日立MB-S1に関する情報

C-REG-SELレジスタの機能($FFD8)[システムモードB]

アドレスデータビットR/W
FFD8MKX/0IGGCRVGRBR/W
C-REG-SELレジスタ(カラーレジスタ)は7ビットで構成され、画面表示を制御する双方向レジスタです。
このうち最上位ビットを除く6ビットがカラーRAMに記憶されます。
IGビット(ビット5)はIG表示を許可・禁止するためのビットでこのビットが"1"のとき、ビット0〜ビット4の設定は無視されます。
  1. 書き込み
    C-REG-SELレジスタにデータを書き込んだ後、表示用メモリに表示データを書き込むと、そのときのC-REG-SELの内容が同時にカラーRAMに記憶されます。
    C-REG-SELに書き込んだデータは次のデータを書き込むまで、あるいは表示用メモリを読み出すまでは保持されます。
  2. 読み出し
    表示用メモリを読み出すと、MKビット(ビット7)の設定が"0"であれば読み出した表示用メモリのアドレスに対応する色情報がカラーRAMから読み出され、C-REG-SELレジスタに設定されます。
  3. MKビットの意味
    システムモードBでは「システムモードB/画面モード?」に示すように表示用メモリとプログラム格納用メモリを一部重複して使用しています。
    表示用メモリ($0400〜$43FF)にプログラムを格納した状態でこのプログラムを読み出した場合、同時にC-REG-SELレジスタの内容も変化し、それまでC-REG-SELレジスタに設定されていた表示用メモリの色情報が破壊されます。
    MKビットは、"1"に設定しておくことにより、プログラムが読み出されても色情報を保持する機能があります。
MKモード
0書き込み可能
1書き込み禁止
GCモード
0キャラクター
1グラフィック
RVモード
0通常
1反転
IG表示モード
0IG表示禁止
1IGを他のモードに優先して表示
GRB表示色
000
001
010
011マゼンダ
100
101シアン
110
111

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