◆
攻撃側依存値
スキルの説明に(○)と記されている能力。
複数の依存能力が記されている場合、(○・×)なら○と×の平均値、(○or×)なら○と×のいずれか高い方を参照する。
アビリティによっては、この依存能力を片方に限定させたり、別の能力に変更したりすることもできる。
(○・×)のような両能力依存タイプのスキルは参照値に1.2倍の補正が掛かり、この補正は【重の拳】等のアビリティで単能力依存化しても発揮される。
通常攻撃の場合は、装備している武器種類に応じて参照値が変化する。
通常攻撃の参照能力値
参照能力値 | 武器種類 |
---|
攻撃力 | 剣、騎士剣、牙、斧、棍、鎌、鉄球、そろばん、魔導書、武器装備なし |
攻*1.25 | 巨剣 |
攻*0.9+魔*0.3 | 杖、ロッド |
攻*0.6+魔*0.6 | 魔導剣 |
攻*0.75+魔*0.75 | 魔導撃 |
攻*0.6+早*0.6 | 尖剣、槍、重槍、拳 |
攻*0.6+器*0.6 | 短剣、刀、忍者刀、弓矢、鞭、ブーメラン、包丁、メス、カード、皿 |
早*0.6+器*0.6 | 扇 |
器用さ | 竪琴、銃、淫具 |
◆
威力倍率
スキル毎に異なる係数が設定されており、攻撃側依存値に乗算される。
通常攻撃は×2で、スキルは威力ランクに応じた値が個別に設定されている。
装備武器適性(後述)によってダメージが上昇するスキルは、そうでないスキルと比べて威力倍率が2/3程度に設定されている。
多段攻撃スキルは1発の威力倍率が低い代わりに、威力倍率×判定回数の合計は単発スキルにやや優る。
多段技が格上相手に通じ難いのは、威力倍率が低い上に判定毎に防御による減算を受けるからである。
詳細
分類 | 倍率 |
---|
通常攻撃 | 2 |
捨身撃 | 3 |
暗黒 | 5 |
威力:E | 3 |
威力:D | 4 |
威力:C | 5 |
威力:B | 6 |
威力:A | 10 |
威力:S | 14 |
威力:SS | 18 |
威力:SSS | 24 |
威力:S4 | 40 |
※威力B以下はスキルごとに差があるため参考値
※威力ランクが同じでもスキルによって多少は倍率に差がある模様
◆
防御側依存値
物理なら防御力、魔法なら精神力、快楽なら防御力と精神力の平均値。
攻撃側依存値が威力倍率による補正を受けてから減算される。
敵側の攻撃である場合は、参照値が1/2になる補正(=防御力・精神力の影響が小さくなる)が掛かっている可能性有り。
また、防御依存値を無視するスキルも存在する。
ここまでの計算によって『基準ダメージ』が確定し、以後の計算はブースターや耐性などによる乗算となる。
◆
装備武器適性
装備している武器種類と使用するスキルの適性によって乗算される。
基本的に、ふさわしい武器種類を装備していれば1.5倍となる。
二刀流状態の場合でも倍率は重複せず、いずれか高い方の値が適用される。
スキルタイプによってはこの影響を受けないものもある。
※『装備武器適性』については、
装備武器とスキルの相性を参照。
◆
武器種類ブースター
ブースターに対応する武器種類を装備して、対応するスキルタイプを使用する場合に乗算される。
同種類のブースターを複数重ねた場合は、倍率は
加算(30%が2個なら1.69ではなく1.6)となる。
二刀流状態の場合でも倍率は重複しない。
通常攻撃ブースターはここに属する。
※どの武器種類とスキルタイプに対応しているかは、
装備武器とスキルの相性の『装備ブースター・書の対応するスキル一覧』を参照。
◆
スキルタイプブースター
該当するスキルタイプを使用する場合に乗算される。
同種類のブースターを複数重ねた場合は、倍率は
加算(30%が2個なら1.69ではなく1.6)となる。
装備品の【(スキルタイプ)強化】や固有アビリティの【「(スキルタイプ)」の威力がアップ】はここに属する。
「淫具」には、記載されていないが【淫技強化30%】の効果がある。
※スキルタイプ強化を持つ装備については、
戦闘関連の傾向別各種一覧の『スキルタイプ強化・属性強化を持つ装備』を参照。
◆
特定スキルブースター
特定条件を満たすスキルを使用する場合に乗算される。
同種類のブースターを複数重ねた場合は、倍率は
加算(30%が2個なら1.69ではなく1.6)となる。
固有アビリティや秘装備の特殊効果に存在し、表記・条件は様々。
【○○を用いたスキルが強化】
【巨体を活かしたスキルが強化】
【(スキルタイプ)に属する○○スキル強化】
【威力○の(スキルタイプ)強化】
【(スキルタイプ)「(スキル)」強化】
などが該当する。
◆
属性ブースター
攻撃が持つ属性の内、最も高いブースターの値で乗算される。
同種類のブースターを複数重ねた場合は、倍率は
加算(30%が2個なら1.69ではなく1.6)となる。
属性ブースターはその属性を
含む攻撃の威力を強化するものであり、
対象の耐性値とは無関係にダメージを強化する。
装備品の【○属性強化】や固有アビリティの【○属性攻撃の威力がアップ】はここに属する。
※『属性』については、後述の『属性について』を参照。
※『属性ブースター』については、後述の『属性ブースターについて』を参照。
※属性強化を持つ装備については、
戦闘関連の傾向別各種一覧の『スキルタイプ強化・属性強化を持つ装備』を参照。
◆
攻撃タイプ耐性
攻撃が属するタイプ(『物理・快楽攻撃』『魔法攻撃』『万能攻撃』)に対する、防御側の耐性値によって乗算される。
『防御』は、全ての攻撃タイプの耐性値を0.5倍(アビリティによって変動)にする効果がある。
『防御力アップ』『精神力アップ』の基本ステートには、それぞれ『物理・快楽攻撃』と『魔法攻撃』の耐性値を0.5倍にする効果がある。
【魔導コンバーター】【コンバートリング】には、『物理・快楽攻撃』の耐性値を1.5倍にする効果がある。
※『攻撃タイプ』については、後述の『攻撃タイプについて』を参照。
◆
属性耐性
攻撃が持つ属性耐性の内、防御側の最もダメージ倍率が高い耐性値で乗算(弱点が優先)される。
ただし、防御側が含有属性に対する『反射・吸収』を持っていた場合はそれらが優先され、これは『万能攻撃』であっても無視できない。
Ver2.23では、『混沌属性』が含まれる攻撃であれば『反射・吸収』も無視することができる。
基本12属性を一切含まない『無属性』のスキルも存在し、それらは属性耐性の影響を受けない(倍率100%)。
※『属性』については、後述の『属性について』を参照。
※『反射・吸収』については、後述の『特殊な耐性について』を参照。
※『混沌属性』については、後述の『混沌属性について』を参照。
※『万能攻撃』については、後述の『攻撃タイプについて』を参照。
◆
会心判定
会心の一撃が発生する可能性のある攻撃は会心率で判定し、発生すればダメージが2倍される。
また、刀・拳装備時、及び秘装備に付加される【会心ダメージ◯○%アップ】により、会心発生時のダメージ倍率がさらに上昇する。
倍率は
加算(会心ダメージ100%アップを加えた場合は基本の200%に+100%されて3倍)となる。
◆
乱数
おそらく*0.9〜1.1。
「斧技」「棍技」「投擲技」「鉄球技」やアイテムの魔石など、一部の攻撃では乱数幅が大きくなる?(おそらく0.8〜1.2)
「銃技」など、一部の攻撃では乱数幅が小さくなる?(おそらく0.95〜1.05)
◆
種族特攻補正
戦技アビリティの〜特攻や、アクセサリーの〜破りの呪符は、ダメージを50%アップさせる効果がある。
複数積んだ場合、加算される。
ハーピー特攻+ハーピーの呪符の場合、 100% + 50% + 50% = 200%。 つまり2倍ダメージ。当たり前であるが、これはハーピーに対して攻撃しないと成立しない。
なお、キャラクターによっては複数の種族特攻が有効な場合がある。
例えば、ケツァルコァトルの場合は、ハーピー特攻とラミア特攻がどちらも有効。この場合、
異なる種族特攻は乗算で重複される。
ハーピー特攻+ハーピー破りの呪符+ラミア特攻の場合、 (100% + 50% + 50% ) * (100% + 50% ) = 300%。 つまり3倍ダメージ。
スキルそのものに「特攻効果」が付いている場合があるが、これは例外的に50%ではなく100%アップの効果がある(全スキルが同じ補正値なのかどうかは不明)。
ハーピー特攻+ハーピー破りの呪符+ラミア特攻でケツァルコァトルにラミアバスターを使った場合、
(100% + 50% + 50% ) * (100% + 50% + 100 %) = 500%。 つまり5倍ダメージ。
種族特攻ブースター、種族特攻ハイブースターは、30%、50%アップの効果がある。種族特攻の書、秘伝書、極意書は30%、50%、100%アップの効果がある。
これらは
種族特攻補正値に直接加算されるのではなく、特攻倍率に補正がかかる。
例えば、ハーピー特攻+種族特攻ハイブースター でハーピーに攻撃した場合、
100% + ( 50% + 50% * 50 %) = 100% + (50% * 150%) = 175% となる(「特攻倍率が50%アップ」するので、特攻倍率が75%になっている)。
100% + 50% +50 % = 200% ではないので注意。
ハーピー特攻+ハーピー破りの呪符+ラミア特攻+種族特攻ハイブースターでケツァルコァトルにラミアバスターを使った場合、
(100% + 75% + 75% ) * (100% + 75% + 150 %) = 250% * 325% = 812.5%。 つまり、8.125倍ダメージ。
ver2.35現在、職業アビリティと種族アビリティの「種族特攻強化」は、バグにより機能していない模様。
◆
特大ダメージ補正
v2.20アップデートより、特定の条件(敵に状態異常を付与)を満たして特定の方法(スキル)でダメージを与えると、ダメージに特大ダメージ補正が掛かるようになった(条件は、
装備武器とスキルの相性の『武器特性とスキル特性まとめ』を参照)。
特大ダメージ補正は、一部の武器種、スキル、固有アビリティに付与されており、
条件(状態異常)が同じであれば重複する。
倍率は、「100%アップ」であり、重複は加算式である。
例:重槍(スロウ・ストップ・素早さ低下のときに、槍技を使用すると特大ダメージ)の場合、
重槍1個+状態異常なし : 100%ダメージ
重槍1個+状態異常あり : 100% + 100% = 200%ダメージ
重槍二刀流+状態異常あり: 100% + 100% + 100% = 300%ダメージ
状態異常が異なると重複しないので、スロウ、ストップ、素早さ低下を同時にかけても倍率は上がらない。
条件が同じであれば固有アビリティも重複する。それができるのは、v2.23までは
サキュバス(村長)のみであったが、v2.30において、コラボキャラの
エストもできるようになった。淫具は敏感状態の敵に淫技で特大ダメージ補正が掛かるが、この二人は固有アビリティでも敏感状態の敵に淫技で特大ダメージ補正が掛かる。
淫具1個 +状態異常なし : 100%ダメージ
淫具1個 +敏感 : 100% + 100% + 100% = 300%ダメージ(敏感により快楽耐性2倍のため、実際は6倍ダメージ)
淫具二刀流+敏感 : 100% + 100% + 100% + 100% = 400%ダメージ(敏感により快楽耐性2倍のため、実際は8倍ダメージ)
ver2.23以前
倍率は、1つ重複させると3が加算されるようになっている。
例:重槍(スロウ・ストップ・素早さ低下のときに、槍技を使用すると特大ダメージ)の場合、
重槍を一つ装備した場合は 1 + 3 = 4倍。 重槍二刀流の場合は、1 + 3 + 3 = 7倍。
状態異常が異なると重複しないので、スロウとストップを同時にかけても倍率は上がらない。
なお、条件が同じであれば固有アビリティも重複するが、それができるのは現状では
サキュバス(村長)のみである。淫具は敏感状態の敵に淫技で特大ダメージ補正が掛かるが、村長は固有アビリティでも敏感状態の敵に淫技で特大ダメージ補正が掛かる。淫具を二刀流して淫技を使うと 1+3+3+3 = 10倍 になる(実際には、「敏感」自体に快楽耐性2倍の効果があるため、上記の『属性耐性』も2倍になる。つまり、村長が淫具を二刀流すると、敏感を付与しただけで
20倍ダメージを叩き出せる)。