日立MB-S1に関する情報

グラフィック色レジスタの機能($FE25、$FE26、$FE27)

アドレスデータビットR/W
FE25D7D6D5D4D3D2D1D0R/W
FE26D7D6D5D4D3D2D1D0R/W
FE27D7D6D5D4D3D2D1D0R/W
グラフィック表示の色レジスタ(B-REG=青、R-REG=赤、G-REG=緑)で、グラフィックRAMへのデータ書き込みおよび読み出しをこのレジスタを介して間接的に行うことができます(グラフィックRAMへの書き込みグラフィックRAMの読み出し参照)。
グラフィック色レジスタをスクロールレジスタとして使用するには、BMSK-COLORレジスタのBMSCビットを"0"、ACTIVE-PLANEレジスタのDWビットを"1"に設定します(間接書き込みモード、3系列同時読み出しモード…スクロールするグラフィックRAMのプレーンはACTIVE-PLANEレジスタに設定しておく)。
グラフィック画面のスクロール時、上記の状態でグラフィックRAMを読み出すとデータはMPUと、ACTIVE-PLANEレジスタで設定したB-REG、R-REG、G-REGにも同時に読み出されます。
そこでスクロール(転送)したいアドレスにMPUに呼び出されたデータをそのまま書き込めばACTIVE-PLANEレジスタで設定されたB、R、Gビットに対応するB-REG、R-REG、G-REGの各レジスタの内容がそのままアドレスにも書き出されます。
このようにグラフィック色レジスタを使用することにより通常3回行なわなければならないグラフィック画面のスクロール処理を1回で行うことができます。

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