エス・ロイエスに踏み入る者
去りなさい
「古き混沌」を恐れるのです
戻るのです
そして二度と振り返らぬこと
エス・ロイエスに封じられたものに
近づいてはなりません
去りなさい
アーヴァは貴方を見ています
去りなさい
アーヴァよ 哀れな王の遺児よ
証を持たぬ者が訪れた
その牙を振るうがよい せめて苦しませぬように
この廃都に何を求めるのです
去りなさい
「古き混沌」に触れてはなりません
アーヴァの牙を折るとは
貴方は何者なのです
この地には、何もありはしません
「古き混沌」によって、ここは呪われた地となりました
混沌は歪んだ命を生み、
あらゆるものを遠ざけていたのです
我が君、白の王が現れるまでは
我が君こそは、王たるに相応しきお方
その大いなるソウルによって
王はエス・ロイエスを造り上げ…
混沌の力を封じ込めたのです
しかしそれは、自らのソウルを
混沌に捧げ続けることに他なりませんでした
王はやがて力を失い、そしてその間際に
混沌の中へ身を投じたのです
エス・ロイエスは力を失い、以来この姿のまま…
私は王の志を継ぎ、混沌を封じ続けています
王が戻られるまで、幾年月のちも…
ここには、もう何もありはしないのです
あの、呪われた炎のほかは…
私の願いは、ただひとつ
混沌に囚われた我が君を
解き放つことだけです
私には、その力はありません
しかし、貴方ならばもしや…
名も知らぬ訪問者よ
願いを聞き入れてもらえますか?
(どうしますか?)
訪問者よ、感謝します
混沌への道を開きましょう
どうか私の願いを…
(アルシュナの封印は解かれ、エス・ロイエスの風が止んだ)
ロイエスの騎士たちの幾人かは
王の後を追い、混沌へ向かいました
ですが、ただ一人として戻る者はありませんでした
そして、この地に残され、
王の帰還を待ち続けていた者たちも
やがて皆、沈黙の中に…
ロイエスの騎士たちは、今も待ち望んでいるはずです
彼らを率い、共に混沌へと向かう者を
ならば去りなさい
ここには、もう何もないのですから
訪問者よYES/NOに対する反応は先と同じ
その身を混沌へ投げ入れようと?
(どうしますか?)
ロイエスの騎士たちの幾人かは
王の後を追い、混沌へ向かいました
ですが、ただ一人として戻る者はありませんでした
そして、この地に残され、
王の帰還を待ち続けていた者たちも
やがて皆、沈黙の中に…
ロイエスの騎士たちは、今も待ち望んでいるはずです
彼らを率い、共に混沌へと向かう者を
ロイエスの騎士たちの幾人かは
王の後を追い、混沌へ向かいました
ですが、ただ一人として戻る者はありませんでした
そして、この地に残され、
王の帰還を待ち続けていた者たちも
やがて皆、沈黙の中に…
再起した騎士たちは、貴方に従うでしょう
願いを聞き届けてくれたのですね
これで、思い残すことはありません
私はかつて暗闇の中で生まれました
遥か昔、深淵の中にあった「父」の滅びと共に
無数にわかれた闇の欠片
そのひとつが、私だったのです
私はただ、恐れていました
闇の欠片から生まれた、おぼろげな自分が……
いつの日か、ふと消えてしまうのではないかと
父の中にあった「恐怖」こそが
私を生みだしたのでしょう
私は寄る辺を求め、この地の王にそれを見出したのです
ただ、この世にあり続けるため…
恐怖を埋めるために…
王はそれを知っていたのかもしれません
かつて「恐怖」から生まれた私は、
我が君によって救われました
私はここで、混沌を封じ続けます
それが、王の遺された役割なのですから
遙か時が果てるまで…
混沌に呑まれたロイエスの騎士たち
彼らのソウルは、いまも混沌の中に…
いつの日か、彼らにも救いがもたらされるのでしょうか
騎士の喜びが聞こえます(階段の氷が砕ける。ロイエスの手甲・ロイエスの足甲入手)
訪問者よ 私の感謝を受け取ってください
騎士の喜びが聞こえます(階段の氷が砕ける。ロイエスの鎧入手)
訪問者よ 私の感謝を受け取ってください
騎士の喜びが聞こえます(階段の氷が砕ける。ロイエスの兜入手)
訪問者よ 私の感謝を受け取ってください
騎士の喜びが聞こえます(階段の氷が全て砕ける。以後、階段の下からは話しかけられなくなる)
さあ、近くに…
訪問者よ(沈黙のアルシュナのソウル入手)
闇の欠片から生まれた者は、ただひとりではありません
誰よりも深く濃い、苦難へと向かうお方
これをお持ちなさい
彼女らは、ソウルを渇望する深い闇
貴方が彼女たちの情念に呑み込まれないように…
お行きなさい、訪問者よ
いつの日か、その旅に終わりが訪れんことを…