古今東西のライトノベルにタグを付けて自分に合った1冊を見つけやすくするのが目的です。

作者:乙一

2002年に出版された『GOTH リストカット事件』で、第3回本格ミステリ大賞を受賞し、ライトノベルから抜け出した人気を誇った。

作品は残酷さや凄惨さを基調としたものと、切なさや繊細さを基調としたものの、2つの傾向が存在している。

今でもライトノベルに対する愛着心は有り、ライトノベルのおかれている現状を憂いている。
ちなみに本人は、自身の小説と比較してライトノベルが劣っているという評価を好ましく思っていない。

特に影響を受けたライトノベル作品として麻生俊平の『ザンヤルマの剣士』シリーズを挙げている。

単行本・文庫
 夏と花火と私の死体(集英社、集英社文庫)
 天帝妖狐(集英社、集英社文庫)文庫版では内容が大きく改稿されており、ほぼ別の作品となっている。
 石ノ目(集英社) / 平面いぬ。(「石ノ目」の文庫化 集英社文庫)
 失踪HOLIDAY(角川スニーカー文庫)
 きみにしか聞こえない CALLING YOU(角川スニーカー文庫)
 暗黒童話(集英社、集英社文庫)
 死にぞこないの青(幻冬舎文庫)
 暗いところで待ち合わせ(幻冬舎文庫)
 GOTH リストカット事件(角川書店)
 GOTH 夜の章(「GOTH リストカット事件」の分冊文庫化 角川文庫)
 GOTH 僕の章(「GOTH リストカット事件」の分冊文庫化 角川文庫)
 さみしさの周波数(角川スニーカー文庫)
 ZOO(集英社)
 ZOO1(「ZOO」の分冊文庫化 集英社文庫)
 ZOO2(「ZOO」の分冊文庫化 集英社文庫)「むかし夕日の公園で」単行本版『ZOO』には収録されておらず、公式サイトで公開されていた短編小説(現在は公開中止)。
 くつしたをかくせ!(光文社、絵:羽住都)現在のところ作品中で唯一の絵本である。
 失はれる物語(角川書店、角川文庫)ボクの賢いパンツくん、ウソカノ:文庫版のみ
 小生物語(幻冬舎、幻冬舎文庫)筆者のホームページ、及び幻冬舎のwebページにて連載していたエッセイをまとめたもの
 とるこ日記〜“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記〜( 集英社)定金伸治・松原真琴との共作。web連載を大幅に加筆修正。「毒殺天使」は書き下ろし。
 銃とチョコレート(講談社ミステリーランド)
 山白朝子短篇集 死者のための音楽(山白朝子名義 メディアファクトリー)
 “The Book”jojo's bizarre adventure 4th another day(集英社)ジョジョの奇妙な冒険Part4・ダイヤモンドは砕けないの後日談をノベライズしたもの。
 百瀬、こっちを向いて。(祥伝社、祥伝社文庫)
 GOTH モリノヨル(角川書店 写真:新津保建秀)
 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない(角川つばさ文庫 イラスト:SHEL)
 吉祥寺の朝日奈くん(中田永一名義 祥伝社)
 魔界探偵冥王星O ヴァイオリンのV(越前魔太郎名義 講談社ノベルス)
 なみだめネズミ イグナートのぼうけん(集英社 イラスト:小松田大全)
 しあわせは子猫のかたち(角川つばさ文庫 イラスト:SHEL)
 箱庭図書館(集英社)集英社サイト「オツイチ小説再生工場」で書かれた短編をまとめたもの。公募された原稿を、リメイクするという読者参加型企画である。応募作はサイト上で読むことができる。

単行本未収録作品
 動くおもちゃ(小説すばる、2000年8月号)
 妻の電話(小説すばる、2000年8月号)
 神隠し(小説すばる、2000年8月号)
 祝福された水(ダ・ヴィンチなど)リンク先で公開されている。
 F先生のポケット(ファウスト vol.2)
 子供は遠くに行った(ファウスト vol.4)
 誰にも続かない(ファウスト vol.4)乙一・北山猛邦・佐藤友哉・滝本竜彦・西尾維新によるリレー小説。
 窓に吹く風(ファウスト vol.6 SIDE-A)
 UTOPIA(ライトノベルを書く!)袋とじ形式で執筆のメイキングも収録されている。
 ジョジョの奇妙な冒険 テュルプ博士の解剖学講義(読むジャンプ)Part4のノベライズ作品だが、『The Book』には未収録。
 おじいさんのひげのなか(BALLAD issue#1)
 電車のなかで逢いましょう(U-cafe オツイチ特集号)
 ベッドタイム・ストーリー(星海社Webサイト『最前線』、イラスト:釣巻和)
 きのぼりごはん(BALLAD #issue2)

アンソロジー
 階段(角川スニーカー文庫『悪夢制御装置』に収録)
 この子の絵は未完成(新潮文庫『七つの黒い夢』に収録)
 物語製造装置(ブルース・インターアクションズ『2027 ボヤボヤしてたら、すぐやってくる。2027年のお話。』に収録)

原案
 密室彼女(2006年、劇団、本谷有希子)出版はされていないが、上演時に会場において、乙一本人による小説形式のプロットが無料で配布された。
 少年少女漂流記(小説すばる)著者名は古屋×乙一×兎丸(古屋兎丸が作画、乙一が原作)。単行本は、2007年2月26日発売(集英社)。

映画
  映像作品においては、本名の「安達寛高」名義で作品を発表している。
 二花子の瞳 〜にかこ、の、ひとみ〜(2002年)佐藤圭作監督作品。脚本:佐藤圭作・安達寛高。
 プールで泳いだ帰り道(2002年)
 上映時間5分間の自主製作作品。監督・脚本:安達寛高。
 立体東京(2007年)赤緑メガネ(アナグリフ)を用いた3D作品。ゆうばり応援映画祭にて上映。その後、桜井亜美との上映イベント「東京小説〜乙桜学園祭〜」としてレイトショー公開。監督:安達寛高。
 ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜(2009年)佐藤信介監督作品。脚本:安達寛高、佐藤信介。
 一周忌物語(2009年)桜井亜美との上映イベント「天体小説〜乙桜学園祭2〜」で公開。監督・脚本:安達寛高。
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