ノスしるべ (ノスタルジア紹介wiki) - 夜想曲(ノクターン)第2番

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夜想曲(ノクターン)第2番/ショパン

ショパン夜想曲の中でも有名な第2番
紹介No.037 【パネル編集】 【PC編集】 
NormalHardExpertReal
267
初代デフォルト楽曲 2017.03.02
夜想曲(ノクターン)はショパンが得意としていたジャンルで、全21曲あるうちの2番目。
メインのテーマが,徐々に複雑さを増しながら繰り返し登場する。
最後の,星の煌めきのような右手で4つの音を長く繰り返す部分は,なぜかHard譜面よりExpert譜面の方が簡略化され(トリルになっている)簡単になっている。
所属カテゴリ:クラシック/ジャズ
関連:ショパン
ノーツ数:N-233 H-437 Ex-556 演奏時間:約2分

夜の曲だが,多くの人が連想するイメージと実際は少し違う。当時開かれていた夜会で,時間が過ぎ空が明るくなり始める頃,宴の終わりを惜しむかのように演奏される曲・・・というニュアンス。ノスタルジアの最後のプレーで,3曲目にこの曲を選んでみよう。楽しい時間を終える時の,当時の人々の気持ちが少し分かるかも知れない。
意外に思えるかも知れないが,ショパンは即興演奏の達人でもあった。この夜想曲(ノクターン)第2番についても,ショパンが演奏したり教えたりしたという様々なバリエーションが残っている。クラシックは厳格なイメージがあるが,そういう意味ではジャズのように自由に捉えていた節がある。
終盤の星の煌めきのようなカデンツァは,実際の楽譜では4つの鍵盤を12周回りながら弾くようになっている。

アーティストに関して

演奏のポイント

ワルツのような,3拍子のリズムを掴もう(実際には少し違うが)。終盤にある,音の階段を駆け上がった後の右手のカデンツァは圧巻。美しく仕上げよう。
Normal譜面について
特に右手で,主だったメロディーを弾く譜面。
Hard譜面について
左手で3拍子のリズムを刻む(実際には8分の12拍子だが)。時々出てくる,右手でタタンと素早く弾く箇所で音符を取りこぼさないよう注意。カデンツァの速度変化を掴むのも容易ではない。難易度は低くても演奏感がある。
Ex譜面について

同じフレーズが出て来た時も,2回目はトリルの回数が増えたり複雑さを増している。カデンツァは長いトリルに置き換えられているが,ただ交互に押すだけでは物足りない。実際の演奏のようにゆっくりトリルを始めてスピードを上げ,また速度を落としたりしてみよう。

ゲーム外での展開

有名な曲なので,多くのクラシック系のアルバムに収録されている。演奏時間はフルでも約3分半なので聴きやすいだろう。ノスタルジアのアルバムではないが,泣きピアノクラシック30というアルバムの4曲目にノスタルジア版に近い構成で収録されている(違いは最後のカデンツァがやや短いくらい)。iTunesでも買えるので,興味のある方は是非。

みんなのコメント


途中の実際のトリルが美しいですね。最後の長いトリルも驚き。本当に音ゲーっぽい譜面を作るなショパンは


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