日立MB-S1に関する情報

メモリ空間2
ルーチン番号$F

機能

IG-RAMの書き込み/読み込みを行います。

解説

AccBにキャラクタ・コード、AccAのビット7をリセットして実行すると、IG-RAMから指定されたコードのカラープレーン上でのドット・パターン(8バイト分)をIG-RAMアクセス作業用バッファに格納します。
また、キャラクタ・コードをAccBに、カラープレーンをAccAのビット0からビット2に格納し、ビット7を1にセットして実行すると、現在IG-RAMアクセス作業用バッファに格納されているドット・パターン(8バイト分)をカラープレーンの指定されたキャラクタ・コード上に書き込みます。
IG-RAMアクセス作業用バッファの先頭アドレスは、システム・ワーク・エリア内のPKBUF($F012)に格納されています。

入力情報

AccA:
R/W00000GRB
R/W読み込み/書き込みフラグ
0IG-RAMから読み込み
1IG-RAMへ書き込む
GRBカラーアクセス
100G(緑)プレーンのアクセス
010R(赤)プレーンのアクセス
001B(青)プレーンのアクセス
AccB:IG-RAM上の文字コード
(R/W=1のみ)IG-RAMアクセス作業用バッファ:IG-RAMへ書き込むドット・パターン(8バイト分)

出力情報

(R/W=0のみ)IG-RAMアクセス作業用バッファ:IG-RAMから読み込まれたドット・パターン(8バイト分)

サンプルプログラム

内容

IG-RAM文字コード$50のGプレーン上のドット・パターンをIG-RAMアクセス作業用バッファに格納します。
文字コード$50の各プレーンには以下のドット・パターンが格納されています。
Gプレーン
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
Rプレーン
00        
00        
00        
00        
00        
00        
00        
00        
Bプレーン
AA    
AA    
AA    
AA    
AA    
AA    
AA    
AA    
IG-RAMアクセス作業用バッファPKBUF($F012)が示す先頭アドレス
Gプレーン→FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
100 CLEAR ,&HC000
102 LOADM"USERIG"
110 IG$(&H50)="FFFFFFFFFFFFFFFF","AAAAAAAAAAAAAAAA","0000000000000000"
120 EXEC &HC000

 0 C000                     ORG  $C000
 1           C000   USERIG  EQU  *          --SAMPLE OF "USERIG" ROUTINE--
 2 C000   20 02             BRA  EXEC
 3 C002      50     CHRCD   FCB  $50        CHARACTER CODE IN IG-RAM
 4 C003      04     COLRAM  FCB  $04        "G" プレーン
 5           C004   EXEC    EQU  *          PROGRAM START
 6 C004   E6 8CFB           LDB  CHRCD,PCR  B:CHARACTER CODE
 7 C007   4F                CLRA            A(b7):READ/WRITE FLAG(0:READ)
 8 C008   AA 8CF8           ORA  COLRAM,PCR A(b3-b0):R,G or Bプレーン
 9 C00B 103F                SWI2            CALL "USERIG" ROUTINE
10 C00D      42             FCB  $42
11 C00E      0F             FCB  $0F
12 C00F      39             RTS

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