本機はR-1A型に比べ燃料搭載量が18%アップし、装甲材質の高質化、外側脚部装甲の強化、格闘戦用ロケットバーニアの一部増強などの改良が行なわれている。脚部装甲ついては4機の中で多少の差異が見られ、脚内側のロケットエンジンのフェアリングにカバーの面を揃える物と、後側ロケットエンジンまでをかこむ物の2種があった。
コクピットハッチにスライドコンソールが採用され、右胸側から直接コクピットへ入るダイレクト・イン方式に搭乗方式が変更されている。
公開テストの時点ではR-1A型のジェネレーターを搭載していたが、その後2週間後に
MS-11?用ジェネレーターを簡略化した改良型に変更されている。
ベースに使用されたのが元々F型と中身のほとんど違うR-1A型であったため、このR-2はザクの皮は着ているものの、新型もしくは新開発機と言っても差しつかえない程の別物であった。