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『ある日の出来事』(ロビンXルフィ)

暖かい陽気の中、船が穏やかに進んでいた。
他の子達は甲板で思い思いの用事をしていた。
私はシャワーを浴びた後、いつものように彼を部屋に迎え入れる準備をする。
彼は仲間達との遊びを早々に切り上げて、私と肌を重ねる為に私の元に来る。
彼が私の横に座って抱き寄せる。
そしていつしか無言で私に甘えてくる。
それは決まって情事の前に。
私はそれが彼の合図だと知っている。
そんな時はいつも私が彼の唇を奪う。
柔らかくて甘い唾液が私の舌の上で広がると、官能的な刺激が私を発情させようとする。
発情した私は、ゆっくりと彼の陰茎をズボンの上から擦ると、ゆっくりとズボンの中に手を差し入れる。
でも、その日ばかりはいつもと違った。

「・・・・・・あ。」

「・・・・・・あ?どうしたんだ、ロビン?」

思わず、自分の秘部に手で触れてみる。
この感触、間違いなかった。
私がその手をズボンから出して彼の眼前に出すと、彼はこの世の一大事にように叫んだ。

「なんだこりゃああああああ!!!???血が出てるじゃねぇかああああ!!!」

「?」X5(甲板にてクルー一同)

そう、あろうことか、これからという時に生理になってしまったのだ。
彼は私の血がついた手を掴んでマジマジと見ると、

「大丈夫か、ロビン!?怪我してんのか!?痛くないのか!!??」

と、一人騒いでいる。
たぶん、女性の生理なんて初めて見るのだろう。
それより、女性が生理になるなんて知らないのかもしれない。

「大丈夫よ、ルフィ。これは怪我でもないし、病気でもないわ。安心して?」

「ほ、本当か!?」

「ええ、だから心配しないで。」

そう言い聞かせると、不安ながらも一応納得したようだ。

「・・・じゃあ、今日はどうするんだよ?その・・・気持ちいい事出来ないのか・・・?」

「・・・・・・そうね。そんな気分じゃなくなっちゃったし。」

「(ガー(゚Д゚;)ーン!)」

(あ、明らかにがっかりした顔・・・。可愛い♪)

露骨に落ち込んでいる彼の横に座ると、私は優しく彼の背中を撫でた。

「フフッ。落ち込まないで?その代わりに、私が満足させてあげるわ。」

そう言って、私は彼の身体をゆっくりと柔らかいソファに押し倒した。
最初はいつもの小鳥がついばむような軽いキスをする。
次第にお互いの頬や顎等に手を添えて夢中になって唇を貪る。
最初に顔が紅潮してきたのはルフィだった。
彼を優しく抱きしめながら、そっと彼の耳元にふっと息を吹きかける。

「ん・・・っ!」

彼の口から小さな声が漏れた。
感じている。
私は嬉しくなって、今度は耳たぶをゆっくりと口に含む。
口に含みながら、舌の上で弄ぶ。
柔らかい彼の耳たぶに、私は酔い痴れた。

「う・・・ぅ・・・。」

彼の呻き声がまるで女の子みたい。
思わず、彼の髪を撫でてしまう。

「ろ、ロビン・・・。」

「可愛いわね・・・あなたって・・・。」
彼の抗いを封じるように、再び彼の唇を塞ぐ。
甘い唾液の味がして、夢中になって私は貪るように味わった。
彼の舌が怯えるように、じっとしていた。
それをゆっくりとほぐすように、舌を絡める。
しばらくして、彼の方からも舌を絡めだした。
彼が私の背中に腕を回した。
彼の唇から離れると、彼は呆けた顔で私を見つめている。
まるで女の子のように瞳をうるわせている。

(・・・・・・そんな眼で見ないで・・・。)

彼を抱きしめたい。
頭を撫でてあげたい。
そんな気分にさせてしまう。
母性本能―だと思う。
愛とは違うかもしれない。
でも、それでも私には彼が必要。
母性本能とは別の気持ちを、彼に持っているから。
彼のシャツのボタンをゆっくりと外していく。
華奢な身体が、シャツを剥くと私の目の前に露呈される。
彼の抱かれる時は、いつも華奢な腕で私を抱きしめるのに。
彼が戦うときは、熱く逞しい腕になる。
戦う時の彼と、いつも私に甘える彼と、あまりのギャップに私は少し困惑してしまう。
でも、いつも彼の笑顔を見ると、ついつい私まで笑顔になってしまう。
こんなカタチ、今までの男達との間ではなかった。
だからかもしれない。
こんな子供みたいな恋愛に、夢中になって、幸せを感じるのは。
ゆっくりと彼の胸に触れると、心臓の鼓動が指先から伝わってきた。
薄い胸板を撫でたあと、優しく味わうように首筋に舌を這わせる。
ゆっくり焦らすように筋を舐め上げた後は、そのまま鎖骨をなぞるように丁寧に舐める。
唇を鎖骨から胸板へと移る間に、留守にしている指で彼の乳首を軽く撫でる。
転がしたり、時に摘んだりして彼の反応を楽しむ。
彼は顔を紅潮させながら、女の子のように声を出して感じている。
乳首に唇を這わると、ゆっくりと背中を優しく撫でる。
堪らず、彼の弱弱しい声が聞こえた。

「ロビン・・・、もう・・・俺・・・。」

「えぇ、いいわ・・・♪」
彼の柔らかい乳首から唇を離すと、私は彼の膨らんだ下半身を見つめた。
彼の陰茎が既に勃起していることはズボンの上からでもハッキリと見て取れた。
それをゆっくりと指先で根元からカリ首へなで上げる。
一瞬、彼の身体が仰け反った。
彼の手が何度も痙攣している。

「ぁ・・・んんっ!」

まだ軽く触れただけなのに、彼の身体は大きく反応を見せた。

「ルフィ・・・かわいいわ・・・。」

ズボンの表面をゆっくりと撫でながら、ファスナーをゆっくりと焦らすように下ろしていく。
ルフィが溜まらず顔を上げ、こっちを恨めしそうに見ている。
ファスナーを下ろしきると、チャックの中に手を差し入れる。
手の中に、確かな感触を得た。

「・・・大きい。」

ゆっくりとチャックに引っ掛けないように彼の陰茎を出すと、それをそのまま優しく両手で包み込んだ。

「んあっ!・・・ロビン・・・?」

私は思わず彼のに目が釘付けになってしまった。
思わず口に入れて味わってしまいたくなりそうになる。
「・・・ルフィ、食べてもいいかしら・・・?」

彼の答えを待たずに、その柔らかい唇を陰茎の裏筋にそっと這わせ始めた。
突然の柔らかい感触に、彼は一瞬仰け反った。
そんな彼を楽しむかのように、私はゆっくりと舌を出して裏筋を上に向かって徐々になめ上げる。
塩っ辛い味がロビンの舌の上に広がる。
カリ首のところまで舌を這わせると、その首の窪みに沿って舐めまわす。
ここまで少しも速度は速めたりはしない。
堪らなくなるギリギリまで焦らしておく。
彼の懇願する声が聞きたいから。

「ろ、ロビン・・・。俺・・・もう・・・。」

「フフ・・・、ごめんなさい。イジワルしちゃったわね・・・。今、楽にしてあげるわ・・・。」

「・・・・・・!」

今、私はどんな顔をしてるのかしら?
淫乱な顔してる?
自分より年端もいかない男の子をイジめて楽しんでる、悪い女の顔?
教えて・・・。
亀頭に唇を這わせると、ゆっくりと包み込むように口に含んだ。
そのまま喉の奥にまでくわえ込む。
口の中が、彼の汁の味でいっぱいになった。
陰茎を舌で転がしながら、彼の反応を確かめる。
口に出すのが恥ずかしいのか、彼は声を押し殺して我慢している。
「我慢しなくていいのよ・・・?」

「だ、だって・・・。」

彼が私の責めで悶えていると思うと、身体が疼いてしまう。
彼の悲痛な訴えが、私の支配欲を満たしていく。
もっと彼の声が聞きたい―。
陰茎の根元を掴んでゆっくりと擦りながら、亀頭の先端を舌で刺激する。
亀頭のまわりを丹念に舐めまわしながら、休む間も与えず陰茎を上下に激しく擦る。
彼は堪らず手を宙に出し、何かを掴もうとしている。
すぐに彼の手を取ると、彼はゆっくりと起き上がり、私の身体をぎゅっと抱きしめた。

「ロビン・・・。俺、イきそう・・・。」

「ルフィ・・・。」

上半身を脱いで彼の唇にキスをすると、そのまま彼の陰茎を乳房の間に潜り込ませた。
優しく包み込んで、上下にこすりながら、乳房の間から出ている亀頭を舌先でペロペロと舐め上げる。
胸の間に彼のものがあると思うと、自然と私も段々と興奮してきた。
思わず、乳首を陰茎のカリに当たるようすると、乳首に痺れるような快感が伝わってきた。
上下に動く速さが上がっていく。
乳首が弱い私も、すぐに絶頂を迎えそうになる。
彼の陰茎も我慢の限界とばかりに、固く熱くなっている。

「ルフィ・・・、出して・・・いっぱい・・・。」

「ろ、ロビン・・・!俺・・・もう・・・!」
陰茎が大きくしなると、先端から熱い液が胸から顔に吹き出した。
と同時に、私の身体も大きく仰け反った。
精液の暖かさに、私は満ち足りた気分になった。
身体に付着した精液を一つ一つ舐め取ると、不思議な味が口の中に広がった。
彼のものだと思うと、美味しく感じた。

「・・・いっぱい出ちゃったわね。」

「・・・・・・ん、あ・・・。」

「まだ大丈夫、でしょ?」

「え・・・?」

彼の返事を待たずに、私は再び彼の精液に塗れた陰茎を口に含んだ。

「ろ、ロビン!!??」

「いっぱい飲ませて、船長さん♪♪」

彼の両手を後ろでに「ハナ」で縛ると、私はゆっくりと彼の陰茎を弄び始めた。
まだまだ終わらせない・・・。

「私を満足させて・・・・・・。」

―END

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