株式会社キャメル珈琲(キャメルコーヒー)は、東京都世田谷区代田に本社を置く企業である。
主に自家焙煎のコーヒー豆およびコーヒー関連商品や輸入食材、製菓材、酒類を販売する店舗「カルディコーヒーファーム」の経営を手掛ける。また、卸売やコンサルタント以外にも、レストランやカフェを運営している。

会社概要

会社名株式会社キャメル珈琲
本社所在地東京都世田谷区代田2-31-8
設立昭和52(1977)年9月
決算期8月31日
代表者代表取締役 尾田 信夫
資本金5,000万円
従業員数8,600人(パートタイマー7,200人含む)〔2018年8月期〕
連絡先株式会社オーバーシーズ〔食品及びワインの輸入業〕/株式会社もへじ〔国内商品取扱い〕/CAMEL COFFEE THAILAND CO.,LTD./KALDI THAILAND CO.,LTD./株式会社KOWAKE/株式会社キャメルフロンティア/株式会社キャメルファーム/株式会社キャメルキッチン〔飲食店の経営〕/台灣咖樂迪(台湾カルディ)股份有限公司
事業内容1. こだわりのコーヒー豆、輸入食材、酒類の小売
(1)直営小売店:国内421店舗 カルディコーヒーファーム(2018年8月現在)
(2)インターネット上での通信販売:カルディコーヒーファーム 公式オンラインショップ/カルディコーヒーファーム 楽天市場店
2. こだわりのコーヒー豆、業務用食材、酒類の卸売:卸売事業部(東京・名古屋)
3. 飲食店の経営
(1)レストラン部門:【国内6店舗】ピッツェリア トニーノ(東京都・下高井戸)/HAGAREワインバー
(2)カフェ部門【国内6店舗】【海外4店舗】

概要

  • 1977年9月の設立当初は、喫茶店向けコーヒー豆の卸売を中心に営業していた。
  • 1986年、小売店舗として「カルディコーヒーファーム」第1号店(現:下高井戸店)を開店する。
  • 2000年9月、仙川店のリニューアル以降、カフェ部門を併設した複合店舗を展開。
  • 2006年3月、タイ・バンコクに「キャメル珈琲・タイランド」を開店する。
  • 2010年10月、カルディコーヒーファーム直営店舗数が200を越える
  • 2010年8月時点で、日本国内にレストラン・カフェ5店舗、海外にレストラン・カフェ5店舗を展開している。

展開する店舗

  • カルディコーヒーファーム
  • カフェデリツィア:仙川、さいたま新都心
  • ピッツェリア・トニーノ:下高井戸、イタリア・ボローニャ
  • カフェカルディーノ:ららぽーと柏の葉
  • カルディバッコ:ミウィ橋本内にあった酒類専門店舗。同ビル内にあったカルディ橋本店と統合され消滅。
  • 珈琲らくだ屋:小田急線世田谷代田駅南口
  • CAFE KALDI:タイ・バンコク、ネパール・タメル

カルディコーヒーファーム

キャメル珈琲の根幹を成す小売店舗である。
名称はコーヒーの歴史におけるいくつかの起源説のうちの一つ、「エチオピアのヤギ飼いの牧人カルディ(KALDI)が山でコーヒーを食べたヤギが興奮状態になることに気づいたことから発見」に縁るもので、店舗内装飾や看板、紙袋をはじめ、オリジナル商品やオリジナルグッズなどに、このヤギとヤギ飼いカルディを模した統一デザインが採用されている。
このヤギのキャラクターには「ヤギべえ」という名前がついている。
オープン初期の店舗は、さほど広くない店内に大量の輸入食材が雑然と陳列され安売りディスカウント店的風情だが、1998年頃から上記デザインに統一して店舗改装されて高級感のある食材店を目指す。
現在は、カフェを併設する複合路面店舗や、丸井、ららぽーと、ゆめタウン、イオングループ系列のショッピングセンターや駅ナカへテナント出店が多く、日本では福井県、鳥取県を除く45都道府県で店舗展開する「洒落た雰囲気」の輸入食材・コーヒー豆店として人気を博している。
店舗スタッフは女性のみで構成されて店長など管理職位も女性だが、カフェなどには男性スタッフも見られる。

コーヒーサービス

店頭では頻繁にコーヒーが紙コップでサービスされ、客はそのまま店内を回遊する。
店の入口では、このコーヒーをもらうために長蛇の列をつくるといった光景を目にすることができるが、サービスされるコーヒーは客への試飲が目的ではなく、あくまでも来店客への「おもてなし」のために振る舞われているという。
コーヒーは一番人気のオリジナルブレンド「マイルドカルディ」で、夏場は「アイスブレンド(冬はイタリアンローストの名称で販売)」を使ったアイスコーヒーが振る舞われる。
いずれも砂糖とミルクがたっぷり入った状態で渡されるが、ブラックや砂糖なしなど、スタッフに注文をつけると対応してくれる。
来店客数が多いことから常にコーヒーを補充しており、ほぼ淹れたてを味わうことができる。
常に淹れたてを振る舞うためにコストはかかるが、店内の回遊率を上げる効果が期待できるため、最近ではこうした店頭でのコーヒー試飲サービスを取り入れる同業態の店舗も増えてきた。

他の全般的特徴

暗めに抑えた店内照明だけではなく、冷蔵棚や冷凍棚の設置をできるだけ最小限に抑えるなど光熱費の支出を減らす工夫が多く見られる。
取り扱い銘柄がさほど多くはない缶ビールや冷凍食品、一般にスーパーやコンビニで売られている全国大手食品メーカー品よりやや価格が高級なアイス氷菓、他にごく一部の銘柄のワイン陳列用にのみ設置されており、大半のワインやソフトドリンク全般、他、真空パック封入されたデザート類(ゼリーや杏仁豆腐、あんみつや水羊羹など)や漬物類は常温で棚に陳列されている。
レジの中や奥で別途冷却している訳でもなく、そのため、夏場の暑い日に飲みたい缶ジュースを店内で発見しても、購入した直後にすぐ飲用して涼を取ることはできない。
常温での飲用・飲食に向いていない缶ビール以外の食品については、購買客自身がいったん自宅冷蔵庫で自前冷却させることが前提となっている。
冷蔵棚と冷凍棚の店内最小限設置については、前述で述べた光熱費節約の他、店内レイアウト・デザイン基調色である焦げ茶色への統一性を高める効果も見られる。

半額セール

年に一度、オープン記念日にほとんどの店舗でコーヒー豆の半額セールが行われる。

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