本家は
第四研の跡地に建てられている。旧長野県との境に近い旧山梨県の狭隘な盆地にあるその村は地図にも載っておらず、四葉家の縁者以外でその場所を知る者は政府関係者を含めてごく僅かしかいない。
四葉の村には結界が張られており、外部からは認識できないようになっている。四葉の村へ続くルートには、決まった地点で特定の波形を持つ
想子波を照射しないと入れない仕組みになっており、トンネルの中に
無系統魔法を鍵とした自動ゲートが設けられている。
第四研は元々名前のみが知られていて、その場所は政府や軍の高官にも分からなかったが、四葉家が
第四研を引き継ぐ際に、この秘密を知る外部の人間の記憶を消して回り、本拠地の所在を完全に隠した。