GURPSよろず - アルコール中毒

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    第4版『ベーシックセット』第3章「不利な特徴」B120P参照。

    不利特徴「アルコール中毒」(Alcoholism) B120P

    アルコール中毒」[-15/-20CP]……肉

     あなたはアルコール中毒です。「アルコール中毒」は中毒のルールに従います。酒は価格の安い活動不能剤でおおむね合法せあり、その中毒だけなら-10CPなのですが、他の薬物にない悪質な効果があるため、-15CPになります――アルコールが違法な社会では-20CPです。
     普通「アルコール中毒」のキャラクターでも、陽が高いうちからは飲み始めません。そのため(ゲーム上では)普通のキャラクターと同じに扱います。

     しかし「アルコール中毒」のキャラクターは飲酒の機会を“決して”見逃しません。アルコールがある場所では“必ず”意志力判定を行なわなければなりません。失敗すると2D時間“大騒ぎ”することになり、その後で二日酔いになります。「飲酒と酔い」を参照してください。酔って大騒ぎしているキャラクターはその場の雰囲気に流されたり――雰囲気によっては度を越してなれなれしくなったり、あるいは誰にでも喧嘩を売ったりします――友人を殴ったり、口が軽くなったり、その他色々な過ちをおかしてしまいます。
     アルコール中毒のもう一つの問題点は、禁酒の難しさです。万一“酒をやめる”ことができれば、もはや毎日酒を飲む必要はありません。しかし目の前にある酒を我慢するには意志力+4判定に成功しなければなりません。失敗しても再びアルコール中毒に戻るわけではありませんが、とにかくその場は酔いつぶれてしまいます(1週間の間に3回酔いつぶれると、再びアルコール中毒に戻ってしまいます)。このため、通常の方法でこの特徴を買い戻すことはできないのです。
     「アルコール中毒」が続くと、能力が損なわれます。中毒のキャラクターは、治るまで毎年1回生命力+2判定を行なわねばなりません。これに失敗すると、アルコールの働きで体の機能が損なわれ、基本能力値のうち1つが1点減少してしまいます(どの能力値かはランダムに決めてください)。


    エラッタ修正:
    【誤】「飲酒と酒酔い」を参照してください。
    【正】「飲酒と酔い」を参照してください。