女を縄で縛って遊ぶSM緊縛Wiki

萩尾順市小説に関するスレ-1

0魂狩人 - 22/03/31 17:40:24 - ID:pH+w3/DvDw

竜太郎さん
>フェニックスの掲載リストが載っていましたが、メモをし損ねていました。

そういうことでしたら、フェニックスで萩尾小説が掲載されている号の目次を列挙します。

なお、84年10月号の萩尾小説は保存していなかったので、この小説は紹介できません。

注意:フェニックス085年5月号は、雑誌表紙に萩尾氏の名前は印刷されていますが、中には掲載されていなかったと記憶しているので注意してください。

「萩尾順市小説に関するスレ-1」の画像「萩尾順市小説に関するスレ-1」の画像
  • 5Anon - 22/04/01 01:12:18 - ID:qxoCbVFc9w

    竜太郎さん、じつは私は楠田茂ファンでして、落合/萩尾作品は勿論好きなのですが、秘小説の方は正直どの話が何処に収録されているか覚えている程ではありません...。すみません...^^;
    あと、もう少し簡潔に要約できるかと思ったのですが、結構時間がかかり長くなってしまうのでその辺も自信がありません。ただ備忘録のためにも少しづつ進めてみますね。
    とりあえず別スレで魂さんが未所持と書かれていた内、2冊を持っていたのでそこから始めようと半日探したのですが、まだ見つかっていません...(><)
    書影は昔スキャンしているので何処かにあると思います。ちょっとお時間ください

  • 6魂狩人 - 22/04/01 01:14:50 - ID:iC6J/8FpVw

    「牝犬のレクイエム」別冊ファン7902
    あらすじ
    ドーベルマンの散歩に行こうとした達三は、道を尋ねた女性(真奈美)を家に引き入れ、暴力で拘束して監禁してしまう。達三はこれまで同様の方法で3人の女性を誘拐調教してマゾにして一緒に生活していた。
     真奈美は、まず、生理現象に負けて排泄し撮影される。その晩、新しい牝の入手の祝う食事で理代子はワイン浣腸を受け、菜穂子は達三に料理も淫らな体操もできない役たたずと言われ、密かに練習したアヌス芸を披露し達三を驚かせた。
     調教済の牝からの愛情の言葉に照れ隠しで厳しい言葉をかけて、真奈美に厳しい調教を始める。ドナン浣腸、アヌス栓で失神、強心剤注射による覚醒を繰り返し、徹底的に苦しめる。
     達三は、精神的に真奈美をさらに苦しめるために、犬のドーベルマンの花嫁にしてしまう。仮初の結婚式をあげ、3ヶ月後には真奈美と犬のブラッグは愛し合うようになった。
     3日間留守をする達三は、真奈美以外の奴隷たちを生き埋めにして出かけた。3日後、帰宅すると真奈美の縛ってあったロープが食いちぎられ、地面から、呼吸用のパイプが抜き取られ、急いで掘り返すと、全員絶命していた。
     茫然自失の達三に真奈美は、ブラッグと愛し合うようになったといい、復習のため彼女たちを殺したと宣言し、ブラッグに達三を殺すように命じ、達三は噛み殺されながら、真奈美とブラッグが立ち去るのを見て絶命する。

    ヒロイン以外、全員死亡するバッド・エンドです。
     絵師林月光氏は、彫刻像のような美女を描くのはうまいのですが、苦痛や羞耻にしまる表情を表現してほしい萩尾小説にはちょっと合わない感じですね。

  • 7Anon - 22/04/01 01:26:34 - ID:qxoCbVFc9w

    すみません、間にお邪魔してしまいました...フェニックスまで網羅しているのは凄いです。
    ソドムに載っていた話がファンで読んだような気がするのですが、そういう事ってありますか?

  • 8魂狩人 - 22/04/01 01:58:58 - ID:iC6J/8FpVw

    >7 ソドムに載っていた話がファンで読んだような気がするのですが、そういう事ってありますか

    そういう記憶はないですね。
    ソドム掲載、萩尾小説
    「愛奴・奈美のエチュード」
    「麗奴・美夜のアヴァンチュール」
    「肛虐の旋律」

  • 9名無し - 22/04/01 02:20:39 - ID:qxoCbVFc9w

    調べてくださりありがとうございます。
    「肛虐の旋律」ってステンレスの人工肛門にされる話でしたっけ? なんかそれを別の挿絵で読んだ記憶が...ちょっと探してみます。

  • 10Anon - 22/04/01 02:23:16 - ID:qxoCbVFc9w

    あ、違いましたね。すみません!もうちょっと探してみます^^;

  • 11竜太郎 - 22/04/01 15:34:23 - ID:43dFlp1U4g

    >落合ファンの竜太郎さんにしては意外ですね。それなりに持っていると思っていました。ファンや別冊ファンもそうなのですか?
     
     私は落合•萩尾小説のほとんどを、風俗資料館のデジタル資料で閲覧しています。
     体感としては、落合恵太郎名義の作品は7割近くはデジタル化されていると思います。それに比して、萩尾名義の作品はデジタル化が進んでいません。別冊ファンはほぼ全部デジタル化されているのですが、ファンは多分二割くらい。秘小説に至っては全くされていません。
     私はこれまで、風俗資料館の正会員であることを、なるべく言わないようにしておりました。なぜかと言うと、こっちからは画像をアップしてほしいとせがむ癖に、私の方からはお返しができないからです。資料館のデジタル化資料はダウンロードできるのですが、それをネットにアップロードするのは固く禁じられています。なので私がアップできるのは資料館以外でゲットした画像になるのですが、ちょっぴりしか持っていません。
     一方的に貰うくせにお返しができないのが気まずくて今まで意識的に言わないようにしていましたが、良い機会なので白状しておこうと思います。
     資料探しなんかには協力できると思いますので、今後もよろしくお願いします。

  • 12竜太郎 - 22/04/01 15:38:44 - ID:43dFlp1U4g

    A nonさん、どうか無理はなさらないでください。
    あらすじ紹介をしていただけるのは嬉しいですが、Anonさんに負担をかけるわけにはいきません。
    A nonさんの気が向いた時にしてもらえるだけで、とても助かります。

  • 13竜太郎 - 22/04/01 15:43:59 - ID:43dFlp1U4g

    「黄昏時の宴」のストーリーで、美女と雄犬のカップルを書いていますが、「牝犬のレクイエム」の真奈美とブラッグをイメージして書きました。菜保子はご主人様想いの良い牝なので、死んでしまったのが悲しいですが、真奈美からすれば立派な加害者の一人なので、仕方ないですね。

  • 14魂狩人 - 22/04/01 16:17:44 - ID:iC6J/8FpVw

    >11
     風俗資料館のデジタル化はそこまで進んでいましたか。私の頃は委託コピーで落合小説を数点コピーしてもらいましたが、どちらかというと掲載号を調べて古本屋で購入するほうがメインでした。(そのほうがコスト的に安い)
     竜太郎さんは別冊ファンはだいたい持っているようなので、ファンと秘小説の紹介に注力したほうがいいみたいですね。
     お返しは気にしなくてもいいです。手に入るものはだいたい手に入れているので、最近は手持ちの資料の整理をメインにしています。
     このスレは萩尾小説掲載号の整理のためスレと考えていますので掲載号の目次を列挙して、合間にあらすじ紹介に使おうと思っています。

  • 15魂狩人 - 22/04/01 16:27:52 - ID:iC6J/8FpVw

    >13
     「牝犬のレクイエム」を選んだのは、竜太郎さんの「黄昏時の宴」のストーリーを読んだからです。
     落合・萩尾小説は少女と動物(犬・ゴリラ)と情を交える話が多いですね。その後、加虐者の男に復讐するのも多いですが、「牝犬のレクイエム」のように周囲のマゾも巻き添えにしたのはなかったですね。

  • 16竜太郎 - 22/04/01 17:54:15 - ID:43dFlp1U4g

    >お返しは気にしなくてもいいです
    そう言っていただけてホッとしました。ありがとうございます。
    以前魂狩人さんにあらすじ紹介していただいた「悦虐の連鎖」と「聖職の饗宴」を資料館で読むことができたのですが、どちらも母娘責めがガッツリ書かれていて最高でした。今さらながらお礼を申し上げます。

    「黄昏時の宴」で「牝犬のレクイエム」を連想してもらったのは嬉しいです。萩尾小説の世界観に近いストーリーを書けたらいいなと思っているのですが、少しは近づくことができたのかなと自惚れてみたり。
    萩尾小説で犬と交わる話はいくつか知っていますが、ゴリラに犯される話もあるのですね。タイトルの名前を教えてもらえないでしょうか。
    あらすじ紹介までは求めません。あらすじ紹介は、魂狩人さんが紹介したい作品を、したい時にされてください。

  • 17Anon - 22/04/01 19:08:49 - ID:qxoCbVFc9w

    竜太郎 さん、了解です^^
    風俗資料館は高額なので会員になったことはないのですが、デジタルデータをダウンロードできるのであれば寧ろお得なのではと感じますね。

  • 18魂狩人 - 22/04/01 19:32:03 - ID:I/sjiCCGuA

    >16 ゴリラに犯される話もあるのですね。タイトルの名前を教えてもらえないでしょうか。

    正確には、ゴリラとオランウータンで、
    「めくるめく性炎」
    「呪われた華燭」
    です。馬もありましたね。
    犬との獣姦小説はたくさん作品がありすぎて、なんとも思わないのですが、猿との獣姦小説は好みではありません。なんでかな。

  • 19竜太郎 - 22/04/01 20:37:50 - ID:43dFlp1U4g

    萩尾作品を読みたいという方には、資料館はお得だと思います。
    ただ、デジタル化されている作品に、偏りがあるのですよね。例えば千草忠夫氏は長年色々なSM誌で作品を発表されましたが、ほとんどデジタル化されていません。
    デジタル化資料は会員のリクエストで決まるのですが、メジャーな作家は皆単行本を持っているからリクエストしないのかもしれません。

    「めくるめく性炎」「呪われた華燭」教えていただいてありがとうございます。どちらも秘小説ですね。
    私がこれまで読んできたファンやセレクトの作品は獣姦の相手は決まって犬でした。雑誌によって、責めのやり方なども、若干変わったりするのですかね。

  • 20魂狩人 - 22/04/02 00:47:32 - ID:OgF7fMAC+Q

    1982〜1983年 萩尾小説掲載SMファン
    1982年度は8月号だけ(挿絵は鬼頭暁氏)
    1983年度は9月号以降(挿絵は観世一則氏)
    それ以外は掲載されなかったみたいです。

  • 21竜太郎 - 22/04/03 16:44:21 - ID:JuFwywln+w

    SM秘小説2008年6月に、落合龍太郎名義で「変態愛の終着駅」という作品が掲載されました。
    これも萩尾作品の再掲載と思われますが、元の作品名が不明です。
    あらすじを起こすので、心当たりのある作品があれば教えていただけないでしょうか?

    「変態愛の終着駅」
    登場人物
    朝吹葉木奈
    売れっ子女優。弟とSM関係を持つ。

    裕二
    葉木奈の弟でマネージャー。

    松原由紀子
    アイドル歌手。裕二とSM関係を持つ。

  • 22竜太郎 - 22/04/03 16:45:24 - ID:JuFwywln+w

     売れっ子女優葉木奈は、実の弟裕二と密かにSMプレイをしていた。仕事中にアヌス保温器で熱責めを受けたり、人工便をアヌスに入れられる責めを楽しんでいたが、ある時裕二の態度が冷たくなる。
     歌番組に出演した際、イチジク浣腸をしたまま歌を歌い、アヌス栓をトイレでつけてこいと言われた葉木奈。女子トイレでアヌス栓を嵌めようとしていると、隣の個室で呻き声と排泄の音がする。浣腸責めから解放されたのだと直感した葉木奈は、ドアを開けて覗き見る。
    浣腸責めを受けていたのは、アイドル歌手の松原由紀子だった。
     アヌス栓を嵌めてスタジオの外に出ると、裕二と由紀子が二人でいるのを目撃する。マンションに帰って裕二に問い詰めると、裕二は由紀子との関係を認め、葉木奈にこの関係を終わらせようと伝える。
     激しく拒否する葉木奈。いつまでも姉弟でこんな関係は続けていては、葉木奈の女優生命に関わると言う弟を引き止める為に、女優生命を捨てる決心をする。
     葉木奈主演の映画の記者会見の日。葉木奈はそこで自分がマゾ女であることを打ち明けるつもりだった。服を全て脱ぎ捨て、記者達の前に出ようとする葉木奈を裕二が引き止める。
    裕二は由紀子と別れたことを葉木奈に告げる。
    翌日、生放送に出演した由紀子が、自分がマゾであることをテレビで暴露する。さらに、自分をマゾとして目覚めさせたのは裕二であること、裕二が葉木奈と関係を持っていることも。
    テレビを見ていた葉木奈と裕二は、すぐにマンションから逃げ出す。二年後、葉木奈の名前を人々が忘れた頃、北海道で仲の良い姉弟が牧場を始めた。

  • 23魂狩人 - 22/04/03 18:10:12 - ID:/bpBY2WuYw

    >21
     多分、それは目次情報からですが、「変態愛の終着駅」と「汚辱に咲く艶花」の作家名を取り間違えた可能性があります。
    同号の「汚辱に咲く艶花」は萩尾小説「倒錯の潮流」の再掲載ですが、花影渉になっています。
     秘小説は、同出版社のマニアとくらべて、更正作業がおざなりで、ある年にモデル紹介の写真を前号のまま、写真の入れ間違い、タイトがグラビアルと目次が違うなど、12ヶ月中7回ミスをした実績があります。
     有名なところでは、有名作家結城彩雨連載小説で、途中1回別の作家と間違えて紹介したことすらあります。
     

  • 24魂狩人 - 22/04/03 18:42:07 - ID:Qu77Bp0McA

    笠間しろう氏が萩尾小説の挿絵を担当したのは、別冊ファン80年5月の「牝獣の巣窟」ぐらいしか記憶にありません。
    萩尾小説で間違いない「汚辱に咲く艶花」の花影渉氏ですが、結構昔から活躍している作家らしく、秘小説84年10月の「女体コレクター」がSMマニア2008年」5月に作家名そのままで、再掲載されています。
     以上のことより、出版社が作家名を入れ間違えたと推測します。

  • 25竜太郎 - 22/04/04 00:51:07 - ID:JuFwywln+w

    ご意見、ありがとうございます。
    もう一つだけ、落合竜太郎のことで聞かせてください。
    この挿絵に、見覚えがあったりしませんかね?この画像一枚しか手がかりがありません。

  • 26魂狩人 - 22/04/04 00:51:51 - ID:izyypt/DfA

    DMファン84年1〜3月 萩尾小説

    84年1月「縄愛の絆は深く」
     マゾの姉が妹の日記を見て、自分の彼氏(サド)が好きなことを知って、妹にマゾの手ほどきをする話。Happy End(以下HE)

    84年2月「菊模様」(人を仲介していただいたものなので挿絵のUPはできません)
     恵子は、哲夫、三郎、梨花の三人の同級生のサディストに調教される共同生活。HE

    84年3月「肛虐の麗戯」(風俗資料館でコピーは入手しています)
     余命少ない作家がマゾ妻を責め、やがて、作家の弟子に責められる。Normal End (以下NE)

  • 27魂狩人 - 22/04/04 01:08:37 - ID:I/sjiCCGuA

    >25
     小説タイトルの“手術台”ですぐにわかりました。
    秘小説89年3月「悪魔の手術台」です。
     盲腸の手術を受けた看護婦が手術をした医者にそのまま監禁調教され、一方、看護婦の恋人(薬品の納入業者)は看護婦が行方不明の1年後、別の女性(マゾ)と同棲を始め、サドに成長していく話が並行して進行する。
     医者は、完全に奴隷になった看護婦に仮面をつけて、昔の恋人に抱かせるところで終わる。NE

  • 28魂狩人 - 22/04/04 01:37:11 - ID:I/sjiCCGuA

    SMファン84年4〜6月 萩尾小説

    84年4月「淫ら甘やかに」
     女高生の真実は、お隣のサディストの画家のところへ毎日遊び(SMプレイ)に行っているが、処女は奪わってくれない。アヌスの拡張と引き換えに処女を奪ってもらう約束で、・・・。
    12年後、1年上の和也と夫婦になった真実は、自分たちを引き合わせた恩人の墓参りをしていた。HE

    84年5月「花嫁に美神は背く」
     新婚旅行から帰ってきた花嫁は、翌日、隣人に監禁され、調教を受ける。いろんな調教を受けながら、ときおり、隣りの自分の家を覗く。2年後、夫は再婚し、自分は顔に火傷があると偽ってマスクをして元夫に挨拶するところで終わる。NE

    84年6月「愛畜惨夢」
     マゾ妾朝倉結花は、玉置の妻多歌子と別の妾栗原由岐(ふたりともマゾではない)の訪問を受け、ひどい拷問の数々を受け、アヌスは火傷を負い、陰部は縫い付けられる。幸い、玉置が予定より早く帰ってきて、助けてもらう。罰として妻と先輩妾も調教することとし、一番愛するのは結花だと言われて終わる。HE

  • 29竜太郎 - 22/04/04 12:33:46 - ID:JuFwywln+w

    「悪魔の手術台」を教えていただき、ありがとうございます。
    マニアや秘小説の目次ページをネットで漁っていましたが、見つからなかったので。

    萩尾小説掲載号の整理、私にとっても助かります。大変かもしれませんが続けていただけると嬉しいです。

  • 30魂狩人 - 22/04/04 14:56:04 - ID:DduyTtRK5A

    SMファン84年7〜9月 萩尾小説

    84年7月「被虐の蒼い風」(頂き物)
     社長である夫の浮気などで妻は、夫の部下原田と浮気したが、マゾに調教された。露出責めや浣腸してアムス栓をして二人で別荘に行くと、夫が浮気の目撃者と共に待っていた。
     原田を追い出して、夫は妾と一緒に妻を責める。その最中、夫と妾がSEX中に原田がガラスを破って戻ってくる。膣痙攣で離れなくなった二人に、原田は妻を貰って会社をやめると宣言。その後、医者を読んで、二人は車で走り去った。HE

    84年8月「麗花咲く愛虐の海辺」
     姉葉子は、妹真理子がSM雑誌を読んで股縄して寝ているのを目撃した。
     葉子は1ヶ月前に恋人原田からサディストと告白されマゾではないので別れたばかりだった。そこで、海辺の貸別荘で二人を引き合わせた。いろんな調教を経て原田と真理子は結ばれる。
     夜明けの海で葉子が会いに来て、一人旅して新しい恋人を見つけたといい、互いの幸せを祝福して終わる。HE

    84年9月「哀しみの愛苑」
     萩原は二人のマゾ牝夏美と真代を飼っていた。ある日に、勝ったほうが花弁を大きく開く手術、負けたほうが、花弁を縫い付ける手術する賭を行った。
     アヌス栓なしの浣腸責めの結果、夏美が勝った。手術の前に真代は最後の情事を楽しんで縫合手術をし、夏美も広げる手術を麻酔なしで行った。
     その後、真代はアヌス訓練を受け、後ろでも受け入れられるように拡張した。
     夏美は真代からご主人様は、夏美の方を愛していたから賭で薄いグリセリンを与えられた事を教えてもらう。自分たちは、虐められることが好きなのか、ご主人さまを愛しているから虐められるのか語り合った。
     真代とアナルセックス中に狭心症で亡くなり、半年後、真代は縫い目を切って新しいサディストを見つけ、夏美も誘うが、夏美は萩原への愛に生きる決心をして、今度は縫合手術を自分に施す。NE

  • 31魂狩人 - 22/04/05 23:00:10 - ID:Dg2QPMp79Q

    訂正
    最近、視力がおちたのか行をよく読み間違えます。

    84年8月「麗花咲く愛虐の海辺」⇒84年9月
    84年9月「哀しみの愛苑」⇒84年10月

    84年8月「隷麗の宴」
     作家の和樹と結婚して2年目の真由美は、浣腸をしてから買い物に行かされたり、特注の責具のついた椅子に吸わされたりしていたところ、原稿を取りに来た吉山陽子に恥ずかしいところを目撃されてしまう。痴態をいろいろ見せたあと、和樹は陽子に睡眠薬を飲ませ、同じように調教を始める。
     真由美はそのまま実家に帰り、離婚届を送る。しかし、マゾが染み付いている真由美は1ヶ月後、和樹の元に戻り、陽子と二人で虐められる生活が始まった。HE?

  • 32魂狩人 - 22/04/06 00:06:08 - ID:Dg2QPMp79Q

    SMファン84年11〜12月 萩尾小説

    84年11月「打靡泥の妻」
     田村美枝は、井戸の底、地下10mの鉄格子の上で夫の田村和臣の命令で暮らしている。食料や排泄の処理等は妾の加茂清江が面倒を見てくれ、時々、虐められるときだけ、不定期に地上に出してもらえる。
     結婚半年後、縛られることを拒否してからずっとこの生活が続き、いずれ、飽きられたら永遠にこの井戸で放置されるのではないかと美枝は恐れた。
     ある日、アヌスを拡張したら地上に出してもらえる条件で美枝は必死に拡張する。拡張後、浣腸責めや電気ショックを受けるなどの責めを味わったあと、再び井戸に戻されると聞かされた美枝は逃げようとするが、清江から、本当に愛されているのは美枝で、自分は今月で捨てられると教えられ、井戸に戻される美枝の子宮が疼き始めるのを感じた。HE?

    84年12月「裁かるる被虐の青春」
     幼い時に両親を失い、現在通っている学園長に引き取られた美歌(17歳)は、その園長の性奴隷であった。T字型股間ベルトをしている美歌は学校のトイレも使えず、帰宅して、園長の妻から鍵を受け取り、やっと排泄できる。妻乃里子は、自分の代わりに虐められる美歌には優しかった。
     美歌を虐める園長は、美歌にデートを申し込んでいる田村とデートをするように命令して、股間ベルトに鍵を掛けずに送り出す。最初のデートはうまくいかず、園長夫婦は、美歌に普通の女の子に戻るか、マゾとして受け入れてもらうか確かめるようにいい、園長は花弁を糸で縫い付け最後の責めといわんばかりに激しく責める。
     翌日、美歌は田村とデートして自分の股間を見せたが、破局に終わる。このまま、一生園長に責められるのがいいと思い、帰宅すると、乃里子が心臓の病気で瀕死の状態だった。乃里子は美歌に貴方が責められたあとに自分が抱いてもらっていたことになったことを感謝して、夫に虐められてほしいと託して息を引き取る。NE

    このあたりから、小説と挿絵に整合性のないのが時々まじるようになったと感じています。特にヒロインの髪型が一定してしなくなりました。

  • 33竜太郎 - 22/04/09 16:12:10 - ID:K6pCFxaVAw

    ソドムに掲載された「愛奴・奈美のエチュード」 と「麗奴・美夜のアヴァンチュール」 は、タイトルが似ていますね。繋がった作品なんでしょうか?

  • 34魂狩人 - 22/04/09 22:09:42 - ID:RtCeFdatIA

    >33 「愛奴・奈美のエチュード」 と「麗奴・美夜のアヴァンチュール」 は、タイトルが似ていますね。繋がった作品なんでしょうか?

    この小説に関しては繋がりはありません。
    ソドム8710の「麗奴・美夜のアヴァンチュール」 は、以下次号で終わりまして、風俗資料館によると、次号に「麗奴・美夜のアヴァンチュール 2」がありますが、こちらは読んだことがありません。

    「愛奴・奈美のエチュード」の挿絵2〜4/4
    挿絵1は、このスレの>8を参照してください。
    ストーリーは、マゾが結婚前にSの恋人と思い出のプレイをしたあと、翌年、親が決めた相手と結婚式を挙げる悲恋物語です。

  • 35竜太郎 - 22/04/09 22:33:58 - ID:K6pCFxaVAw

    教えていただき、ありがとうございます。
    もしかしたら三部作なのかなと思いましたが、違うようですね。
    落合名義では三部作もいくつか書かれていましたが、萩尾名義では長くても二部作が最長でしょうか。

  • 36魂狩人 - 22/04/09 23:33:53 - ID:RtCeFdatIA

    萩尾名義の最長は、
    秘小説82年6月号から12月号まで、計7回連載された「牝犬姦譜曲」でしょう。
    ただ、牝犬姦譜曲Act。#を副題とし、個別の小説タイトルになっているので、連載とは気が付きにくいですね。
    Act.1:復讐は朝陽の中で
    Act.2:羞獄の双花
    Act.3:秘唇の蒼い翳
    Act.4:双花羞辱の舞い
    Act.5:夜は被虐の肌ざわり
    Act.6:生贄よ静かに眠れ
    Act.7:牝犬の園に堕つ

    マゾの復讐劇で相手は複数で戸別に一人一人復讐する話が繰り返されるので、1話完結を繋ぎ合わせた話です。

    竜太郎さん
    セレクトに掲載された小説「菫色隷奴」「血蕩ける愛」「淫花の血脈」も話がつながっている連載小説だとご存知ですか?

  • 37竜太郎 - 22/04/10 00:03:57 - ID:K6pCFxaVAw

    おお!萩尾名義でも、長い連作があったのですね。「赤い調教師」「被虐の旅路」「媚肉の渉猟者」しかないと思っていました。
    「菫色隷奴」「血蕩ける愛」「淫花の血脈」については、三部作だと知っていました。お気に入りです。
    魂狩人さんの仰るように、個別の小説タイトルになっていると、気づかないんですよね。資料館のデータベースだと、これは話が繋がっています、なんてわざわざ書いていませんから。
    他にも気づきにくい三部作や四部作なんかあれば、教えてください。

  • 38魂狩人 - 22/04/10 22:36:51 - ID:A8GhVVImCw

    >37 他にも気づきにくい三部作や四部作なんかあれば、教えてください。

    他の三部作は、普通に前章、中章、後章となっている「蒼い牝獣たち」ぐらいです。

  • 39竜太郎 - 22/04/10 23:16:26 - ID:K6pCFxaVAw

    気づきにくい長編は「牝犬姦譜曲」のみですね。
    これは読まねばなりません。

  • 40竜太郎 - 22/04/11 16:42:02 - ID:K6pCFxaVAw

    「牝犬姦譜曲」は、毎回、主人公以外にもマゾのヒロインが出てくるんですかね?
    それと、復讐というのは、相手を殺してしまうものなのでしょうか?

  • 41魂狩人 - 22/04/11 20:32:00 - ID:DchbJb/eww

    >40 主人公以外にもマゾのヒロインが出てくるんですかね?
    毎回ではありませんが、復讐相手の身近な人が被害にあいます。
    また、殺すことはありません。相手を社会的に信用を失わせる方法をとっています。

    Act.1:復讐は朝陽の中で
    冒頭とエンディング

  • 42魂狩人 - 22/04/11 20:33:08 - ID:DchbJb/eww

    Act.2:羞獄の双花

  • 43魂狩人 - 22/04/11 20:34:40 - ID:DchbJb/eww

    Act.3:秘唇の蒼い翳

  • 44魂狩人 - 22/04/11 20:35:51 - ID:DchbJb/eww

    Act.4:双花羞辱の舞い

  • 45魂狩人 - 22/04/11 20:37:05 - ID:DchbJb/eww

    Act.5:夜は被虐の肌ざわり

  • 46魂狩人 - 22/04/11 20:38:18 - ID:DchbJb/eww

    Act.6:生贄よ静かに眠れ

  • 47竜太郎 - 22/04/12 00:33:43 - ID:K6pCFxaVAw

    それぞれ教えてくださり、ありがとうございます。
    葉木奈は自分一人の力で、ご主人様の仇を討っているようですね。
    女で一つで、大したものです。

  • 48魂狩人 - 22/04/12 00:35:19 - ID:I/sjiCCGuA

    SMファン85年1〜3月 萩尾小説

    85年1月「繋がれた肛虐譜」
     マゾの浅海彩子は、サドの恋人佐和からプレゼントがあるといわれて、縛れると、プレゼントは鎖で繋がった2つのアヌス栓と縛られた妹の結花だった。佐和は結花もマゾに育てると宣言し、姉妹共々、厳しいマゾ調教を行う。佐和が結花に心変わりしていることに気づいた彩子は、アヌス栓の鎖を利用して佐和を殺そうと企むが、佐和を愛し始めた結花の裏切りにより失敗する。その後、佐和の枕元には木箱には奇妙なオブジェが飾られ、結花が謝りながら水を飲ませていた。Bad End(以下BN)

    85年2月「Mの血脈」
     二宮真弓は母から「これと同じ鈴を持った男に・・何があっても従わなきゃいけないわ・・幸せにしてくれる筈よ」と言われて育った。
     鈴を持つ男松田と出会った真弓は、虐められ、帰ると、母から、祖母の時代からマゾの家系であることを教えられ、アルバムを見せられる。
     松田から調教を受け始め、松田の父が余命少ないと教えられ、病床の前で松田は、真弓に浣腸をする。HE

    85年3月「艶めき姫」
     地方の伝説を調べる大学生神保静葉と野本保彦は、ある村で縄姫伝説を聞かされる。老人は縄姫に会うと皆、女を虐めるのが好きになるといい、今の妻もマゾだと教えた。
     いろいろあって、野本は行方不明になる。静葉は老人に会いに行き、村の女は縄姫とマゾの対決をして恋人を取り返したことを教え、マゾの手ほどきをする。縄姫と対決した静葉は勝利し、野本と結ばれる。HE

  • 49竜太郎 - 22/04/12 08:44:30 - ID:K6pCFxaVAw

    「艶めき姫」は、タイトルがおとぎ話みたいで、内容が気になっていました。内容も、縄姫という、ファンタジー存在が出てくるんですね。萩尾作品の中でも異色作ではないでしょうか。

    「Mの血脈」は、真弓の母と松田の父は昔恋人同士だったのでしょうか。事情があって別れて、真弓と松田の代で結ばれる?

  • 50魂狩人 - 22/04/13 00:30:28 - ID:O0adARfMWw

    >真弓の母と松田の父は昔恋人同士だったのでしょうか。
    祖母も含めて、二代続いて、恋人同士で、男たちは友人の息子たちに加虐を伝え、双方、自分たちの意志を受け継ぐものへ、鈴を送っていたそうです。

    85年4月「傀儡淑女」
     乾梨絵(23)は、通勤列車で自分を弄ぶ痴漢の手の感触を楽しんでいた。アヌスに入れられたカプセルの中の手紙に指示に従ってノーパンで電車に乗って浣腸された。次の手紙で公園で裸コートで待つように命令されて現れたのは、榊原玲奈という女性で、梨絵をペットにすると宣言する。玲奈の屋敷でコートを燃やされ、その日から同棲を始める。互いに処女で道具で処女を失ってから、プレイ中に心臓の弱かった玲奈は死亡する。
     梨絵は、ノーパンで電車に乗って、再びサディストのレズに巡り会おうとする。BE

    85年5月「被虐虫」
     広瀬好秋(妻子持ち)は、たまたま映画館で、手首に縄の痕があり、股縄をしている美女に出会った。彩子と名乗る女性とそのままラブホテルへ行き、プレイを楽しんで別れた。後日、会社の帰りに彩子が再び現れ、彼女の家に行き、偶然にも彼女(本名:陽子)が息子の教師であることを知り、息子が描いた夫婦のプレイ風景の絵で広瀬がサディストと知っていた。
     次週の参観日、浣腸してアヌス栓をして授業をするように命令し、授業後、そのまま二人でマンションへ行き、犯した。その後、陽子は教師をやめ牝犬になった。HE

    85年6月
     萩尾小説未掲載


  • 51渡り鳥 - 24/03/06 16:26:59 - ID:PV4Hpof1GQ

    >21
    今更で恐縮ですが、先日2008年6月号が手に入ったので調べてみました。
    SM秘小説1985年4月号の「蜜楽に死す」ですね。
    相変わらずのスマホ写真で見にくいですがご容赦ください。
    なお比較用の写真は魂狩人様がアップされたものを流用しました。

  • 52渡り鳥 - 24/03/06 17:05:50 - ID:PV4Hpof1GQ

    続きの写真です。同号の掲載されている「汚辱に咲く艶花」は過去作品の再掲載ですが、「花影渉 え/ミナミ高志」とタイトル・著者名・挿絵画家名がすべて変えられているのに「変態愛の終着駅」は挿絵画家名が笠間しろう氏そのままになっています。

    勝手な推測ですが、わざわざ手間暇かけて別の挿絵に変えるような事をするとは思えないので、挿絵は既に出来上がっているものの本来掲載するはずだった小説が間に合わず、苦肉の策で過去に掲載した小説と組み合わせたのではないでしょうか。
    (間に合わなかった小説はほおっておけば済みますが、出来上がった挿絵にはギャラを払わなければならないから使わないと損になるだけなので。)

    萩尾作品のファンにとっては2本立てで結果オーライですが。

  • 53魂狩人 - 24/03/06 18:10:47 - ID:wyKxsrpsQw

    渡り鳥様
     貴重な情報ありがとうございます。
     挿絵を差し替えた理由ですが、私の推測ですが、2000年以降の再掲載の小説挿絵は、原画はもう行方不明でみつからないので、保管してあった古い雑誌の挿絵をスキャンして再利用しているみたいでした。(見開きの切断箇所が一致していることから推測)
    ただ、1985年4月号の「蜜楽に死す」は、古くて変色や虫食いなどで再利用できなかったかもしれませんね。もしくは、絵師と連絡がとれなかったから断念したのかも。

  • 54名無し - 24/03/06 18:43:43 - ID:PV4Hpof1GQ

    魂狩人様
     こちらこそ貴重なご意見ありがとうございます。
    笠間氏の絵としては、髪の毛の書き方や影の付け方が新しいものの感じがしたのであのような推測をしました。参考までに他の挿絵をアップします。

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