動力系呪文では、
機械が仕事をするために利用するあらゆるエネルギーを「
動力(power)」と呼びます。
TL8の世界なら、普通は電力です。これより古い文明世界では、水車や蒸気機関といった
動力が利用されるでしょう。より進んだ文明では光推進など、未知の
動力源が利用されるかもしれません。また、“
燃料(Fuel)”との
動力を供給するために消費されるあらゆるものを指し、木材や石炭から反物質まで様々な形があります。
燃料や
動力源の
文明レベルは、人類がどの
燃料を利用して
機械を操作するかによります。
燃料が複数の
文明レベルにまたがって使われている場合は、
術者が修正を計算する上で最も有利になる
文明レベルを利用します。
動力系呪文の多くは、標準の
動力源を本TRPGシステムの
呪文エネルギーに換算する必要があります。特に明記が無い限り、1キロワット・時(kWh)は10
エネルギーに等しいものとします。したがって、360キロワット(kW)は1
エネルギー/秒に相当します。360キロワット・秒(kWs)またはキロジュール(kJ)は1
エネルギーです。しかし、背景世界が異なれば、この前提も違ってくるでしょう。反物質反応装置のある世界では、とてつもなく強力になる可能性がありますから、
GMが望むなら換算の割合を補正してかまいません。