三輪芳弘とは？経歴/学歴/家族/自宅/興和株式会社の会社概要まとめ

興和株式会社代表取締役社長の三輪芳弘とはどのような人物なのか、学歴や経歴、実績、家族構成、自宅についてまとめました。
また、三輪芳弘のこれまでの就任歴や興和株式会社の会社概要や事業内容についてもまとめて掲載しています。

三輪芳弘とは

三輪芳弘（みわよしひろ）とは、「キューピーコーワゴールド」などの販売元である興和株式会社の代表取締役社長である。
1955年10月30日に愛知県名古屋市で生まれ、慶応義塾大学大学院商学研究科を卒業している。
興和株式会社はユニ・チャーム株式会社に次ぐ国産マスクの生産会社であり、コロナ禍においては、アベノマスクの受注額トップとして名を上げ、マスク不足の解消に取り組んだ。

プロフィール

三輪芳弘のプロフィールは次の通りである。

名前	三輪芳弘
読み方	みわよしひろ
生年月日	1955年10月30日
出身地	愛知県名古屋市
居住地	東京都大田区
学歴	慶応義塾大学大学院
役職	興和株式会社代表取締役社長

三輪芳弘のSNS

三輪芳弘のSNSアカウント。

三輪芳弘の家族構成

三輪芳弘は結婚しており、妻と息子、娘がいる。
三輪芳弘の祖父（三輪常次郎）は興和株式会社の前身の会社である服部商店を再建し、興和を創立した実物である。
その後は歴代社長を三輪一族が務めており、父親の三輪隆康も興和一筋で人生を捧げた。
現在興和株式会社の取締役を務めている三輪晃裕は、三輪芳弘の弟である。その他に妹が1人いる。

三輪家の家系図

三輪常次郎（三輪芳弘の祖父）

　妻：大野千代子
　長男：三輪定治
　二男：三輪晴久
　三男：三輪隆康
　四男：三輪緑四郎
　五男：三輪文雄
　長女：名前不明
　二女：三輪智子

三輪隆康（三輪芳弘の父）

　妻：広瀬純子
　長男：三輪芳弘
　二男：三輪晃裕
　長女：三輪泰子

三輪芳弘

　妻：名前不明
　長男：名前不明
　長女：名前不明

三輪芳弘の自宅

三輪芳弘の自宅は、東京都大田区田園調布にある。
高級住宅街の中でも、ひと際目立つ豪邸である。

生い立ち

三輪芳弘は愛知県名古屋市で、興和株式会社前社長である父の三輪隆康と母の広瀬純子のもとに第一子として生まれる。
大学卒業後は慶応義塾大学大学院商学研究科に通ったため、24歳まで学生であった。

三輪芳弘の学歴・経歴

三輪芳弘の学歴や経歴は次の通りである。
父親同様、慶応義塾大学大学院を卒業し興和一筋で現在まで勤め上げている。

1980年	慶応義塾大学大学院卒業
1980年	興和株式会社入社
1988年	興和紡績株式会社取締役就任
1989年	興和株式会社常務取締役就任興和新薬株式会社副社長就任
1991年	興和株式会社専務就任興和紡績株式会社専務就任
1993年	興和株式会社副社長就任興和紡績株式会社副社長就任
1995年	興和株式会社代表取締役社長就任興和紡績株式会社代表取締役社長就任興和新薬株式会社代表取締役社長就任
2016年	日本一般用医薬品連合会会長就任在名古屋タイ王国名誉総領事就任
2019年	日本セルフケア推進協議会代表理事就任

三輪芳弘の就任歴

三輪芳弘には数々の就任歴がある。

日本一般用医薬品連合会会長
在名古屋タイ王国名誉総領事
日本セルフケア推進協議会代表理事
中京ゴルフ倶楽部株式会社理事
ナゴヤファッション協会副会長

三輪芳弘の実績

三輪芳弘の実績は以下の通りである。

興和株式会社の成長

三輪芳弘は社長就任後、アメリカに米国現地法人を設立し海外進出を果たした。
その後はイギリス、ヨーロッパ、中国、シンガポールでも拠点を設立してグローバル企業へと成長させた。
時代に沿った経営判断で、経営者としての手腕を発揮している。

国民の健康寿命延伸への貢献

三輪芳弘は日本セルフケア推進協議会の会長を務めており、セルフケア税制の提案や情報の発信など、健康寿命の延伸に向けた取り組みを行っている。

コロナ禍でのマスク不足解消に貢献

新型コロナウイルスの感染拡大によって引き起こされたマスク不足を解消するため、興和株式会社では使い捨て不織布マスクの増産を行い、ガーゼマスクの生産も始めた。
更にアベノマスクの受注も引き受け、マスク不足の解消に貢献した。

ミノムシの糸の技術開発

ミノムシの糸を効率的に採取する方法を農研機構と開発したことを発表し、従来のシルク繊維に代わる素材として実用化を目指している。
ミノムシの糸は強度が強いのに軽い素材ができ、たんぱく質でできているため廃棄時に環境負荷もかからない素材である。

新規事業の参入

三輪芳弘は社長就任後に新規事業への参入も行っている。
ホテル事業、メガソーラー事業、アパレル小売事業、LED照明への参入により、興和の売り上げは順調に伸びている。

高脂血症治療薬の新薬を発売

興和株式会社では、2018年に高脂血症治療薬である『パルモディア』を販売した。
開発に15年、開発費用として1千億円弱をかけ、従来の治療薬と比べ副作用がほぼ発生しない新薬の開発に成功した。

イベルメクチン（新型コロナウイルス感染症治療薬）の臨床試験

2021年7月に新型コロナウイルス感染症患者を対象としたイベルメクチンを投与する臨床試験を開始した。
日本において、企業が主体となるイベルメクチンの臨床試験実施は初となる。
同年12月には、興和株式会社本社のある愛知県にてイベルメクチンの治験を開始し、治療薬の早期実用化を目指している。

スポーツ支援や再開発による地域活性化

様々なスポーツへの協賛などを行い、スポーツ支援を通じた地域活性化に取り組んでいる。

LPGA女子ゴルフツアーKKT杯バンテリンレディスオープンの特別協賛
全日本大学駅伝の協賛
Bリーグ横浜ビー・コルセアーズのトップパートナー
ブレス浜松（女子バレーボールV2リーグ）を応援

本社を構える名古屋の地域活性化にも積極的で、近年では栄の再開発にも意欲を見せている。
2020年にはナゴヤドームのネーミングライツ権を取得した。

三輪芳弘・興和グループの受賞歴

三輪芳弘の受賞歴は以下の通りである。

2022年：タイ王国から勲三等王冠章を受賞
2022年：第74回愛知県表彰「保健医療功労者」を受賞

興和グループの受賞歴は以下の通りである。

1990年：名古屋市都市景観賞を受賞（興和紡績株式会社本社ビル・サウスハウスビル）
2022年：コンデナスト・トラベラーリーダーズ・チョイス・アワード2022を受賞（エスパシオザジュエルオブワイキキ）
2022年：東京大学稷門賞を受賞

年収・資産

正確な金額は公開されていないが、三輪芳弘の推定年収は役員報酬から数千万円ほどであるといわれている。
総資産は億を超えると推定される。

興和株式会社の会社概要

三輪芳弘が社長を務める興和株式会社の会社概要は次の通りである。

会社名：興和株式会社
創業：1894年12月25日
代表者：三輪芳弘
資本金：3,840百万円
売上高：743,197百万円（2023年3月期決算：連結）
従業員数：7,865名（2023年3月現在：連結）
本社所在地：愛知県名古屋市中区錦三丁目6番29号
事業内容：商社事業/健康・医療事業/光学・電機事業/ホスピタリティ事業/食品事業/不動産事業

興和株式会社の事業内容

興和株式会社では様々な事業を展開している。

印刷事業

興和が販売している医薬品などのパッケージ、商業印刷物、ディスプレイなどの企画・デザインから製品納入までを行う。

物資事業

服飾や生活雑貨各種を海外で製品化し、日本国内で販売を行う。

冷蔵倉庫事業

各倉庫で「保税蔵置場」の許可を取得し、輸出入貨物の取扱いや配送業務も請け負っている。

ホスピタリティ事業

最高のおもてなしを提供できるリゾート開発や運営をマネジメントしている。
ブランドとて「ESPACIO」がある。

商社事業

商社事業には、「産業関連事業部」や「生活関連事業部」があり、その中で更にアパレル事業などにわかれている。

食品事業

食品と健康をテーマに事業を展開しており、農薬不使用の野菜である「ベジリッチ」や食品ビジネス、ハワイではアワビの養殖事業も手掛けている。

健康・医療事業

OTC医薬品、ヘルスケア品、サプリメント、医療用医薬品、医療機器の研究・開発・製造を行っており、キューピーコーワゴールドなどを展開している。

不動産事業

興和地所株式会社を中心に、新築マンション事業や新築戸建事業、賃貸マンション事業を展開している。

光学・電機事業

高性能レンズの提供からLED照明機器や映像機器、再生可能エネルギー発電システムなどの様々な業務用機器を扱っている。

主な製品

興和株式会社では、商品として物件やアパレル商品、LED照明機器などの製品も提供しているが、コーワブランドのOTC医薬品が最も有名である。

主なコーワブランド製品は以下の通り。

ウナコーワ（かゆみ・虫さされに。）
キャベジンコーワ（もたれ、胃痛、むかつきに。）
Q&PKOWA（からだ全体の疲れ・だるさに。）
ザ・ガードコーワ（便秘、軟便、おなかのハリに。）
三次元マスク（ウイルス、かぜ、花粉、PM2.5に。）
バンテリンコーワ（つらい肩こり痛・腰痛に。）
コルゲンコーワ（症状に合わせて選べる、かぜ・鼻炎の総合ブランド）

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