話がつまらなかったとかストーリーが崩壊している、といったわけではない。
ストーリー自体は短くはあるものの熱く中身の詰まったいい話だったと言えるだろう。
しかし、下記のような不満点がパッと挙げられるようなイベントであったことも事実である。
- クロデブとソルバンがクロスオーバーしてどうなるかと思いきや、実際は銀行でエニィとクランが大活躍する話であり、ヴィレスとラシュリィは二人ほど活躍しない。
- とはいえソルバン側は舞台に招く側で人数も多く、逆に少数で目的を持って乗り込んだクロディラ側がフューチャーされるのはそこまでおかしいことではなく、また両者や他のメンバーもそこまで活躍していないというわけでもない。
- が、それでもガチャ枠でないクランよりストーリー上で焦点が当たっていないのはどうなのだろうか…。
- クロデブ4では全員掛かりでなんとかなったヅェムヌァグヅなのに、エニィたち+資産魔法で互角にやりあっている、と明らかにヅェムヌァグヅが弱体化。
- ただし、これは今回のヅェムヌァグヅは本体ではなく端末である。同じぐらい苦労した場合はむしろそっちのほうがおかしいとも言える。
- また、全力のエニィが他異界の力である資産魔法を複数使って強化されているという時点で前と比較しにくく、明確に弱体化しているとまで言うのも難しい
- クランもエニィ並に活躍しているのにガチャで新カードがない。
- ヴィレスとラシュリィより焦点が当たっているにもかかわらずガチャどころかイベント内の報酬としてもないことへの違和感は強い。
- またヴィレラシュもイベントで使用していた旧神殺しが装備できないといったイベントと設定のちぐはぐが見られる。
約半月の何もない期間で高まった期待に対する回答が、おせにゃん#127ではこれまでと同じような頻度
*1での異界のクロスオーバーといいつつ実際はミニイベントでのクロデブの後日談であった。
これは銀行が好きな人にとってはキャラに焦点が当たることが少ない上に銀行要素が十全に活かされているとは言えず拍子抜けであるし
*2、クロデブそのものが好きな人にはエニィとクランしか活躍しないと、なんとも中途半端な感じに終わってしまった。
もっとどちらか、或いは両方に力を入れていれば両者のファンもより楽しめたのは間違いない。今回のように浅めのクロスオーバーが多発するようでは、ただ二つの人気イベントを組み合わせれば人気が増す、人気キャラばかりを活躍させればよいというような雑な思考でやっていることを疑わなければならなくなるだろう。
このストーリー自体はよく言えば、約1年前の決戦のドルキマスで危惧された、今後元帥がほかの異界に登場して無双して帰っていくというような懸念が、招かれた側の異界の人物がそこまで無双するわけでもなく一安心といったところだが
*3、一方でこれは銀行側の見どころがやはり少ないという点から考えると極論を言ってしまうと銀行いる?に半ばなっているという点は懸念が当たっているともいえる。
別の言い方をすれば今まで黒猫氏が担ってきた部分を銀行にしただけともいえる
*4ため、いるかで言えば間違いなく必要ではあるのだが……。
ちなみにストーリーはミニイベントなのでいつもの半分くらいになっている。オートで1時間くらい。
ミニイベントだと大体いつもこのくらいなので短くはなってはいない。なってはいないが…おせにゃん#127の時ミニイベント化といったこと言ってなかったよな…。
今回クランが活躍したのに限定化しなかったのはGA2021の投票結果によるものという説もある。(エニィ(約380万票)、ラシュリィ(約660万票)、ヴィレス(約570万票)、クラン(32,105票))
ちなみに他の銀行のメンツはルダン以外は200〜300万票、ルダンだけ150万票。クロデブのメンツは15万〜40万票程度。
補足すると、銀行メンツは投票期間と銀行2開催が被っているため票が多くなって当然であり、特別「クロデブ勢少なすぎじゃね?」ということはないが……
あかん、クラン人気ない
また、補足するとエニィは4周年頃からずっと運営のごり押し(今回で11体目のエニィ(配布3、ガチャ8、相互1。イベント化+GAで選ばれているリフィルだとかクレティアより種類が多い!))が続いておりそれゆえに順位が上がった説が存在する。St.Vt2021にも登場したリザよりも200万票ほど獲得票数が多い。
ちなみにクランは次回の魔道杯でエリスレアとのタッグカードではあるが60万pt報酬精霊となる予定。フォローはなされている……といえるか。