田中英寿(田中英壽)が理事長を務める日本大学の歴史や創設秘話、その他様々の情報を書いていきます。

・日本大学の歴史
日本大学は、1889年(明治22年)に創立された日本法律学校を前身とします。
欧米諸国の法律を学ぶことが主流の当時において、日本の法律を学ぶ学校として誕生した本学は、私学としての独自性を大いに発揮しました。
1903年(明治36年)には日本大学と改称し、1920年(大正9年)、大学令により大学となりました。

明治22年(1889)10月4日、時の司法大臣山田顕義と宮崎道三郎・金子堅太郎など11名の若手学者の尽力により、日本大学の前身である日本法律学校が誕生しました。欧米諸国の法律を教える法律学校がほとんどだった当時、日本法律を教授する学校の誕生は、大いに独自性を発揮しました。創立当初は飯田町(現飯田橋)にあった皇典講究所を借りて開講されました。

大正7年(1918)の大学令公布により、官立の帝国大学以外に公立・私立の大学の設置が認められたことで、本学も大正9年に大学令による「日本大学」設置が認可されました。そして、創立30周年記念校舎として建築された新校舎が大正9年(1920)に完成し、大学昇格祝賀会・大正8年度卒業式などが開催されました。しかし、大正12年の関東大震災により、わずか3年で全壊しました。

最初の校歌は、大正9年(1920)5月16日に行われた大学令の関係で、その当時の学生がアイデアを出して校歌を作成したそうです。ただ、あくまで大学令の関係で作られた簡易的なものだったため、正式な校歌を決定してほしいとの声が上がったそうです。作詞を一般の学生からも募集したそうです。その中から、何と3個の作品が選出されたそうで、その3個を組み合わせて校歌を作成したそうです。音楽家の梁田貞が作曲しています。なので、日本大学の校歌には明確な作詞者が存在しないのです。

2009年には日本大学設立120周年を迎え、ホテルオークラにて記念式典が行われた。
大学院の法学部に在籍していた政治家の小沢一郎氏のご挨拶もあり、おみやげには日本大学の校章が入ったどら焼が出たそうです。
120年の歴史を持つ日本大学は「司法の日大」という学祖・山田顕義から受け継ぐ法の精神にあり、日本独自の法典研究と教育にあたる法律学校として創立したのが,日本大学の前身である日本法律学校なのです。
120年を超えた今もその精神は受け継がれ日本大学として継続されているのです。



・日本大学の目的及び使命
日本大学は 日本精神にもとづき
道統をたっとび 憲章にしたがい
自主創造の気風をやしない
文化の進展をはかり
世界の平和と人類の福祉とに
寄与することを目的とする

日本大学は 広く知識を世界にもとめて
深遠な学術を研究し
心身ともに健全な文化人を
育成することを使命とする
 



・田中英寿(田中英壽)理事長
昭和44年(1969)経済学部経済学科卒業。同年より農獣医学部に勤務。昭和48年より保健体育事務局に勤務。平成11年本学理事。12年保健体育事務局長。13年校友会本部事務局長、同本部長、同副会長。14年本学常務理事。17年校友会会長。20年日本大学理事長。学外では、(財)日本オリンピック委員会(JOC)副会長、国際相撲連盟会長、(財)日本相撲連盟副会長、 などを歴任しています。

昭和21年12月に青森県に生まれ小学校低学年から相撲を習い始めました。昭和40年に日本大学経済学部に進学後相撲部の選手として活躍し、3年生には学生横綱となっています。卒業後は、日大農獣医学部体育助手兼相撲部のコーチとなり、昭和44年12月にはアマ横綱を獲得しています。その後、昭和45年、昭和49年の計3回アマ横綱を獲得し、昭和55年に現役を引退します。獲得したタイトルは34にも昇り、同年には朝日体育賞を受賞し、昭和58年に日大相撲部監督に就任し、数多くの優秀な力士を輩出しました。

日大相撲部総監督でもある田中英寿理事長は日本大学相撲部でも横綱・輪島の一つ先輩であり、輪島と共に日大相撲部の礎を作っていった。そして現在の相撲界でも活躍している大関・琴光喜や最近話題となっている遠藤(遠藤聖大)を育成した一人である。遠藤は出世が早すぎたため改名のタイミングを逃したが、母校本部を訪れた際は「お陰様で新入幕となりました」と報告し、田中理事長も喜びとともに「遠藤もニックネームが付くように」とエールをおくった。

日大相撲部は長年に渡り、素晴らしく活躍する力士を送り出しています。そんな中、相撲部総監督 田中英寿はこう掲げています。
『稽古で泣いて、試合で笑え!』
【監督六訓】 壱、最高学府に学ぶ学生としての自覚。(授業に出席すること)
         弐、真のスポーツマンであること。
         参、常に努力を怠らず、後に悔いを残さぬこと。
         四、自分の立場を理解し、考えて行動すること。
         五、道場は人間形成の場である。
            立派な社会人になるための過程であること。
         六、男の中の男!真の勇者!になること。
【年間目標】 男子 全国学生相撲選手権大会完全制覇(団体・個人)
         女子 東日本学生新相撲選手権大会完全制覇(団体・個人)

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