最終更新: doraemon19731979 2019年07月04日(木) 00:13:14履歴
オールニッポン・ニュースネットワーク(All-Nippon News Network)は、テレビ朝日 (EX) をキー局とする日本の民放テレビのニュースネットワークである。略称としてANN(エーエヌエヌ)が使用される。
本項では、ANNがニュースとは別関係の付帯事業として行っている番組供給ネットワークのテレビ朝日ネットワーク (TV Asahi Network) についても解説する。なお、一般に本項で解説するANNとテレビ朝日ネットワークとを合わせてテレビ朝日系列という。
本項では、ANNがニュースとは別関係の付帯事業として行っている番組供給ネットワークのテレビ朝日ネットワーク (TV Asahi Network) についても解説する。なお、一般に本項で解説するANNとテレビ朝日ネットワークとを合わせてテレビ朝日系列という。
「ANN」は正式名称の「オールニッポン ニュース ネットワーク」(All-Nippon News Network)を略したものであるが、キー局のテレビ朝日が朝日新聞社の系列企業であるのみならず加盟局の大半も「朝日」を社名に冠していることもあり「“朝日”ニュースネットワーク」(“Asahi” News Network)の略と誤認されることも珍しくない。ただしこれに関して、当初は「朝日ニュースネットワーク」とするつもりだったが、毎日放送 (MBS) がANN加盟局であることや、メインネットとしていないクロスネット局には朝日新聞との関連性が薄い局もあったことから朝日を名乗ることができず、Aの部分を「オールニッポン」に置き換えたとする説もある。
ANNは付帯事業として一般番組供給系列も兼ねているが、ニュースとは別扱いとしているため、現在はテレビ朝日ネットワーク(通称:「テレ朝ネットワーク」・「テレビ朝日系列」等)の名称を使用し、包括的番組供給については、現在はフルネット局のみをこの対象とし、クロスネット局に対しては最低限のネット保障としている。また、この番組供給系列には、TBS系列でJNNが付帯事業として運営しているTBSネットワークと同様に、日本テレビ系列のNNSやフジテレビ系列のFNSのような略称が定められていない。
2018年4月現在の加盟局は、24のフルネット局と、2つのクロスネット局(福井放送 (FBC)、テレビ宮崎 (UMK))の26局で構成されている。基幹局のうち、毎日放送 (MBS) と九州朝日放送 (KBC) のみラテ兼営で、それ以外は全てテレビ単営である。
ANNニュースサイトの「ANNネットワーク」のリンクにはクロスネット局も含まれているが、テレビ朝日公式サイトの「系列局」のリンクはフルネット局のみとなっている。
ANNニュース協定と、ネットワーク業務協定には26局全てが参加しているが、スポーツニュース制作協定はクロスネット2局以外の24局の参加となっている。
なお、教育・教養分野の番組については、旧:NETテレビの時代に学校放送の全国ネットを受けていた局が存在する関係で、ANNとは別に民間放送教育協会(民教協)が設けられていて、民教協番組は基本的にテレ朝ネットワークに流れない。民教協の加盟局にはその地域の第1局が多いこともあり、TBS系列が全33局中16局を占める。ANN系列かつ民教協にも加盟している局は、フルネット局はテレビ朝日、毎日放送、メ〜テレの3局だけであり、クロスネット局も福井放送だけである。
「ANN」のロゴは、2003年のテレ朝本社の六本木ヒルズ移転に伴い、当記事冒頭に掲載されているロゴデザインに変更している。また、ロゴマークの色は、原則濃い青の背景と白抜き文字で表示する。
地上デジタル放送のリモコンキーIDは、テレビ朝日を始めとして「5」が多いが、北海道テレビ(HTB)・メ〜テレが「6」、福井放送(FBC)が「7」、九州朝日放送(KBC)が「1」、毎日放送 (MBS) が「4」、テレビ宮崎(UMK)が「3」である。なお、リモコンキーIDに「5」を使用しない局のうちでは、MBSとKBCのみ、アナログ親局のチャンネル番号を引き継いだ。
ANNは付帯事業として一般番組供給系列も兼ねているが、ニュースとは別扱いとしているため、現在はテレビ朝日ネットワーク(通称:「テレ朝ネットワーク」・「テレビ朝日系列」等)の名称を使用し、包括的番組供給については、現在はフルネット局のみをこの対象とし、クロスネット局に対しては最低限のネット保障としている。また、この番組供給系列には、TBS系列でJNNが付帯事業として運営しているTBSネットワークと同様に、日本テレビ系列のNNSやフジテレビ系列のFNSのような略称が定められていない。
2018年4月現在の加盟局は、24のフルネット局と、2つのクロスネット局(福井放送 (FBC)、テレビ宮崎 (UMK))の26局で構成されている。基幹局のうち、毎日放送 (MBS) と九州朝日放送 (KBC) のみラテ兼営で、それ以外は全てテレビ単営である。
ANNニュースサイトの「ANNネットワーク」のリンクにはクロスネット局も含まれているが、テレビ朝日公式サイトの「系列局」のリンクはフルネット局のみとなっている。
ANNニュース協定と、ネットワーク業務協定には26局全てが参加しているが、スポーツニュース制作協定はクロスネット2局以外の24局の参加となっている。
なお、教育・教養分野の番組については、旧:NETテレビの時代に学校放送の全国ネットを受けていた局が存在する関係で、ANNとは別に民間放送教育協会(民教協)が設けられていて、民教協番組は基本的にテレ朝ネットワークに流れない。民教協の加盟局にはその地域の第1局が多いこともあり、TBS系列が全33局中16局を占める。ANN系列かつ民教協にも加盟している局は、フルネット局はテレビ朝日、毎日放送、メ〜テレの3局だけであり、クロスネット局も福井放送だけである。
「ANN」のロゴは、2003年のテレ朝本社の六本木ヒルズ移転に伴い、当記事冒頭に掲載されているロゴデザインに変更している。また、ロゴマークの色は、原則濃い青の背景と白抜き文字で表示する。
地上デジタル放送のリモコンキーIDは、テレビ朝日を始めとして「5」が多いが、北海道テレビ(HTB)・メ〜テレが「6」、福井放送(FBC)が「7」、九州朝日放送(KBC)が「1」、毎日放送 (MBS) が「4」、テレビ宮崎(UMK)が「3」である。なお、リモコンキーIDに「5」を使用しない局のうちでは、MBSとKBCのみ、アナログ親局のチャンネル番号を引き継いだ。
ANNは1970年1月1日に日本教育テレビ(NETテレビ〔NET〕 → 全国朝日放送〔ANB〕→ テレビ朝日〔EX〕)をキー局に発足し、1974年4月1日に各地の系列局とニュース協定を結んだことにより、正式なニュースネットワークとして組織された。
NETテレビのニュースは、当初自ら出資する共同テレビジョンニュース社が制作及び配給を行う『共同テレニュース』を放送する予定であったが、同じ東京地区にあるフジテレビも『共同テレニュース』を放送することになっていたため、重複を避けるべく開局直前にNETテレビの親会社筋である東映が朝日新聞社と提携して朝日テレビニュース社を設立し、同社からニュース提供を受けることに変更。1959年の開局と同時に『NETニュース』が放送されたが、この番組は朝日新聞社の関係で当初から九州朝日放送(KBC)に同時ネットされた。このとき、ANNの骨子が形成されたといえる。
ただし翌1960年3月までは、この番組は関西地区では未放送で、関西地区の取材は東映が契約した地元カメラマン(映画館主等)によって行われていた。1960年4月以降関西地区では(毎日新聞社系の)MBSテレビで放送されるが、これは朝日放送が大阪テレビ放送時代よりラジオ東京(現在のTBSテレビ)とニュース協定を結んでいたため、『NETニュース』が放送されなかったからである。なお、MBSテレビはこのネット受けまではニュース番組を自社制作で賄っていた。
その後、(アナログの)UHF局の大量免許・開局に伴い、ネット局が増加したため、1970年1月1日に『NETニュース』を『ANNニュース』に改題したが、相変わらず朝日テレビニュース社が制作した外注ニュース番組をネット各局が購入する形を採っていた。
ちなみに、ANNが発足した1970年当時の加盟局数は19局であったが、このうち、ANN単独加盟(フルネット)局となったのは、キー局のテレビ朝日(当時はNETテレビ)を除けば、北海道テレビ、MBSテレビ、瀬戸内海放送、九州朝日放送の4局だけであった。また、中京広域圏については、名古屋テレビと中京テレビの2局が重複加盟していたほか、ANN発足直後は岡山・高松両地域が広域圏化する前であったため、岡山放送と瀬戸内海放送がそろって加盟していた(この当時は重複加盟ではなかった)。
1972年版『日本民間放送年鑑』に出稿したNETテレビの広告には、『NETラインネットワーク』の名称で、北海道テレビ・青森テレビ・テレビ岩手・ミヤギテレビ・福島中央テレビ・名古屋テレビ・中京テレビ・MBSテレビ・岡山放送・広島ホームテレビ・テレビ山口・瀬戸内海放送・九州朝日放送・テレビ熊本・テレビ大分・テレビ宮崎・鹿児島テレビの17局が当時の略称で記されていた。
テレビ放送を主体におこなう放送ネットワークとしては、系列局の整備が他系列と比較して大きく出遅れたため、他系列メインのクロスネット局が多い時代が長く続き(特に1970年代以後に開局した新局の多くはUHFであるため、以前から先発VHFで放送していた『モーニングショー』『アフタヌーンショー』や一部のドラマ・バラエティーなどの多くのスポンサードネット番組は、ANN系列開局後もサービスエリアがVHFより狭くなることや、中継局が整備されていないことから、視聴者保護の観点であえてUHF新局に移行せず、既存VHFでのネットを維持した例が多数存在する)、1989年時点でのフルネット局はわずか12局のみであったが、その後バブル経済当時に郵政省(現在の総務省)が推進した「全国4局化」によりフルネット局新局が増え、1989年の熊本朝日放送開局を皮切りに、1996年10月の岩手朝日テレビ開局までに現在のフルネット局24局ネットワークを完成させ、7年間で文字通り「倍増」した。
なお多局化が進んで以降、一部基幹局はブロックのまとめ役としての役割を担っており、テレビ朝日社長の働きかけにより、東北及び九州地区での経営統合を前提とした放送法の特例が設けられた。
ANNをメインとしないクロスネット局にも、同時または遅れ・先行ネットの番組にもフルネット局と同様のネット保障が受けられ、その保証金が高額だったため、クロスネット局はANNを離れ辛かったという。なお俗に「排他協定」とも言われるJNNのニュース協定との関係上、クロスネット時代のテレビ山口のようにニュース番組をネットせず、一般番組のみのネット保障契約を結んでいた例もあった。ちなみに、現在のJNNでは排他協定の解釈上、他系列とのクロスネットを組むことは不可能である。
NETテレビのニュースは、当初自ら出資する共同テレビジョンニュース社が制作及び配給を行う『共同テレニュース』を放送する予定であったが、同じ東京地区にあるフジテレビも『共同テレニュース』を放送することになっていたため、重複を避けるべく開局直前にNETテレビの親会社筋である東映が朝日新聞社と提携して朝日テレビニュース社を設立し、同社からニュース提供を受けることに変更。1959年の開局と同時に『NETニュース』が放送されたが、この番組は朝日新聞社の関係で当初から九州朝日放送(KBC)に同時ネットされた。このとき、ANNの骨子が形成されたといえる。
ただし翌1960年3月までは、この番組は関西地区では未放送で、関西地区の取材は東映が契約した地元カメラマン(映画館主等)によって行われていた。1960年4月以降関西地区では(毎日新聞社系の)MBSテレビで放送されるが、これは朝日放送が大阪テレビ放送時代よりラジオ東京(現在のTBSテレビ)とニュース協定を結んでいたため、『NETニュース』が放送されなかったからである。なお、MBSテレビはこのネット受けまではニュース番組を自社制作で賄っていた。
その後、(アナログの)UHF局の大量免許・開局に伴い、ネット局が増加したため、1970年1月1日に『NETニュース』を『ANNニュース』に改題したが、相変わらず朝日テレビニュース社が制作した外注ニュース番組をネット各局が購入する形を採っていた。
ちなみに、ANNが発足した1970年当時の加盟局数は19局であったが、このうち、ANN単独加盟(フルネット)局となったのは、キー局のテレビ朝日(当時はNETテレビ)を除けば、北海道テレビ、MBSテレビ、瀬戸内海放送、九州朝日放送の4局だけであった。また、中京広域圏については、名古屋テレビと中京テレビの2局が重複加盟していたほか、ANN発足直後は岡山・高松両地域が広域圏化する前であったため、岡山放送と瀬戸内海放送がそろって加盟していた(この当時は重複加盟ではなかった)。
1972年版『日本民間放送年鑑』に出稿したNETテレビの広告には、『NETラインネットワーク』の名称で、北海道テレビ・青森テレビ・テレビ岩手・ミヤギテレビ・福島中央テレビ・名古屋テレビ・中京テレビ・MBSテレビ・岡山放送・広島ホームテレビ・テレビ山口・瀬戸内海放送・九州朝日放送・テレビ熊本・テレビ大分・テレビ宮崎・鹿児島テレビの17局が当時の略称で記されていた。
テレビ放送を主体におこなう放送ネットワークとしては、系列局の整備が他系列と比較して大きく出遅れたため、他系列メインのクロスネット局が多い時代が長く続き(特に1970年代以後に開局した新局の多くはUHFであるため、以前から先発VHFで放送していた『モーニングショー』『アフタヌーンショー』や一部のドラマ・バラエティーなどの多くのスポンサードネット番組は、ANN系列開局後もサービスエリアがVHFより狭くなることや、中継局が整備されていないことから、視聴者保護の観点であえてUHF新局に移行せず、既存VHFでのネットを維持した例が多数存在する)、1989年時点でのフルネット局はわずか12局のみであったが、その後バブル経済当時に郵政省(現在の総務省)が推進した「全国4局化」によりフルネット局新局が増え、1989年の熊本朝日放送開局を皮切りに、1996年10月の岩手朝日テレビ開局までに現在のフルネット局24局ネットワークを完成させ、7年間で文字通り「倍増」した。
なお多局化が進んで以降、一部基幹局はブロックのまとめ役としての役割を担っており、テレビ朝日社長の働きかけにより、東北及び九州地区での経営統合を前提とした放送法の特例が設けられた。
ANNをメインとしないクロスネット局にも、同時または遅れ・先行ネットの番組にもフルネット局と同様のネット保障が受けられ、その保証金が高額だったため、クロスネット局はANNを離れ辛かったという。なお俗に「排他協定」とも言われるJNNのニュース協定との関係上、クロスネット時代のテレビ山口のようにニュース番組をネットせず、一般番組のみのネット保障契約を結んでいた例もあった。ちなみに、現在のJNNでは排他協定の解釈上、他系列とのクロスネットを組むことは不可能である。
- 1959年3月 - 日本教育テレビ(NETテレビ。現在のテレビ朝日)開局と同時に、朝日テレビニュース社(東映と朝日新聞社の合弁会社)制作の『NETニュース』として放送開始(オープニングには「朝日新聞製作」のクレジットが入っていた)。九州朝日放送にもネットされる(タイトルは『KBCニュース』)。
- 1959年5月 - 3社ニュース枠向け『朝日新聞ニュース』の制作が朝日テレビニュース社に移管され、実質『NETニュース』と同内容となる。
- 1960年4月 - MBSテレビ、札幌テレビにもネットされる。但し前者は『MBSニュース』、後者は『朝日新聞ニュース』のタイトルで放送。
- 1962年4月 - 名古屋テレビにもネットされ、『朝日新聞ニュース』のタイトルで放送。
- 1967年7月 - 日本の民放で初めての深夜の25分ワイドニュース『NETテレビ(ないしは系列局名) 夜のワイドニュース』開始。
- 1968年11月 - 北海道テレビにもネットされ、『HTBニュース』のタイトルで放送。
- 1969年4月 - 中京(UHF)テレビにもネットされ、『中京テレビニュース』のタイトルで放送。
- 1970年1月 - ANNの発足に伴い、『NETニュース』を『ANNニュース』に改題。ネット局も随時この名称に統一。
- 1973年4月 - 中京広域圏のネット局が名古屋テレビに統一。
- 1974年4月 - ANN協定締結。
- 1985年10月 - テレビ朝日『ニュースステーション』放送開始。制作に全面協力。
- 1989年4月 - テレビ朝日・毎日放送『サンデープロジェクト』放送開始。制作に全面協力。
- 1989年10月 - 通信衛星を使用して(株)衛星チャンネル(後の朝日ニュースター)を開局。制作に全面協力。
- 1993年4月 - 山形県のネット局が山形テレビに変更。
- 1996年10月 - 岩手朝日テレビ開局。現在のフルネット24局体制が完成。
- 2004年3月 - テレビ朝日『ニュースステーション』放送終了。
- 2004年4月 - テレビ朝日『報道ステーション』放送開始。制作に全面協力。
- 2012年4月1日 - (株)衛星チャンネルより「朝日ニュースター」の経営権がテレビ朝日に委譲される。(2013年4月、テレ朝チャンネルにチャンネル名統合)
- 2014年4月1日 - テレビ朝日の放送持株会社移行(社名をテレビ朝日ホールディングスに変更)に伴い、キー局がテレビ放送事業を旧社から承継する新法人のテレビ朝日に変更。
- 2017年12月28日 - 『ANNスーパーJチャンネル』スタジオ建替え工事のため、テレビ朝日本社のニュースルーム改装となった(ただし、2018年2月18日まで)。
- 2018年2月24日 -『ANNニュース』及び『ANN NEWS&SPORTS』のスタジオが一新。
この表は、日本民間放送連盟公式サイト「会員社放送局」ページの表記に準じて記載している(一部に例外あり)。
- ● - 中波ラジオとの兼営局
- ■ - ローカルニュース動画配信局
- ※- ワンセグ放送で右上ロゴ(ウォーターマーク)を表示しない局
放送対象地域 | 略称/ID | 社名 | 開局日又は テレビ放送開始日 | ANN加盟日 | 備考 | 記号 |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | HTB 6 | 北海道テレビ放送 | 1968年11月3日 | 1970年1月1日発足時 | 基幹局 | ■ |
青森県 | ABA 5 | 青森朝日放送 | 1991年10月1日 | ■ | ||
岩手県 | IAT 5 | 岩手朝日テレビ | 1996年10月1日 | ■ | ||
秋田県 | AAB 5 | 秋田朝日放送 | 1992年10月1日 | ■ | ||
山形県 | YTS 5 | 山形テレビ | 1970年4月1日 | 1975年4月1日加盟 1980年3月31日脱退 1993年4月1日再加盟 | ■ | |
宮城県 | KHB 5 | 東日本放送 | 1975年10月1日 | 基幹局 | ■ | |
福島県 | KFB 5 | 福島放送 | 1981年10月1日 | |||
関東広域圏 | EX 5 | テレビ朝日 | 1959年2月1日 | 1970年1月1日発足時 | キー局。基幹局。旧社名:日本教育テレビ(NET、通称:NETテレビ、1959年2月1日 - 1977年3月31日)→ 全国朝日放送(ANB、通称:テレビ朝日、1977年4月1日 - 2003年9月30日) | ■ |
山梨県 | なし | テレビ朝日甲府支局が取材を担当。 | ||||
静岡県 | SATV 5 | 静岡朝日テレビ | 1978年7月1日 | 現在の通称はあさひテレビ。旧社名:静岡県民放送(SKT、通称:静岡けんみんテレビ、1993年9月30日まで)。 | ||
長野県 | abn 5 | 長野朝日放送 | 1991年4月1日 | |||
新潟県 | UX 5 | 新潟テレビ21 | 1983年10月1日 | 旧略称:NT21(開局 - 2006年7月31日)。 | ※ | |
富山県 | なし | テレビ朝日富山支局が取材を担当(北陸朝日放送も取材を担当することがある)。 | ||||
石川県 | HAB 5 | 北陸朝日放送 | 1991年10月1日 | |||
福井県 | FBC 7 | 福井放送 | 1960年6月1日 | 1989年4月1日 | NNN/NNSメインのクロスネット局。 | ●■ |
中京広域圏 | NBN 6 | 名古屋テレビ放送 | 1962年4月1日 | 1970年1月1日発足時 | 基幹局。愛称:メ〜テレ。 | ■ |
近畿広域圏 | MBS 4 | 毎日放送 | 1959年3月1日 | 準キー局、基幹局。 | ●■ | |
徳島県 | なし | 毎日放送徳島支局が取材を担当。 | ||||
高知県 | なし | 毎日放送高知支局が取材を担当。 | ||||
愛媛県 | eat 5 | 愛媛朝日テレビ | 1995年4月1日 | |||
香川県 | KSB 5 | 瀬戸内海放送 | 1969年4月1日 | 1970年1月1日発足時 | ■ | |
岡山県 | ||||||
鳥取県 | なし | テレビ朝日鳥取支局、及び米子支局が取材を担当。 ケーブルテレビにてテレビ朝日系列(県東部は毎日放送、県中西部は瀬戸内海放送)の放送を見ることができる。 | ||||
島根県 | テレビ朝日松江支局及び広島ホームテレビ、山口朝日放送が取材を担当。 | |||||
広島県 | HOME 5 | 広島ホームテレビ | 1970年12月1日 | 旧略称:UHT(開局から1986年3月31日まで)。ニュース取材は島根県西部(大田市・美郷町以西)も含む。 | ■ | |
山口県 | yab 5 | 山口朝日放送 | 1993年10月1日 | ニュース取材は島根県益田市も含む。 | ||
福岡県 | KBC 1 | 九州朝日放送 | 1959年3月1日 | 1970年1月1日発足時 | 基幹局 | ● |
佐賀県 | なし | 九州朝日放送佐賀支局が取材を担当。 | ||||
長崎県 | NCC 5 | 長崎文化放送 | 1990年4月1日 | |||
熊本県 | KAB 5 | 熊本朝日放送 | 1989年10月1日 | ■ | ||
大分県 | OAB 5 | 大分朝日放送 | 1993年10月1日 | |||
宮崎県 | UMK 3 | テレビ宮崎 | 1970年4月1日 | 1976年4月1日 | FNN/FNSメインのNNN、ANNの3系列クロスネット局。 | |
鹿児島県 | KKB 5 | 鹿児島放送 | 1982年10月1日 | ■ | ||
沖縄県 | QAB 5 | 琉球朝日放送 | 1995年10月1日 |
●印は加盟当時メインネットであった局。
放送対象地域 | 略称 | 社名 | ANN加盟期間 | 脱退理由 | 現在の系列 | 脚注 |
---|---|---|---|---|---|---|
青森県 | ATV | 青森テレビ | 1970年1月1日発足 - 1975年3月30日 | JNN協定に抵触するため。 | JNN | |
RAB | 青森放送 | 1975年3月31日 - 1991年9月30日 | 青森朝日放送開局に伴い脱退。 | NNN/NNS | ||
岩手県 | TVI | テレビ岩手 | 1970年1月1日発足 - 1980年3月31日 | |||
秋田県 | AKT | 秋田テレビ | 1981年4月1日 - 1987年3月31日 | 1987年3月31日の協定期限をもって脱退。 | FNN/FNS | |
山形県 | YBC | 山形放送 | 1980年4月1日 - 1993年3月31日 | 山形テレビのネットチェンジに伴い脱退。 | NNN/NNS | |
宮城県 | MMT | 宮城テレビ放送 | 1970年10月1日開局 - 1975年9月30日 | 東日本放送開局に伴い脱退。 | ||
福島県 | FCT | 福島中央テレビ | 1970年4月1日開局 - 1981年9月30日 | 福島放送開局に伴い脱退。 | ||
長野県 | TSB | テレビ信州 | 1980年10月1日開局 - 1991年3月31日 | 長野朝日放送開局に伴い脱退。 | ||
新潟県 | NST | 新潟総合テレビ | 1970年1月1日発足 - 1983年9月30日 | 新潟テレビ21開局に伴い脱退。 | FNN/FNS | |
中京広域圏 | CTV | 中京テレビ放送● | 1970年1月1日発足 - 1973年3月31日 | 系列整理により名古屋テレビに1本化して脱退。 | NNN/NNS | |
岡山県 | OHK | 岡山放送 | 1970年1月1日発足 - 1970年4月1日 1970年10月1日 - 1979年3月31日 | 1979年4月1日の岡山・香川地上波相互乗り入れに伴い脱退。テレビ朝日の番組は瀬戸内海放送に本化。 | FNN/FNS | |
山口県 | tys | テレビ山口 | 1970年4月1日開局 - 1978年9月30日 | JNN | ||
KRY | 山口放送 | 1978年10月1日 - 1993年9月30日 | 山口朝日放送開局に伴い脱退。 | NNN/NNS | ||
熊本県 | TKU | テレビ熊本 | 1970年1月1日発足 - 1989年9月30日 | 熊本朝日放送開局に伴い脱退。 | FNN/FNS | |
大分県 | TOS | テレビ大分 | 1970年4月1日開局 - 1993年9月30日 | 大分朝日放送開局に伴い脱退。 | NNN/NNS・FNN/FNS (クロスネット) | |
鹿児島県 | KTS | 鹿児島テレビ放送 | 1970年1月1日発足 - 1982年9月30日 | 鹿児島放送開局に伴い脱退。 | FNN/FNS |
ここでは報道取材拠点としてのもののみを取り上げる。支局所在地に別途加盟局が存在するものは除く。
取材網充実のため、加盟局のない地域を中心に支局を置いている。これらの支局は地元のケーブルテレビ会社及び技術会社への委託、もしくは駐在カメラマンの派遣により運営されている。ただし、支局管内で大事件、大規模な自然災害が起きたときは本社やキー局、近くの加盟局から取材の応援が来る。
他のニュースネットワークと違い、ANNは全ての加盟局が無い地域に支局を置いており、民放テレビが1局しかない徳島県(毎日放送)と佐賀県(九州朝日放送)は唯一の域外支局となっている。また、大半の域外支局は朝日新聞リアルエステートが管理する物件を利用している。これは、全国紙の朝日新聞の影響とみられる。
ANNニュースにおける関東ローカル枠や土日午後のスポット枠では、関東のニュース・季節の話題に加えて以下のテレビ朝日の5支局からニュース・季節の話題も伝えられる。
以下は各局のWebサイトや会社案内などには書かれていないが、インターネットタウンページや現地での存在が確認出来たもの。
取材網充実のため、加盟局のない地域を中心に支局を置いている。これらの支局は地元のケーブルテレビ会社及び技術会社への委託、もしくは駐在カメラマンの派遣により運営されている。ただし、支局管内で大事件、大規模な自然災害が起きたときは本社やキー局、近くの加盟局から取材の応援が来る。
他のニュースネットワークと違い、ANNは全ての加盟局が無い地域に支局を置いており、民放テレビが1局しかない徳島県(毎日放送)と佐賀県(九州朝日放送)は唯一の域外支局となっている。また、大半の域外支局は朝日新聞リアルエステートが管理する物件を利用している。これは、全国紙の朝日新聞の影響とみられる。
ANNニュースにおける関東ローカル枠や土日午後のスポット枠では、関東のニュース・季節の話題に加えて以下のテレビ朝日の5支局からニュース・季節の話題も伝えられる。
以下は各局のWebサイトや会社案内などには書かれていないが、インターネットタウンページや現地での存在が確認出来たもの。
- テレビ朝日三陸臨時支局
- テレビ朝日甲府支局
- テレビ朝日富山支局
- 毎日放送徳島支局
- 毎日放送高知支局
- テレビ朝日鳥取支局
- テレビ朝日米子支局
- テレビ朝日松江支局
- 九州朝日放送佐賀支局
2018年4月現在。海外支局はANN加盟各局がANNの承認を得た上で開設し、運営にはANN基金より費用が補助されている。海外支局はそのほとんどをテレビ朝日および毎日放送が運営しているが、静岡朝日テレビも1か所を運営している。その他の基幹局は、既存支局への人員派遣という形で協力を行っている。また、以前はANNシンガポール支局(名古屋テレビが運営)が存在したが、2007年までに閉鎖された。
運営に際して、毎日放送はかなりの独自性を持っていることが他系列と決定的に異なる。毎日放送の社員は同社が開設した支局のみに派遣され、海外でも同社社員の肩書きと同社から支給された名刺を使用して取材活動を行う。これは重大ニュース発生で他支局の応援に出た場合でも同様である。一方、テレビ朝日・毎日放送以外の系列局から派遣された特派員は形式上テレビ朝日に出向したものとして取り扱われることがあり、テレビ朝日のプロパー社員に準じながらも出身局名を括弧書きした特注の名刺をテレビ朝日が用意する。
なお、テレビ朝日はアメリカのニュース専門放送局CNNと提携しており、重大事件などの際にはCNNの映像を使用することもある。
運営に際して、毎日放送はかなりの独自性を持っていることが他系列と決定的に異なる。毎日放送の社員は同社が開設した支局のみに派遣され、海外でも同社社員の肩書きと同社から支給された名刺を使用して取材活動を行う。これは重大ニュース発生で他支局の応援に出た場合でも同様である。一方、テレビ朝日・毎日放送以外の系列局から派遣された特派員は形式上テレビ朝日に出向したものとして取り扱われることがあり、テレビ朝日のプロパー社員に準じながらも出身局名を括弧書きした特注の名刺をテレビ朝日が用意する。
なお、テレビ朝日はアメリカのニュース専門放送局CNNと提携しており、重大事件などの際にはCNNの映像を使用することもある。
地域 | 海外支局名 | 設置・運営 加盟局 | 備考 |
---|---|---|---|
アメリカ 合衆国 | ANNアメリカ総局 | テレビ朝日 | |
ANNニューヨーク支局 | テレビ朝日 | 広島ホームテレビからも記者派遣。 | |
ANNワシントン支局 | テレビ朝日 | ||
ヨーロッパ 旧ソ連 | ANNロンドン支局 | テレビ朝日 | 北海道テレビからも記者派遣。 |
ANNパリ支局 | 毎日放送 | 1975年に開設。 | |
ANNモスクワ支局 | テレビ朝日 | ||
アジア アフリカ | ANN中国総局 | テレビ朝日 | 北京に設置。九州朝日放送からも記者派遣。 |
ANN上海支局 | 毎日放送 | ||
ANNソウル支局 | テレビ朝日 | 九州朝日放送からも記者派遣。 | |
ANNバンコク支局 | テレビ朝日 | 静岡朝日テレビからも記者派遣。過去にはメ〜テレからの派遣もあった。 | |
ANNカイロ支局 | テレビ朝日 |
- 随時
- ANNニュース - 1969年12月まで『NETニュース』として放送。
- 朝
- 詳細は「テレビ朝日系列朝ニュース枠」を参照
- 昼
- 詳細は「テレビ朝日系列昼ニュース枠」を参照
- 夕方
- 詳細は「テレビ朝日系列夕方ニュース枠」を参照
- 最終版
- 詳細は「テレビ朝日系列深夜ニュース枠」を参照
出口調査などを利用し、開票状況を伝える特別番組を放送。朝日新聞社と関係が深い局が多い点を生かし、21世紀に入って以降、特に大規模な選挙では朝日新聞社と共同で選挙報道にあたっている。インターネット上の選挙特設サイトも朝日新聞デジタルとANNが共同で開設している。
震度3以上を観測した揺れについてはニュース速報の形式で伝え、場合によっては市町村別震度も伝える。なお、その際に表示される画面の地名には唯一振り仮名がふってある。
規模が大きな地震については、長時間にわたって伝える。地震に伴う津波に関しても同様の処置をとる。報道特番を組むか否かの判断は、編成局長に一任されている。これは、台風や突発的な事件・事故の場合も同様。
規模が大きな地震については、長時間にわたって伝える。地震に伴う津波に関しても同様の処置をとる。報道特番を組むか否かの判断は、編成局長に一任されている。これは、台風や突発的な事件・事故の場合も同様。
1970年代に、ANN系列のフルネット(マストバイ)各局が共同制作を担当する連続ドラマが制作されたことがある。
- 徳川三国志(1975年10月-1976年3月)幹事/発局・NET 放送枠・水曜21時台
- 江戸特捜指令(1976年10月-1977年3月)幹事/発局・MBS 放送枠・金曜22時台
- 海峡物語(1977年4月-9月)幹事/発局・ANB 放送枠・木曜22時台
- お手々つないで(1977年11月-1978年3月)幹事/発局・NBN 放送枠・火曜20時台
- 亭主の家出(1978年10月-1979年3月)幹事/発局・KBC 放送枠・月曜21時台
山梨県では、ANN系列局がないものの、東部では直接受信でき、またケーブルテレビと共聴設備の普及率が90パーセント以上のため、ほとんどの地域ではテレビ朝日を視聴できるほか、富士山周辺や身延地域では静岡朝日テレビが視聴可能。また、地元民放2局でも一部番組を同時・時差ネットを行っている。
北陸地方では、現在、石川県の北陸朝日放送(HAB)のみがフルネットとなっている。その為、北陸朝日放送が直接受信できる地域以外では、富山県では北日本放送と富山テレビ、そしてチューリップテレビ、福井県では福井放送(クロスネット加盟)と福井テレビで一部番組を放送している他、ケーブルテレビでは富山県と福井県の嶺北地方(南越前町を除く)では主として北陸朝日放送、富山県東部地方では新潟テレビ21(UX)、福井県嶺南地方(嶺北地方の南越前町を含む)は毎日放送を区域外再放送で視聴している世帯が多い。
徳島県は加盟局がないものの、毎日放送のローカルニュースや選挙特番においては、「近畿と徳島の…」といった具合で、(近畿)エリア内の各府県と同様に取り扱う。また地元局四国放送でも一部番組を放送している。また、ケーブルテレビでは毎日放送を区域外再放送する地域がほとんどであるが、一部局は瀬戸内海放送を配信する場合もある。
山陰地方、高知県では現在フルネット、クロスネットとも加盟局がないので、直接受信できる放送局で番組販売を受けている他、ケーブルテレビでは高知県では東部で瀬戸内海放送(2011年2月18日より高知ケーブルテレビでデジタル再送信開始)、西部で愛媛朝日テレビ(eat)、鳥取県では主に朝日放送テレビ・瀬戸内海放送(KSB)、島根県では石西地区以外では広島ホームテレビ(HOME)、石西地方では山口朝日放送(yab)の各局を配信している局が存在する。なお、2007年2月6日の『スーパーJチャンネル』で西日本で少雨の話題を放送した際、高知県にある早明浦ダム上空からのヘリコプター取材があったが、この取材は毎日放送ではなく瀬戸内海放送が担当していた。
佐賀県は地元の民放がサガテレビだけであるが、福岡県・熊本県・長崎県の電波が入る環境にあり、九州朝日放送(KBC)、熊本朝日放送(KAB)、長崎文化放送(NCC)を受信。佐賀県内では九州朝日放送がよく見られており、九州朝日放送も朝日新聞佐賀総局の2階に支局を開設していて、ローカルニュースや選挙特番等も佐賀県分も取り扱っているので実質的には九州朝日放送の放送エリア扱いと言える。
宮崎県では現状テレビ宮崎(UMK)がクロスネット加盟をしているが、メイン配信がFNN/FNS(フジテレビ系列)と、NNN(日本テレビ系列のニュースネット)が中心となるため、テレビ宮崎で放送されない番組は宮崎放送(MRT)に番販を行っている(日本テレビ系列も宮崎放送への番販あり)。なお、九州(沖縄県含む)のANN系列ブロックネット帯番組『スーパーJチャンネル九州・沖縄』の宮崎県の取材は熊本朝日放送が担当している。『スーパーモーニング』は2009年3月まで宮崎放送でネットされていたが、「制作協力:テレビ宮崎」になっている。
沖縄県の先島諸島では長らく琉球朝日放送(QAB)の中継局がなく、ケーブルテレビでの再配信も行われていないため、琉球朝日放送を受信できない状況にあったが、2009年にデジタル新局が開局したことによりこの事態は解消された。また大東諸島でもアナログ放送では中継局に限らず、ケーブル局もないためこれまでは通信衛星で受信したテレビ朝日の映像を再受信(後に地デジ難視対策衛星放送による直接受信)して放送していたが、こちらも2011年にデジタル新局が開局したことによりこの事態は解消された。
なお、地上デジタルテレビでは現在ケーブルテレビの区域外再放送を基本的に認めない方針のため、将来的にはケーブルテレビでの受信が出来ない場合がある。その状況の中、テレビ朝日は山梨県に、北陸朝日放送は富山県と福井県嶺北地方に、毎日放送は福井県嶺南地方と徳島県に、九州朝日放送は佐賀県にそれぞれ、地上デジタル放送の区域外再放送の許可を出している。
北陸地方では、現在、石川県の北陸朝日放送(HAB)のみがフルネットとなっている。その為、北陸朝日放送が直接受信できる地域以外では、富山県では北日本放送と富山テレビ、そしてチューリップテレビ、福井県では福井放送(クロスネット加盟)と福井テレビで一部番組を放送している他、ケーブルテレビでは富山県と福井県の嶺北地方(南越前町を除く)では主として北陸朝日放送、富山県東部地方では新潟テレビ21(UX)、福井県嶺南地方(嶺北地方の南越前町を含む)は毎日放送を区域外再放送で視聴している世帯が多い。
徳島県は加盟局がないものの、毎日放送のローカルニュースや選挙特番においては、「近畿と徳島の…」といった具合で、(近畿)エリア内の各府県と同様に取り扱う。また地元局四国放送でも一部番組を放送している。また、ケーブルテレビでは毎日放送を区域外再放送する地域がほとんどであるが、一部局は瀬戸内海放送を配信する場合もある。
山陰地方、高知県では現在フルネット、クロスネットとも加盟局がないので、直接受信できる放送局で番組販売を受けている他、ケーブルテレビでは高知県では東部で瀬戸内海放送(2011年2月18日より高知ケーブルテレビでデジタル再送信開始)、西部で愛媛朝日テレビ(eat)、鳥取県では主に朝日放送テレビ・瀬戸内海放送(KSB)、島根県では石西地区以外では広島ホームテレビ(HOME)、石西地方では山口朝日放送(yab)の各局を配信している局が存在する。なお、2007年2月6日の『スーパーJチャンネル』で西日本で少雨の話題を放送した際、高知県にある早明浦ダム上空からのヘリコプター取材があったが、この取材は毎日放送ではなく瀬戸内海放送が担当していた。
佐賀県は地元の民放がサガテレビだけであるが、福岡県・熊本県・長崎県の電波が入る環境にあり、九州朝日放送(KBC)、熊本朝日放送(KAB)、長崎文化放送(NCC)を受信。佐賀県内では九州朝日放送がよく見られており、九州朝日放送も朝日新聞佐賀総局の2階に支局を開設していて、ローカルニュースや選挙特番等も佐賀県分も取り扱っているので実質的には九州朝日放送の放送エリア扱いと言える。
宮崎県では現状テレビ宮崎(UMK)がクロスネット加盟をしているが、メイン配信がFNN/FNS(フジテレビ系列)と、NNN(日本テレビ系列のニュースネット)が中心となるため、テレビ宮崎で放送されない番組は宮崎放送(MRT)に番販を行っている(日本テレビ系列も宮崎放送への番販あり)。なお、九州(沖縄県含む)のANN系列ブロックネット帯番組『スーパーJチャンネル九州・沖縄』の宮崎県の取材は熊本朝日放送が担当している。『スーパーモーニング』は2009年3月まで宮崎放送でネットされていたが、「制作協力:テレビ宮崎」になっている。
沖縄県の先島諸島では長らく琉球朝日放送(QAB)の中継局がなく、ケーブルテレビでの再配信も行われていないため、琉球朝日放送を受信できない状況にあったが、2009年にデジタル新局が開局したことによりこの事態は解消された。また大東諸島でもアナログ放送では中継局に限らず、ケーブル局もないためこれまでは通信衛星で受信したテレビ朝日の映像を再受信(後に地デジ難視対策衛星放送による直接受信)して放送していたが、こちらも2011年にデジタル新局が開局したことによりこの事態は解消された。
なお、地上デジタルテレビでは現在ケーブルテレビの区域外再放送を基本的に認めない方針のため、将来的にはケーブルテレビでの受信が出来ない場合がある。その状況の中、テレビ朝日は山梨県に、北陸朝日放送は富山県と福井県嶺北地方に、毎日放送は福井県嶺南地方と徳島県に、九州朝日放送は佐賀県にそれぞれ、地上デジタル放送の区域外再放送の許可を出している。
- ANNニュース
- 民間放送教育協会(民教協)
- ADAMS
- ANNアナウンサー賞
- ラジオ局ローカルニュースタイトル一覧
- テレメンタリー
- 全国おもしろニュースグランプリ - 年末特番、ANN加盟26局全局参加
- 27時間チャレンジテレビ - 1996年、1997年のみ
- 裏送り
- ラテ兼営
- ローカルニュース動画配信実施局一覧
- ニュース系列
- 民放テレビ全国四波化
- 開局を断念した放送局一覧
- かつて日本に存在した放送局
- エリアで最初に開局した放送局の一覧 (日本)
- 衛星デジタル放送・動画配信関連
- BS朝日(アクセントは、丸みを帯びたアルファベットのAだけ。)
- テレ朝チャンネル(旧屋号tv asahi ch.平成25年度にて現屋号に改称。)
- 朝日ニュースター -旧名称衛星チャンネル(2013年4月よりテレ朝チャンネルに移行 )
- AbemaNews - ANNが取材した映像は、右下にANNロゴが表示される
- 山梨県
- 山梨放送(YBS) - NNN/NNS:日本テレビ系列(日曜を除き生番組は同時ネット)
- テレビ山梨(UTY) - JNN:TBS系列
- 富山県
- 北日本放送(KNB) - NNN/NNS:日本テレビ系列
- チューリップテレビ(TUT) - JNN:TBS系列
- 富山テレビ放送(BBT) - FNN/FNS:フジテレビ系列
- 福井県
- 福井テレビ(FTB) - FNN:フジテレビ系列(福井放送が枠の関係で放送できない一部のテレビ朝日系番組を放送)
- 岐阜県
- 岐阜放送(ぎふチャン) - JAITS:独立局。メ〜テレと友好関係にある。テレビ局開始当初はNETテレビの番組の多くをネットしていた。
- 京都府
- 京都放送(KBS京都) - JAITS:独立局。かつてはANNの映像を使用して全国ニュースを伝えていた。
- 兵庫県
- サンテレビ - JAITS:独立局。毎日放送と提携。KBS京都と同じく、かつてはANNの映像を使用して全国ニュースを伝えていた。
- 徳島県
- 四国放送(JRT) - NNN/NNS:日本テレビ系列
- 高知県
- 高知放送(RKC) - NNN/NNS:日本テレビ系列(土曜の生番組は同時ネット)
- テレビ高知(KUTV) - JNN:TBS系列
- 鳥取県・島根県
- 日本海テレビ(NKT) - NNN/NNS:日本テレビ系列
- 山陰放送(BSS) - JNN:TBS系列
- 山陰中央テレビ(TSK) - FNN/FNS:フジテレビ系列
- 佐賀県
- サガテレビ(sts) - FNN/FNS:フジテレビ系列
- 宮崎県
- 宮崎放送(MRT) - JNN:TBS系列(テレビ宮崎が枠の関係で放送できない一部のテレビ朝日系番組を放送。)
コメントをかく