GURPSよろず - カルシファード

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カルシファード侯国


日本をモチーフにした国。
セレン内海に存在する島国。黒い龍が地下に封印されている。
居住種族人間など
政治体制刀(カルシファード・ブレード)を用いる武戦士が支配層。大軍監(起源はザノン?軍の大将軍。侯爵位を持つ)が幕僚府の頂点に立ち、旗将が各地の封領(ほうりょう)を個別に支配する。武戦士と所民の間の身分格差は大きく、神殿も他国ほどの力を持たない。現在の大軍監はアンデン・イキサキ(小説版では殺害されてアンデン・コウマに代替わりするが)。
 ※小説版ラストではソウメイ・ツグトキやコエノマエ・ライゼンのような重要人物がどさくさ紛れに殺害されており、ツチスケ家やナガス家もぞんざいっぽい扱いしか受けていません。この際小説版はあまり気にしない方が良いでしょう(笑)。
首都「軍都」ダイハン(巨大な城塞都市であり、アンデン家の本拠でもある。居住者のほとんどは幕僚府の関係者であり、城内に店を開けず夜間は出入りが禁止されるため産業らしい産業は存在しない)
主要都市:「港」マツトキ(唯一の公認貿易港)、カノー(マツトキの隣街)、「南天」ヒルイ(〈遥か人〉の家系に属するツチスケ家の本拠。グラダスとの密貿易を行っているらしい)、「王城」コウルイ(カルシファード最古最大の都市で文化の中心、人口も10万を超える。ザノン?の亡命政権が所在している)、サンジョ(コウルイから移転した、〈遥か人〉の血を引くスイゲン家の本拠)、「北天」セイヨウ(ナガス家の本拠。武術の中心地)、ランルイ(〈遥か人〉の伝統を強く受け継ぐコエノマエ家の本拠)、ド(マダスカルにあるマツサ家の本拠。原住部族の戦士を「下士」としており、その間ではダスカギ(獅子の技)と呼ばれる格闘術が盛ん。召霊人(カムリ)と呼ばれる霊に関わる術を使う者もいる)
名所:フダラク山脈(カルシファードの中央を分かつ巨大山脈。未踏の地が多く、黒の月の種族の拠点、遺跡、神秘の地が数多く存在すると言われる)
フダラク山(同名の山脈の中央にある美しい形の山。〈遥か人〉の伝統を継ぐ寺院や双子の月の神殿群(と門前町)、幕僚府の同盟者である翼人の部族が存在する)
大本殿(カルシファードの神殿の中心。内紛に際して完全中立を宣言)
タノガ島(「狂宴の島」と呼ばれる異様な自然環境の島。特に巨大昆虫で知られる)
リュートゥク島(幕僚府直轄領。西部の鉱山では幕僚府直属のドワーフ達がカルシファード・ブレードやリアン金貨を製造。東部には〈九頭の竜〉水軍を名乗る武豪士が存在)
リガの森(南端にある、この国で唯一残ったエルファの大居住地。カルシファードのエルファは森から出る事はまず有り得ない)
風の源(ダイハンの北西にある山岳地帯。この地域の〈遥か人〉部族が影タマットの起源)
コウザ洞(ランルイの南にある巨大鍾乳洞。爬虫人の部族が住んでいる)
リュウホウ川(カルシファードの中部から南部へうねりながら流れる。オレアノイが大勢居住している)
スオウ湖(北部にあるカルシファード最大の湖で、リュウホウ川の水源。〈源初の創造神〉がここから太陽の彼方へ旅立ったという伝説もある。かつて外部の軍勢にオレアノイが虐殺され、ここを逃げ出した者の一部が大陸本土や半島まで渡っている)
王竜山脈(北西の冷涼な山岳地帯。ザノン軍と〈遥か人〉の戦争時代にカルシファードを焦土と変えた巨龍アガツが眠っている)
黒原(北東部の荒野で、黒の月の種族が多数居住している)
ジャビ山(低地から単独でそびえ立つカルシファード最高峰。ナガス家の同盟者である最大の翼人の部族が住んでいる)
マダスカル島(西方に浮かぶ暑熱の島。人間は北岸に住むだけで内陸には爬虫人が住んでいる。トルアドネス帝国との紅碧戦争で多数の死者を出した)
技術水準他国との行き来を制限し続け積極的導入も図らなかったため、他の地域より水準は低い。特に魔法に関しては、幕僚府や旗将がウィザードの分断支配に勤めたために魔化技術が発展せず、更に武戦士が魔法を好まなかったために、どうしようもなく遅れを取っている。
特有産物米、米酒、味噌、陶磁器、刀
注意事項!武戦士の腐敗が進んでおり、一部では汚職や搾取が目立つ。生活水準の格差も激しく、幕僚府直轄地や大きな封領では生活は豊かだが、貧しい封領では飢饉や人身売買も珍しくない。すぐに刀を抜くような武戦士や武浪士、喧嘩を売りたがる弾華者が多い。人間以外への種族に対する差別が甚だしい(ドワーフは刀を作らせるためだけの奴隷扱いであり、オレアノイビジュラボックエルファは過去に虐殺された事がある)。裏タマットが暴力的で完全にヤクザ化している(外国人が運営しているマツトキは例外)。外国人や魔法使いは良くて奇異の目、悪ければ嫌悪の目で見られる。女性は露骨に見下される場合が多い。刀術使いや影タマット、外法使いのような、他の国には無い特殊能力者が多い。国内では他の地域で通用するムーナ通貨ではなくリアン通貨を使用する。
 ※注意事項が多すぎるようですが、それだけ他国と違う要素が多いという事です。
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