ビックリマン』は、1987年10月10日から1989年3月31日までTBS系列で放送されていたテレビアニメである。朝日放送、旭通信社、東映(東映動画)の共同製作。全75話。

概要

ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」に付属する悪魔VS天使シリーズのシールを原作とするテレビアニメ。次回作『新ビックリマン』と比較するため、「旧ビックリマン」と呼ばれることもある。
企画段階では、「ハチャメチャなギャグもの」「旅もの」「舞台をひとつの街に限定したもの」の3案があったが、ロッテの推薦もあり「旅もの」で決まったという。当初は原作シール第8弾の「天聖門編」で終わる予定だったが、アニメ本編が好評だったため、延長が決定した。最終的に第19弾の「聖魔和合編」まで描かれている。ただし、原作にあったエピソードが一部省かれている。
「聖魔和合編」で一区切りついた際に一旦終了し、『新ビックリマン』に引き継がれた。

スタッフ

  • 企画 - 山口康男(東映動画)
  • プロデューサー - 鍋島進二(朝日放送)、春日東(旭通信社)、亀山泰夫(旭通信社)
  • シリーズディレクター - 貝沢幸男
  • シリーズ構成 - 富田祐弘
  • キャラクターデザイン - 青山充
  • 美術デザイン - 浦田又治
  • 特殊効果 - 大橋清、中島正之、山本公、朝沼清良、石橋佳久、広野覚
  • 音響効果 - 伊藤道廣
  • 録音 - 池上信照
  • 選曲 - 佐藤恭野
  • 音楽 - 有澤孝紀
  • 編集 - 望月徹 → 片桐公一
  • 現像 - 東映化学
  • 製作担当 - 横井三郎
  • 連載 - 月刊コロコロコミック、別冊コロコロコミック、てれびくん、小学三年生
  • アニメーション制作 - 東映動画
  • 制作 - 朝日放送、旭通信社、東映
※オープニングの朝日放送の文字(ロゴ)は、当時使用していたフォントではなくゴシック体でクレジットされた。また、ABCの略称も使用していなかった(『メイプルタウン物語』と同様)。

主題歌

オープニングテーマ - 「ドリーミング・A・Go-Go」
歌 - 小橋二郎 / 作詞 - 吉元由美 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA
エンディングテーマ - 「スーパーウォーズ」
歌 - 織田純一郎、Ammy / 作詞 - 吉元由美 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA
エンディングテーマ - 「Believe(ビリーブ)」(OVA)
作詞 - 森由里子 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA / 歌 - 織田純一郎 & KUKO (waffie)
挿入歌
「夢に架ける虹」(第36話)
歌 - 小橋二郎 / 作詞 - 吉元由美 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA
「スーパーゼウスのテーマ」(第36話)
歌 - J.M.F / 作詞 - 谷穂ちろる / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA
「ディン ドン ディン」(第41話)
歌 - 金丸日向子 / 作詞・作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA
「ビックリマン音頭」(第35話、第36話、第37話)
歌 - 鈴木富子、金丸日向子 / 作詞 - 富田祐弘 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - KAZZ TOYAMA
「GOING WONDER MARIA」(第75話)
歌 - Ammy / 作詞 - 今村未仁 / 作曲・編曲 - 有澤孝紀

放送局

※放送日時は1989年4月終了時点(北日本放送およびチューリップテレビについては本放送終了後に放映された日時)、放送系列は放送当時のものとする。
放送地域放送局放送系列放送日時備考
近畿広域圏朝日放送TBS系列土曜 8:00 - 8:30

金曜 19:30 - 19:58
制作局
北海道北海道放送
青森県青森テレビ
岩手県岩手放送現:IBC岩手放送
宮城県東北放送
福島県テレビユー福島
関東広域圏東京放送現:TBSテレビ
山梨県テレビ山梨
新潟県新潟放送
長野県信越放送
静岡県静岡放送
中京広域圏中部日本放送現:CBCテレビ
鳥取県・島根県山陰放送
岡山県・香川県山陽放送
広島県中国放送
高知県テレビ高知
福岡県RKB毎日放送
長崎県長崎放送
鹿児島県南日本放送
沖縄県琉球放送
秋田県秋田テレビフジテレビ系列木曜 17:30 - 18:00
山形県山形テレビ火曜 16:30 - 17:00
富山県富山テレビフジテレビ系列水曜 16:25 - 16:55の後半枠第12話で打ち切り。
1988年夏頃の関連イベントも主催していた[出典無効]。
北日本放送日本テレビ系列日曜 9:30 - 10:00

月曜 17:00 - 17:30
本放送終了後の1989年10月1日から放送。
当初は日曜午前の放送であったが、1990年4月2日より月曜夕方に変更。
『きらきら特別増刊号』も1993年12月27日、9:30から放送。
チューリップテレビTBS系列月曜 - 水曜 17:00 - 17:30本放送終了後の1995年頃に放送。
石川県北陸放送水曜 17:30 - 18:00

金曜 19:30 - 19:58
福井県福井放送日本テレビ系列
テレビ朝日系列
火曜 17:00 - 17:301989年3月までは日本テレビ系列単独加盟局。
山口県テレビ山口TBS系列月曜 17:00 - 17:30

金曜 19:30 - 19:58
徳島県四国放送日本テレビ系列木曜 17:00 - 17:30
熊本県熊本放送TBS系列
金曜 19:30 - 19:58
大分県大分放送
金曜 19:30 - 19:58
宮崎県宮崎放送
金曜 19:30 - 19:58

放送日時

1987年12月25日(第12話)までは、同年10月3日まで30分番組として放送されていた『新メイプルタウン物語 パームタウン編』とともに『新メイプルタウン物語とビックリマン』という枠で括られて放送されていた。この当時の放送時間は土曜8時15分 - 8時30分で、15分バージョンになった『新メイプルタウン物語』を枠の前半に放送した後、同じく15分番組である本作を放送するというものであった。また、後の再放送時に30分枠で放送できるよう、1回分の内容を2週に分けるいわゆる前編・後編の方式を採っていた(この点も考慮した場合、本作の話数は全69話となる)。オープニングテーマの後半とエンディングテーマのイントロはカットされていた。
『新メイプルタウン物語』終了後の1988年1月10日(第13話)から同年3月26日までは、土曜8時00分 - 8時30分に放送の30分番組となり、1988年4月22日からゴールデンタイムとなる金曜19時30分 - 19時58分に移動し、放送時間も2分縮小され28分番組となる。この回からはCMの前後に、画面いっぱいに並んだ無数の天使・悪魔・お守りたちが揃って「ビッ・クリ・マン!」とコールした後に大笑いするアイキャッチが挿入された。この映像は番組開始直前に流れたクロスプログラムにも音声を変えた上で流用された*1

関連項目

  • 総天然色バラエティー 北野テレビ
    • 本作の放送期間中に、キー局のTBSが制作したバラエティ番組。ショートコントにヤマト王子が登場。
朝日放送制作・TBS系列 土曜8:00 - 8:15枠
前番組番組名次番組
新メイプルタウン物語 パームタウン編
(1987年1月18日 - 12月27日)
ビックリマン
(1988年1月8日 - 4月16日)
金子信雄の楽しい夕食 総集編
(1988年4月23日 - 1989年3月25日)
朝日放送制作・TBS系列 土曜8:15 - 8:30枠
新メイプルタウン物語 パームタウン編
(1987年1月17日 - 1987年10月3日)
【1987年10月廃枠】
ビックリマン
(1987年10月9日 - 4月16日)
金子信雄の楽しい夕食 総集編
(1988年4月23日 - 1989年3月25日)
朝日放送制作・TBS系列 金曜19:30 - 19:58枠
旅はデリシャス
(1988年1月15日 - 1988年3月25日)
※19:00 - 19:58
ビックリマン
(1988年4月22日 - 1989年3月31日)
新ビックリマン
(1989年4月7日 - 1990年8月24日)

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