kagemiya@ふたば - 竜姫リンドヴルム

基本情報

【元ネタ】『スピンドルストンの醜い竜』
【CLASS】ファニーヴァンプ
【真名】竜姫リンドヴルム
【異名・別名・表記揺れ】「スピンドルストンの醜い竜」、竜王女、王の息子の娘、おぞましい竜
【性別】女性
【身長・体重】155cm・??kg(竜化の具合により変化 人間時は38kg)
【スリーサイズ】80/55/81
【髪色】淡いピンクのグラデーション 【瞳色】毒々しい緑
【外見・容姿】竜の意匠があしらわれた綺羅びやかなドレス
【地域】イングランド
【属性】混沌・悪
【その他属性】人型・竜・愛する者・女性・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:B+ 耐久:D+ 敏捷:C- 魔力:C 幸運:A 宝具:C
◆完全フリー素材◆

この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!

【クラス別スキル】

毒婦:C

 傾国の才能、他者へ擦り寄り、浸け込み、誑かし、陥れる“悪女”の武器。
 裏切りや謀反、悪事を行う際に判定の補正を獲得。また敵対者や対象にその意図を気づかれにくい。
 美貌値や魅了値にも補正を得られるが、その“毒婦”としての素顔を曝け出した時点で効果は失われる。

【保有スキル】

竜の息吹:B-

 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。本人の気分で効力が左右するためランクが安定しない。
 ソニックブームやファイアブレスのようなものではなく、超高音で相手の聴覚を揺さぶる“シャウト”に近い。

変化:C

 肉体的な変身。魔術ではなく呪術の一種で、かつて魔女から受けた呪いが変質したもの。
 竜人といった風貌にまで変化できるが、完全な竜になるには宝具による効果が不可欠となる。

三度の接吻:EX

 史実に於ける逸話に由来。竜姫は王子である兄からのキスを三度賜り竜化の呪いを解いた。
 その為、竜姫はバッドステータスを受けたとしても、想い人……基本的にはマスター……から三度キスをされることにより、デバフを打ち消すことが可能。
 しかし本人はその気持を口に出さず、体外的に判断することは出来ないため、使用するには彼女の「乙女心」を理解する必要がある。

【宝具】

竜姫特権レンオアム・ビディ

ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人
 幻想種の頂点たる竜の姫。そんな彼女が下す“命令”は、低級の令呪に匹敵するほどの強制力と束縛力を備える。
 端的に言ってしまえば「強烈なワガママ」。毎朝7頭分のミルクを要求し、毒を吐きながら大地を荒らし回ったという王女の「願いを叶えさせる」力。
 自軍の、自分よりも立場が低い手下に対しては効力を発揮するが、自分のような「サーヴァント」に対しては一切の効力を発揮しない。
 また、真名開放を行うことで本来の竜姫としての姿――――即ち「リンドヴルム」としての姿を取り戻し、伝承の通りに周囲を暴れまわる“権利”を獲得する。
 余談だが、リンドヴルムとしての彼女の姿は……とても醜い。竜じゃなく蛇なのでは?蛇としても不細工すぎるのでは?と疑問を抱かれるほどに醜い。

美しき声には毒があるスゥーム・ポイズン

ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1-30 最大捕捉:50人
 文字通りの“毒舌”、或いは煽りの技術。第一宝具が「味方へ向けた口説」であるなら、こちらは「敵へ向けられた口説」である。
 「悪役」として在ることを宿命付けられているこの幻霊は、その言動や立ち振舞全てが「悪役」としてのモノになり、言葉一つにも微量の毒が混じってしまう。
 無意識のうちに発動する呪いめいたもの。彼女の言動を耳にしてしまった場合、毒物判定により微量のスリップダメージを受けてしまう。
 但し最低ランクである事とその効力の広さが災いし、基本的に対魔力を有していれば無効化可能。そうでなくとも魔力値がDもあれば対抗は容易い。
 一方でマスターのような生身の存在には脅威となるため、予めの対策が必要である。

【Weapon】

惡ノ竜エヴィル・ドラゴニカ

 局地的に「竜」を具現化させることで、体の一部分を竜化させる武装の一種。
 翼や尾、鉤爪など、竜としての力を遺憾なく発揮出来、発動中は筋力と耐久値に補正を得られるが敏捷値が低下してしまう。

【解説】

イングランド・ノーサンバーランド地方に伝わる伝承の一つ、『スピンドルストンの醜い竜』。
一般的な“ドラゴン”ではなく、翼を備えた“リンドブルム”或いは“ワーム”に該当し、欧州に伝わる竜伝承では比較的メジャーな物語。
ドラゴンメイドとも呼称されるが、これは「ドラゴンの従者」という意味ではなく、「ドラゴンに変えられた少女」という意味合いである。

美しく徳を携えた姫が、その美しさを憎んだ女王及び魔女により呪いを掛けられ“竜”へと変身。
見るも醜い竜へと成り果てた王女は、怒りのあまり毒の息を吐き地を荒らし周り、毎朝大量のミルクを要求して暴れまわる。
そんな中、彼女の兄である王の息子チャイルド・ワインドは、言伝でこの竜の噂を聞き「自分の妹に違いない」と遠征先より帰省。
女王や魔女の追手も撃退して無事竜の元へ辿り着いたチャイルドワインドに、彼女は「三度の接吻をして欲しい」と王子へ懇願。
そうして三度のキスを交わした竜姫は、無事元通りの姿に戻り、女王と魔女は醜いカエルの姿に変えられてしまったという。

【人物・性格】

徹底的利己主義自己愛性竜姫少女。
贅沢や我儘はお手の物。世界は自分を中心に回っていると信じており、他者を振り回しては災いを引き起こすナチュラルボーン・トラブルメーカー。
他者の心情を理解せず我を押し通すタイプで、それでいて自分の気持ちを理解できない人には強く当たる。
また典型的なスイーツ脳であり、口では「お兄様が一番」と語るものの、少し優しくされたりカッコイイ行動を見てしまうとコロリと堕ちてしまいがち。

……このように、竜姫は単なる恋愛脳の少女に過ぎず、“毒婦ファニーヴァンプ”としての性格は持ち得ない。
そんな彼女が何故このクラスを得たのかは……単純に「権限ある女性で」「その力で暴れまわり」「国を滅ぼしかけて」「“毒”を操った」者であるためだ。

真名は「スピンドルストンの醜い竜」だが、これは真名というよりも題名・二つ名に近く、本人は主に「竜姫リンドヴルム」或いは「竜姫」を真名としている。


イメージカラー:ビビッドパープル
特技:言うことを聞かせること
好きなもの:わがまま、好き放題
嫌いなもの:節制、我慢、自分より偉い人
天敵:“魔女”、竜殺しの逸話を持つ者
願い:「私を中心に世界を回すの!」

【一人称】私 【二人称】アナタ、キミ、アンタ(敵対者) 【三人称】あの人、あいつ、クラス名呼び捨て

【因縁キャラ】

チャイルド・ワインド:お兄様にして王子様、そして憧れの人。
 竜娘近親キスとか拗らせ過ぎでは……?と思わなくもないが、英霊となってなお彼を思う気持ちに変わりはない。
 が、如何せん惚れっぽく恋愛脳な竜姫なため、彼への思いは変わらないが「それはそれとして」他の者にうつつを抜かすことがある。
 基本的には「お兄様」と呼ぶが、三人称の場合は「私のお兄様」「愛しの王子様」「あの人」「彼」等、よくブレる。

竜王子リンドヴルム:お兄様に次いで憧れの人。
 似た出自を持ち、共に「リンドブルム」伝承で伝えられる竜であることから、一方的に熱い視線を向けている。
 というか、英霊の座では彼に熱視線を向けることが多く、よく彼のあとをついて回ったりする。
 ……英霊となり、その“竜”の力を正しく使おうと心がける彼の在り方は、英霊となって尚“毒婦”でしかいられない竜姫には眩く映るものである。

『羊飼い』:天敵。見ていると心を掻き毟りたくなるほどに苦手な少女。
 ――――――その性格も、思想も、立場も、“役割”も、全てが間逆であるがゆえに相容れない。
 出逢えば金切り声で思いつく限りの批判の言葉を並べ立てるが、王族故なのか育ちの良さが目立つ語彙となっている。

泥秋葉原のモンスター:姫繋がり、「声」繋がり、また多少ではあるがドラゴン繋がりで縁を持つ。
 曰く「電子の歌姫!?私以外が姫を名乗るなんて許さないわ、私だけがお姫様なの!この私が!『世界で一番お姫様ワールド・イズ・マイン』なのよ!」

【コメント】

EXTRAでちょこっと言及されたクラス!
イメージ的には残酷要素とか抜いたエリちゃん