きなもの:優しい人
嫌いなもの:優しくない人
天敵:攻撃
願い:自分に自信が持ちたい


【一人称】私、鶴
【二人称】あなた
【三人称】○○さん、御館様(輝虎)、陛下(明治天皇)

マスターのことはご主人様と呼ぶ。

因縁キャラ

上杉輝虎
「優しい方ですが……私、大事にされているから使われていないという事にしないと心が折れてしまいます…だから、あまり会いたくないです…」

武田鯖
「御館様の好敵手ですが……今の私にはどうすることもできませんし……するつもりも、ありません」

スサノオ
「なぜか、何かと気にかけて下さる方です……。ですが…どうも、同じ…いえ私なぞと比べるのはおこがましいのですが……刀剣の魂の気配を、感じます…。今度、尋ねてみましょうか……?」

祢々切丸瀬登太刀
「刀が、独りでに…!?……あ、いえ…私も、似たようなものですが……少し、羨ましいです」

【台詞】

イメージCV:金元寿子

「…姫鶴、一文字です…。セイバーとして現界、しました……」

「頑張ります…頑張りますが……期待はしないでください……」

「…我が翼は二つで一つ……片翼を避けたのみで、逃れられると思わないで下さい……!」

【FGO風台詞】

【FGO風ステータス】

【コメント】

耐久E-を刀と刀と本体で1/3した程度の耐久
お酒はさっぱりしたのが好きだけど割と酔えれば気にしない面もある
一度落ちるまではとても酒に強いが一度落ちるととても早く泥酔する