私的記録

同じ作業を続けてすると遅い?

スーパーの1/2カットキャベツ:業務の効率化

2014/4/1放送のテレビ東京「ガイアの夜明け」でスーパー「ゆめタウン」の業務の効率化について放送していた。
スーパーに行くと、1/2にカットされて、ラップに包まれたキャベツがある。
これをスーパーでパートのオバちゃんが作るわけだが、その工程は二つある。
  1. 箱からキャべツをとりだして、まな板に置き、半分に切る。
  2. キャベツにラップをかけ、セロテープで止める。
と至ってシンプルな作業である。
この作業をどのように効率化したかというと、今までキャベツをまとめて切って、そのあとまとめてラップがけをしていたのを、
一つずつ切って、ラップをかけて、という風にしたというのだ。
ちなみに、今まで8分20秒でやっていた作業が6分27秒に短縮されたという。
どうしてこのようなことが起こるのだろうか?
だって考えてみればおかしい。我々は同じことを続けてする方が得意ではないか・・・?
先ほど取り上げた工程をもう少し細かく見てみよう。
まず、まとめて切ってラップかけする場合
  1. 工程1
    1. 箱からキャベツをとりだす
    2. 包丁を持つ
    3. 切る
    4. 包丁を離す
    5. 切ったキャベツを台に並べる
  1. 工程2
    1. 台に並べたキャベツをとりだす
    2. ラップをかける
    3. セロテープで止める

一方、一つずつやる場合
  1. 工程1
    1. 箱からキャベツをとりだす
    2. 包丁を持つ
    3. 切る
    4. 包丁を離す
  1. 工程2
    1. (キャベツは既に左手に持っている!)*1
    2. ラップをかける
    3. セロテープで止める

考察してみると、
まとめてやる場合
もともと工程1では包丁をいったん離してまた持つという作業があるので、そこまで効率が上がらない。
また、台にキャベツをならべて、それをとりだすという作業もある。
一つずつやる場合
工程1で包丁を離すと同時に、左手にもっているキャベツをラップにかけることができる。

これですっきりした。

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