【空欄】政府の経済活動と租税

政府の経済活動

１．【¹ 財政】

　・・・政府の経済活動のこと

２．国の予算（一般会計予算）

　①【² 歳入】・・・政府の収入。約90～100兆円
　　●【³ 租税・印紙収入】・・・所得税、法人税、消費税など。約45～50％

　　●【⁴ 公債金】・・・国の借金。45～50％

　②【⁵ 歳出】・・・政府の支出。約90～100兆円
　　●【⁶ 社会保障関係費】・・・約30％　高齢化で負担増大

　　●公共事業関係費、文教･科学振興費、防衛関係費

　　●【⁷ 国債費】・・・借金の返済。約25％

　　●【⁸ 地方交付税交付金】・・・地方への補助金。約18％

◆【⁹ 財政投融資】
　・・・政府が債券を発行して調達した資金を、高速道路や
　　　空港の建設のために政府関係機関や地方公共団体に
　　　貸し付ける制度。【¹⁰ 第二の予算】とよばれてきた

◆【¹¹ 公債】
　・・・税収の不足をおぎなうために発行する債券。借金となる

　 ●【¹² 国債】・・・国が発行する【¹¹ 公債】
　 ●【¹³ 地方債】・・・地方公共団体が発行する【¹¹ 公債】

税金

※税金は、【¹⁴ 租税】ともいう

●【¹⁵ 納税者】・・・税金を納める義務のある人
　　　　　　　　　　※税金を納める手続きをする人

●【¹⁶ 担税者】・・・税金を負担する義務のある人

１．税金の分類

●【¹⁷ 直接税】・・・納税者と担税者が同じ税金
●【¹⁸ 間接税】・・・納税者と担税者が異なる税金
　　⇒消費者が【¹⁶ 担税者】、生産者や販売者が【¹⁵ 納税者】となる

●【¹⁹ 国税】・・・国に納める税金
●【²⁰ 地方税】・・・地方公共団体に納める税金

２．税金の種類と制度

①国税
　直接税：【²¹ 所得税】、【²² 法人税】、【²³ 相続税】など
　間接税：【²⁴ 消費税】、【²⁵ 関税】、たばこ税、酒税、揮発油税など

②地方税（都道府県税）
　直接税：【²⁶ （都）道府県民税】、自動車税、事業税など
　間接税：【²⁷ 地方消費税】、都道府県たばこ税、ゴルフ場利用税など

③地方税（市町村税）
　直接税：【²⁸ 市町村民税】、固定資産税、軽自動車税など
　間接税：市町村たばこ税、入湯税など

◆【²⁹ 累進課税】
　・・・収入が多い人ほど税率が高くなる制度
　⇒【²¹ 所得税】などで導入されている

◆消費税などの間接税は、収入に関係なく同じ金額の税を負担
　するため、低所得者の負担が大きくなる
　＝【³⁰ 逆進性】がある

政府の仕事

【³¹ 財政】の役割

①市場では供給されにくいものを、政府（国や地方公共団体）が、
　税金をもとに【³² 公共事業】などを通して供給する

　●【³³ 社会資本】
　　・・・社会全体に必要とされる施設・設備のこと。
　　　　インフラ（インフラストラクチャー）ともいわれる
　　例）道路、港湾、学校、公園、図書館など

　●【³⁴ 公共サービス】
　　・・・社会全体に必要とされる公共性の高いサービス
　　例）警察・消防、教育、福祉、医療など

②【³⁵ 所得の再分配】
　・・・【²⁹ 累進課税】制度や【³⁶ 社会保障】制度によって、
　　　所得の多い人に多く税金を負担してもらい、
　　　所得の少ない人や失業者などに給付を行う

③経済の安定化
　・・・増税・減税、公共支出の増減などを通して、
　　　景気の調整をはかる（＝【³⁷ 財政政策】）

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