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ギャグSS投稿スレ
13.名無しの天狗 - 18/03/28 01:38:00 - ID:RDSFIzoSpA
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「ねずみさん、ねずみさん」
なんでしょう、のら様。
「私は紅茶が好きです」
そうですね。茶葉と菓子との相性にまでこだわっているのは知っています。
「モンスターエナジーも好きです。」
大量に備蓄されていますね。先ほど、ふざけたドブネズミ達が崩して下敷きになって
いました。私達が片付けて、その者達はリスポーン後折檻しておきます。
「何かあったと思いましたら…。まあいいです。そこでですよ。私、考えました」
了解です。はい、なんでしょう?
「紅茶とモンエナを合わせると最強なのではないでしょうか?」
―――っ!?のら様はですか!そうと決まれば早速用意しましょう!
「ねずみさん達はモンエナを常温にしておいてください。紅茶を混ぜる時の温度差を
小さくします。私は、紅茶を入れてきます。待っていてください。本物の紅茶を用意
しますからね?」
了解!
一瞬でねずみの大移動が発生する。情報は一瞬で伝達され、それぞれが役目を果たす為に
行動を開始していく。テーブルは片付けられ、水拭き隊に消毒隊が駆け巡る。モンエナ
倉庫に向かったねずみさん達は互いに体を寄せ合い、缶を温めている。
そうしている内に、用意を終えたのら様がやって来る。最適温度にされた紅茶にミルク、
ここにモンエナを注ぐことを躊躇してしまうほどだ。
そこで私は一瞬、冷静になった。しかし、沸き立つ周囲に流され興奮に身を躍らせて
しまう。ねずみさんは単純なのだ。
「さて、それではいきましょう」
缶から炭酸が噴き出す音。代表ねずみが缶を傾けた―――
「!?」
っ!?
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