放送史のif検討委員会補完wiki

サッカーを題材としたコメディタッチの作品で、同年のJリーグブームを反映して10月の番組改編期に合わせて企画された。サッカーの要素だけでなく地域おこしや、それを通じた人間模様が描かれたほか、「陽気で軟派」「サッカーに熱狂する国民性」「露出度の高い女性」などといった日本人がブラジルやラテン系にもつステレオタイプのイメージがそのまま描かれた。人気番組『ダウトをさがせ!』の放送を終了して企画・開始したもので、半年間の放送を予定していたが、12月9日放送回で視聴率が5パーセントを記録するなど低迷したため、全11話で打ち切りとなった。
同じクールには日本テレビ系列の『もうひとつのJリーグ』、TBS系列の『青春オフサイド!女教師と熱血イレブン』といった作品も放送され、競合する形となったがいずれも視聴率低迷により短期間で終了した。
なお、金曜21時枠でMBS制作のドラマが放送されたのは1984年に制作された『やさしい闘魚たち』以来9年ぶりであった。
2006年4月の番組改編で、テレビ朝日との共同制作による連続テレビドラマ枠を新設し、本作打ち切りから約12年ぶりに同時間帯での連続テレビドラマ枠が再開した（毎日放送・テレビ朝日金曜9時枠の連続ドラマを参照のこと）。

• 企画：山田尚、出口孝臣
• 脚本：吉村ゆう、笠井健夫
• 音楽：斉藤ノブ
• プロデュース：芝野昌之、都丸雅明、内堀雄三
• 監督：川島透、門奈克雄、花堂純次
• 制作：毎日放送、アミューズ、アスプロデュース

• 主題歌「君と僕の愛の歌は」（作詞：池永康記/作曲・編曲：佐藤健/歌：井上武英）
• エンディング「僕のそばに」（作詞・作曲：徳永英明/編曲：国吉良一/歌：徳永英明）

大鶴義丹とマルシアは、ブラジルでプレーするサッカー選手と日系ブラジル人の女の子という設定で共演し、マルシアが大鶴にポルトガル語を、逆に大鶴がマルシアに日本語などを教えているうちに意気投合。翌1994年に結婚した（2004年に離婚）。

毎日放送制作・テレビ朝日系列 金曜21時枠
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