掲示板・スレッド詳細
ギャグSS投稿スレ
5.名無しの天狗 - 18/03/23 17:38:41 - ID:RDSFIzoSpA
2/2
スースーウォーターだ。
数日前にどこからか調達してきたねずみさんがいて、飲んで飲ませての祭りになった
ことが脳裏に浮かぶ。まだ隠してあったのか。私は衝動的に紙パックの封を破いた。そして
それを口に運ぶ。
口に広がる、変わらないあの味に体が拒絶反応を起こし喉が痙攣する。それでも飲む
ことを止められない。胃に落ちようともその存在感を発揮し続けるが、最後まで休まずに
飲みほした。
一パック分の飲料物兵器に苛まれるも、私はただ屋根裏を見渡して耐える。
(一滴だって吐いてやるものですか…!)
代わりに涙が溢れ出てくる。これは確かにトラウマだった。しかしねずみさん達と共有
したあの時間のおかげで、それはいい思い出になった。零れ落ちた涙が私のドレスに染みを
作っていくが、心配してきてくれるねずみさん達は――――
なかないで。
振り返ると、そこには確かにねずみさん達の姿があった。
―――リスポーンにこんな時間がかかるとは思わなかったよ。おはきゃーっと。
鼓膜の再生はすぐにできてたのになぁ。のら!ちゃん!べりべりきゅーと!あいつら許せ
ねぇな燃やすぜ!のらちゃんあいしてるのじゃー。まずはこっちから燃やせ!ああ!あっ、
堀田とエルフの森に引火した!――――
私はその、いつもの光景に思わず自然と笑みが浮かぶ。涙も引いていた。
「おかえりなさいっ」
その後まだあったSSで宴を開いたが、翌日全員でダウンした。残当である。
→SeriousSSSS?エンド
最新コメント
2022-11-17
2022-06-15
2019-11-21
2019-11-14
2019-08-06
2019-05-03
2019-02-06
2019-01-24
2018-11-30
2018-11-29