アルコールから最大のアナル的利益を得るためには、泥酔Blottoしてはいけないだろう。1杯2杯呑んで、ほんの少し酔いが回るくらいがいい。
薬剤に関する標準的な注意事項には気を配るべきだろう。
「薬剤の使用に関して、安全なレベルというものはない。いかなる薬剤の使用も、いくばくかのリスクを含んでいる。いかなる薬剤も注意深く服用することが重要である」(
豪州医薬品局)
情報を整理しよう。まず、同じ項目に属する他の薬品と異なり、アルコールは世界の大半の地域で合法である。アルコールは何十億とまでは行かないにしても、何億もの人間が毎日消費している嗜好薬剤である。長期的な濫用や暴飲による影響や、アルコール中毒による影響はよく知られている通りであり、アナルセックスの補助として利用したところでそれらの影響は悪化も寛解もしない。
アルコールはヘロインや大麻、あるいはベンゾアジピン系の薬剤や他の精神安定剤と同じく、鎮静剤としての作用を及ぼす。しかし、これらの薬品を摂取することで気分が落ち込むという訳ではない。
「鎮静剤は中枢神経系(脳と脊髄)の作用を低速化し、警戒心を解き呼吸数や心拍数を低下させる」(
豪州国立図書館)
この作用はまさに、アナルセックスに挑戦してはみたいがアナルセックスに関する典型的な問題を抱えている人が望む援助そのものである。(「
アナルセックスにまつわる問題とその要因」を参照)
鎮静剤の表立った作用としては抑制の低下が挙げられ、それによりいかなる不安も(アナルセックスに関するものであろうとなかろうと)軽減される。強硬症患者やうわばみでない限りは、アルコールにより痛覚を取り除くことはできない。アルコールの作用は、神経伝達の速度を緩慢にさせ、それにより硬直反応や筋痙攣を防ぐことである。
ことアナルセックスとなると、鎮静剤は即席でとても有用な作用を施してくれる。内肛門括約筋は自律神経系により神経支配されているため、初心者の思い通りには動いてくれないことがある。この内肛門括約筋の制御が、アナルセックスのために人々が特訓する第一の理由である。アルコールは他の中枢神経と同様に自律神経系にも鎮静作用を及ぼすため、内肛門括約筋に何かを通り抜けさせる際には大きな助けとなる。