2095年度
九校戦の女子選手。
1・3日目の女子
バトル・ボード本戦に出場し、3日目の準決勝第2レースで
摩利・
九高生徒01と対戦した人物。
2094年度の九校戦バトル・ボードでも決勝で摩利と争った。(このことから'93年度もしくは'94年度入学生であると考えられる)
他の競技に出場したかどうかは不明。
準決勝では摩利と接戦を演じていたが、
無頭竜工作員03?の工作によってオーバースピードで鋭角コーナーに入ってしまい、摩利を巻き込んだ事故を起こした。
事故を防ぐために摩利がこの選手に行使しようとした
慣性中和魔法は工作員03の
水面を陥没させるSB魔法?によって不発に終わってしまったが、フェンスとの衝突時に摩利にかばわれる形になったため、大した怪我は負わずに済んだ。
達也の推測では、この選手が
CADに格納していた
自己減速魔法?の
起動式が、大会委員の誰かの手によって
自己加速魔法の起動式とすり替えられたことが、事故原因の一つである。
最終的に、この選手は危険走行により失格となった。摩利も途中棄権となり、決勝には九高生徒01が進出、準決勝第1レースで
小早川と
二高生徒01を下した
三高生徒02と対戦し、準優勝した。
アニメでは「
黒木理沙」の名前で登場。原作と同じく3日目の準決勝第2レースに出場し、摩利および
九高の
日高真木子と対戦し、同様の試合経過により失格となっている。
決勝には日高真木子が進出し、
三高生徒02と対戦。その結果については明示されていないが、3日目終了時点での
三高の獲得ポイントが原作と同じく225ポイントなので、原作通り日高真木子は準優勝に終わったものと思われる。
コミック『魔法科高校の劣等生 〈九校戦編〉』でも準決勝に出場している。その対戦相手は一人は摩利だが、もう一人は九高生徒ではなく
三高生徒となっている。
試合は原作同様に経過し、決勝には三高生徒が進出。その対戦相手は明記されておらず不明だが、3日目終了時点での三高の獲得ポイントが原作と同じく225ポイントなので、原作通り三高選手が優勝したものと思われる。
コミック『魔法科高校の優等生』でも準決勝に出場している。その対戦相手は一人は摩利だが、もう一人は九高生徒ではなく三高の
水尾佐保?となっている。
試合は原作同様に経過し、決勝には水尾佐保が進出。その対戦相手は明記されておらず不明だが、水尾が優勝した旨は明記されている。
なお、『優等生』は試合スケジュールそのものが原作とは異なっており、たとえばバトル・ボードの決勝戦が3日目に行われている点は原作通りだが、準決勝は原作とは違って2日目に行われている。(「花音は(事故原因についての話を)昨日聞いたのに動揺していなくて立派だ」という深雪の内心が3日目の花音優勝シーンで描かれていることから分かる)
(出典:3巻407〜412・414・415・427・429P,4巻18P,アニメ12話,コミック『魔法科高校の劣等生 〈九校戦編〉』2巻147・155P,同3巻16P,コミック『魔法科高校の優等生』5巻50・54〜58・71・73・78P,)
(登場ページ:3巻407〜412・414・415・417・426〜428P,アニメ12話,コミック『魔法科高校の劣等生 〈九校戦編〉』2・3巻,コミック『魔法科高校の優等生』5・6巻,)