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たけしの万物創世紀(たけしのばんぶつそうせいき)は、TBS系列で放送されていた科学情報ドキュメンタリー。朝日放送(ABC)とイーストの共同制作。
毎回ある一つのモノ、特に科学・物理学系の話題を中心に、ドキュメント映像とキャスター・ビートたけしの独特な解説で番組を進行した。番組制作にはソニーも関わっており、番組サイトは朝日放送上ではなくSo-net上にあった。また、初期のエンディングテーマは、かつて存在したソニー・ミュージック傘下のレーベル会社のダブル・オーレコードからのリリースだった。
毎回ある一つのモノ、特に科学・物理学系の話題を中心に、ドキュメント映像とキャスター・ビートたけしの独特な解説で番組を進行した。番組制作にはソニーも関わっており、番組サイトは朝日放送上ではなくSo-net上にあった。また、初期のエンディングテーマは、かつて存在したソニー・ミュージック傘下のレーベル会社のダブル・オーレコードからのリリースだった。
最初期にはオープニングタイトルの前に、たけしがテーマに絡めた小咄をしてテーマを視聴者に伝えるイントロのミニコーナーが放送された。
初期の頃は、たけしがパネラーの質問に行き詰まったり新たに疑問が湧いたりしたとき「隣の家が火事になった」などと言い訳をしつつ、別室に戻るCGキャラクターの下目黒権之助(しもめぐろ・ごんのすけ)博士に聞きにいっていた。後にパネラーがスタジオで直接下目黒博士に質問する形となった。 また、下目黒博士の声はボイスチェンジャー(ピッチシフター)で変調され、素性が分からないようになっていた。話す際の口調が毎回違うことから、テーマごとに監修を担当した大学教授などの専門家が話していたと推測される。
後期は、進行と解説をCGキャラクター・レオナルド源内が担当し、また、視聴者からの質問に答える企画を導入した。レオナルド源内の正体はそのまんま東である。これはキャスターのたけしも知らされておらず、最終回でそれが発表された時は驚いており、「気の利いたコメントを言える先生だと感心したこともあった」とコメントした[要出典]。
初期の頃は、たけしがパネラーの質問に行き詰まったり新たに疑問が湧いたりしたとき「隣の家が火事になった」などと言い訳をしつつ、別室に戻るCGキャラクターの下目黒権之助(しもめぐろ・ごんのすけ)博士に聞きにいっていた。後にパネラーがスタジオで直接下目黒博士に質問する形となった。 また、下目黒博士の声はボイスチェンジャー(ピッチシフター)で変調され、素性が分からないようになっていた。話す際の口調が毎回違うことから、テーマごとに監修を担当した大学教授などの専門家が話していたと推測される。
後期は、進行と解説をCGキャラクター・レオナルド源内が担当し、また、視聴者からの質問に答える企画を導入した。レオナルド源内の正体はそのまんま東である。これはキャスターのたけしも知らされておらず、最終回でそれが発表された時は驚いており、「気の利いたコメントを言える先生だと感心したこともあった」とコメントした[要出典]。
企画段階では、『所さんの万物創世紀』のタイトルで、所ジョージが司会を務める予定で、たけしはコメンテーターという位置付けになっていた。実際に、当時のTVガイド誌面にも1995年5月の段階で、「所ジョージ司会のABC制作の情報番組が始まる」と掲載されていた。するとこの番組のオファーを受けたたけしが、ABC側に「司会をやらせてほしい」と伝えた。ABC側はたけしの申し出はありがたかったが、所の司会が決定している手前、非常に困惑したという。そこで、たけしサイドと所サイドが話し合いの場を持ち、「所は既に『所さんの目がテン!』(日本テレビ)で科学番組の司会をしている」などと交渉した結果、所サイドも納得したけしの司会が決まったという。所へは、司会を担当するにあたりスケジュール調整をしていたため、スペシャルパネラーという形で出演をしてほしいとたけしサイドも要請し、所サイドも了承したという。こうして番組は、『たけしの万物創世紀』として放送が開始された。
その後1998年3月31日には『たけし・所の万物創世紀・特別編〜タイタニック号悲劇の真実〜』として、たけし・所によるダブル司会が実現した。また、2000年11月3日の『スーパーフライデー』枠でABC創立50周年スペシャルとして『たけし&所のサイエンスアドベンチャー 遥かなる人類への旅』を放送した。
その後1998年3月31日には『たけし・所の万物創世紀・特別編〜タイタニック号悲劇の真実〜』として、たけし・所によるダブル司会が実現した。また、2000年11月3日の『スーパーフライデー』枠でABC創立50周年スペシャルとして『たけし&所のサイエンスアドベンチャー 遥かなる人類への旅』を放送した。
- 木曜 20:00 - 20:54(1995年10月19日 - 1998年9月17日)
- 火曜 20:00 - 20:54(1998年10月20日 - 1999年3月23日) - たけしが出演する『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ)が真裏に移動したため、『人気者でいこう!』と枠交換。本来の時間帯に『探偵!ナイトスクープ』を放送していたため、ここから朝日放送のみ遅れネットとなる。
- 木曜 19:00 - 19:54(1999年4月15日 - 2001年3月22日) - 『学校へ行こう!』(TBS制作)との枠交換による。
- 木曜 20:00 - 20:54(1995年10月19日 - 1998年9月17日)
- 日曜 22:00 - 22:54(1998年10月18日 - 2001年3月22日) - たけしが出演する『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ)が真裏に移動したため、『人気者でいこう!』と枠交換。
- 所ジョージ(初回からほぼ隔週レギュラー出演)
- 生島ヒロシ(1995年10月 - 1996年3月)
- 富田靖子(1995年10月 - 1996年3月)
- 永作博美(1996年4月 - 1996年9月)
- 鈴木紗理奈(1996年10月 - 1997年9月/別のレギュラー番組が真裏に移行したため降板)
- 中山エミリ(1997年10月 - 1999年12月)
- 藤原竜也(2000年1月 - 2001年3月)
本番組にて癒し声の女性のオーディションを行い、選ばれた長野恭子が2000年8月23日にソニー・ミュージックからCD「ワタシノママデ」を出した。これは、「イルカが会話に使用する超音波が人体によい」、といった企画を取り上げて声(歌声)に超音波を含む人間の歌を募集した。選考基準はあくまで超音波であり、上手い下手ではなかった。つまり、ここで言う「癒し」とは、超音波によるものである。曲のほうも、過去のヒット曲を科学的に分析した「ヒットの要素」を含めるようにパッパラー河合が作曲した。
- 構成:関秀章、倉本美津留/伊藤忠司、大辻民樹、武田浩 ほか
- 音楽:筒美京平(初期〜中期、最終回)、金沢信葉(初期エンディング)
- CG:ケネックジャパン
- 技術:島方春樹、岡本隆嗣
- カメラ:川崎昭
- 照明:佐藤浩栄
- 音声:竹山裕隆
- VE:權田博、平田壮之介
- VTR:山本米勝、橋本公男
- 選曲・音響効果:小堀博孝・尾形香(メディアハウス)
- 美術制作:本田邦宏
- セットデザイン:瀬下有紀子、山本修身
- 美術進行:堀部信行
- アクリル装飾:橋本順
- メイク:山田かつら
- バーチャルパペット:トライコムアーツ
- キャラクターデザイン:雨宮尚子
- VTR編集:福永義明、村上明 ほか
- 広報:矢澤克之(ABC)、相馬洋(ABC)
- ディレクター:上川伸廣、善本真也/洪龍吉、宗片浩寿、玉井昭彦、河合優、大下広、村山学、宮原氣、河合希絵、木村通利(以上「イースト」)、上嶋岳男・国澤恵介・芦田政和・柳瀬由紀子(以上「JUMP」)他
- 演出:上川伸廣(初回から1999年6月「『うなぎ』の回まで」)/善本真也(1996年から最終回まで)、河合優(1999年6月「『うなぎ』の回より」から2000年頃まで)、中山高嘉(2000年頃から最終回まで)
- (いずれもイースト)
- プロデューサー:今村俊昭(ABC)、石原康男(ABC)、森本茂樹(ABC)、梅本満(イースト)、松本直規(JUMP)
- チーフプロデューサー:岡野均(ABC)、山村啓介(ABC)、山本三四郎(イースト)
- 協力:ABCリブラ
- 技術協力:ビデオスタッフ、東新、インターナショナルクリエイティブ、McRAY、メディアハウス、CORE、スパイラルビジョン、マイシャ、イメージランド
- 美術協力:フジアール
- 収録スタジオ:渋谷ビデオスタジオ
- 企画協力:オフィス北野
- 制作協力:JUMP(担当回のみ表記)
- 制作:ABC、イースト
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 朝日放送 | TBS系列 | 制作局 | *1 |
関東広域圏 | TBS | 同時ネット ↓ 系列局向けの送出局 | ||
北海道 | 北海道放送 | 同時ネット ↓ TBSと同時ネット | ||
青森県 | 青森テレビ | |||
岩手県 | IBC岩手放送 | |||
宮城県 | 東北放送 | |||
秋田県 | 秋田テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット | |
山形県 | テレビユー山形 | TBS系列 | 同時ネット ↓ TBSと同時ネット | |
福島県 | テレビユー福島 | |||
山梨県 | テレビ山梨 | |||
新潟県 | 新潟放送 | |||
長野県 | 信越放送 | |||
静岡県 | 静岡放送 | |||
富山県 | チューリップテレビ | |||
石川県 | 北陸放送 | |||
中京広域圏 | 中部日本放送 | 現:CBCテレビ | ||
鳥取県・島根県 | 山陰放送 | |||
岡山県・香川県 | 山陽放送 | |||
広島県 | 中国放送 | |||
山口県 | テレビ山口 | |||
愛媛県 | あいテレビ | |||
高知県 | テレビ高知 | |||
福岡県 | RKB毎日放送 | |||
長崎県 | 長崎放送 | |||
熊本県 | 熊本放送 | |||
大分県 | 大分放送 | |||
宮崎県 | 宮崎放送 | |||
鹿児島県 | 南日本放送 | |||
沖縄県 | 琉球放送 |
- OP「万物創世紀のテーマ」 筒美京平(作曲)近藤嘉宏(ピアノ)
- 最終回のエンディング曲にも使われた。
- ED1「Touch My Heart -宇宙の子供達-」金沢信葉
- ED2「最後の「アンチェインドメロディ」」沢田芽乃
- ED3「流れ星の約束」サリル・マッコイズ
- ED4「Love&More....」鈴木蘭々
- ED5「ALONE」SPEA
- ED6「空の鏡」松たか子
- ED7「Don't stay」No'where
- ED?「微熱」我那覇美奈
- ED?「愛する」馬場俊英
- ED?「僕達のラプソディ」吉田拓郎
- ED?「Thank You Girl」工藤健司
- ED?「Starting All Over Again」SHOGUN
- ED?「ゼロからのライフ」工藤健司
- ED?「この道の遥か向こうには」BAJI-R
- たけしの万物創世紀 (幻冬舎、1998年4月) ISBN 978-4-87728-229-5
- たけしの万物創世紀 いのちの誕生 (幻冬舎、1999年5月) ISBN 978-4-87728-299-8
- たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(本枠の現行番組。たけしがメインキャスターを勤める健康情報番組)
- 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学(上記の前身)
- 奇跡の地球物語〜近未来創造サイエンス(演出を担当していた上川伸廣が後に手がけた、テレビ朝日制作の同テーマのサイエンス番組)
- 森羅万象地球図鑑(「Wiiの間」で配信されたショートプログラム。演出、構成、音楽を同じスタッフが担当し、ナレーターだった高田裕司も出演していた)
ABC制作・TBS系 木曜20時台 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
Change! 【ここまでドラマ枠】 | たけしの万物創世記 【ここからバラエティ枠】 | 人気者でいこう! 【日曜22時台から移動】 |
TBS系(ABC除く) 日曜22時台 | ||
人気者でいこう! 【木曜20時台へ移動して継続】 | たけしの万物創世記 | たけし・所のWA風がきた! |
ABC 木曜20時台 | ||
Change! 【ここまでドラマ枠】 | たけしの万物創世記 【ここからバラエティ枠】 | 人気者でいこう! 【火曜20時台から移動】 |
ABC 火曜20時台 | ||
人気者でいこう! 【木曜20時台へ移動して継続】 | たけしの万物創世記 【この番組までABC制作枠】 | 学校へ行こう! 【木曜19時台から移動】 【この番組からTBS制作枠】 |
ABC 木曜19時台 | ||
学校へ行こう! 【火曜20時台へ移動して継続】 【この番組までTBS制作枠】 | たけしの万物創世記 【この番組からABC制作枠】 | たけし・所のWA風がきた! |
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