温泉町の銭湯ともいえる温泉共同浴場に特化したwikiです。銭湯wikiの支店。

長野県諏訪市の温泉共同浴場・衣温泉
一般利用可能

アルカリ性単純温泉 源泉名:南部配湯センター(南部源湯、中門川源湯混合泉) 57.0度

営業時間:7:00〜21:00

料金 200円



同湯は諏訪市役所から北東の昔ながらの住宅が建ち並ぶ地域にあり、市内を流れる諏訪湖にそそぐ川に掛かる橋のほとりにある小さな共同浴場です。

浴場というより湯小屋といった風情があり、白い温泉のタンクの脇に「衣温泉」と書かれた木の看板が掛かっています。

入口を入ると右手手前に男湯、奥に女湯の入口が並び、左手奥の民家窓横にある呼び鈴を鳴らして料金を支払います。

引き戸を開けて男湯側へ。
小型の共同湯にて狭めで壁側に木製の棚が造り付けられただけのシンプルな脱衣場です。

浴室は仕切りのサッシ戸を開けて一段下りて入ります。



浴槽は男女境壁側に角を丸くした長方形のタイル張りで真ん中で2分割されています。
男女境壁は模様入りすりガラス製(このへんの共同湯にはよくある感じ。おそらく普通の壁にすると暗くなってしまうため?)。
天井はいわゆる唐傘天井様式の構造で中央に長方形の湯気抜きがあります。

浴槽は緑色のタイル張りでふたつに仕切られた両側に源泉を投入する蛇口が取り付けられています。
通常は溜め湯の状態ですが蛇口をひねると湯が供給されてオーバーフローの状態になります。

カランは脱衣場との段差という変わった位置に取り付けられていて狭い浴場での工夫がみられます。



入浴時はたまたま相客は無く、床の乾燥状態からしばらく利用者が無かったようなので、浴槽の湯はぬるめになっていました。
身体を流して中に入ると少しぬるつきのある微硫黄臭のある湯です。
湯温を少し上げようと蛇口をひねって湯を供給すると温泉の香りが浴室に漂います。

いいお湯です。
静かな浴室にさらさらと湯の溢れる音だけが響きます。




※温泉共同浴場は地元の方々のための温泉温浴施設です。[利用させていただいている]という気持ちを忘れずマナー良く入浴させていただきましょう。

撮影・平成22年11月

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