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作者：鳥居 羊
イラスト：都森すみと

HJ文庫が満を持して放つ本格異世界召喚ファンタジー。
交通事故的なものに巻き込まれたと思ったら異世界に召喚されてしまう。
召喚されたときに代償を支払って能力をひとつだけ大天使から授けられるんだけど、主人公は「言語」をチョイス。異世界人との円滑なコミュニケーションが可能に。
召喚されたのは主人公だけではなく（ゼロの使い魔?形式ではない）　クラスメイトや大人なども含む。
”巨竜城塞”とは文字通り竜（俗に言うドラゴンだけではなく、色々な見た目をしている。鳥とか。）の背中に城塞都市を持ち、世界各国を移動している。
その一つの巨竜城塞に主人公は落ち、そこのお姫様に見初められ〜　的な感じ。　まさに王道。
異世界召喚モノのドキドキワクワク感や、召喚者同士の駆け引き＆バトル。　国家間の構想や渦巻く陰謀など圧倒的スケール。
最近ありそうでなかった王道異世界召喚モノで、かなり綺麗にまとまっている。ガチオヌヌメ。

”パンツ”にまつわるライトノベルは数あれど、それを穿く穿かないをここまで賛美し、シリアスな”文化の問題”に落とし込んだ作品を他に知らない。