「
使命」[さまざま]……社
あなたの職業や社会的立場は重要な個人的義務を課します。こうして、ときとして危険な命令にも従わなければならない場合、あなたには「
使命」があるとみなします。「
使命」はしばしば「
階級」や「
後援者」とセットになっていたり、「
特権」に挙げられている性質と組み合わせられます。
特別に骨の折れる仕事も「
使命」として扱ってかまいません。大半のふつうの仕事はそれに値しません。完全に自発的な義務は「
使命」とは見なしません(それは別の不利な特徴である「
義務感」とみなします)。また「
足手まとい」に対する使命でCPを得ることはできません――「
足手まとい」を守らなければならないことは、すでにそのCPに含まれているからです。
「
使命」がキャンペーンの流れを妨げると感じたときには、GMはPCがこの特徴を選ぶことを制限したり、完全に禁止したりすることができます。
あなたが「
使命」を持っている場合、GMは冒険の最初に、その「
使命」を命じられるかどうか判定を行ないます。“使命で呼び出される”と、あなたの意図していることの実行は遅れるかもしてません……が、これを冒険の理由にしてください!
ときには、あなたの上司が思いもかけない秘密書類を探索するよう命令するかもしれません。
あるいはその上司の同僚が、あなたが公式に“休暇中”であるのに厄介ごとを持ち込むかもしれません。あなたが「
使命」を回避しようとした場合、GMは“うまく役割を演じていない”としてペナルティを課してもかまいません。
使命による獲得CPは、どれほどの頻度で命じられるかによって変化します。GMは下記の表の()内数値を目標値として、3D振って「
使命」登場判定を行ないます。
登場頻度 | 目標値 | CP |
---|
ほぼいつでも | (15※): | -15CP |
たいてい | (12): | -10CP |
ときどき | (9): | -5CP |
まれに | (6): | -2CP |
※このレベルでは常に命令を受けて行動しているとみなし、GMは「
使命」登場判定のサイコロを振らなくてもかまいません。