作者:円居 挽
絵師:純
レーベル:講談社BOX
「問おう黄龍師、お主の心は?」
「五戒に誓って、曇りなし」
「良き哉」
「問おう青龍師、お主の心は?」
「一世を賭して、偽りなし」
「良き哉」
「問おう御贖、お主の心は?」
「三途を眺めて、憂いなし」
「うむ、良き哉」
「双龍、存分に参られい!」
祖父殺しの嫌疑をかけられた城坂論語は、
変幻自在の論客が丁々発止の応酬を繰り広げる私的裁判“双龍会”の被告となる……容疑を解くためではなく、
事件当日、屋敷の一室で2人きりの甘く濃密な時間を過ごした謎の女性“ルージュ”と再会する、ただそれだけのために……。
全てが計算ずくのSo Cool!達者だねぇ。 作家:麻耶雄嵩
これほど才気煥発で艶かしい会話を書ける新人 は滅多にいない。 ミステリ評論家:千街晶之
文庫化決定、講談社文庫より9月14日発売「講談社BOX版とはまた違った仕上がりになる予定」
続編に烏丸ルヴォワール
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