「俺は強え奴と戦って、自分が強くなるのが好きなんですよね」」
メインデータ
画像
名前オルランド・カンパーノ
種族人間種(人間)
分類現地出身
異名閣下
役職聖王国九色の一人
砦の班長(愚連班)
住居
属性
カルマ値:?
種族レベル人間種のため種族レベル無し
職業レベル戦士系
?.Lv
サブデータ
誕生日身長
年齢性別
趣味腕比べ家族
登場書籍声優

種族 Lv. 職業 Lv. 合計 Lv.

概要

オルランド・カンパーノとは、強さだけでローブル聖王国の聖王国九色の一色を与えられた、腕利きの粗暴な戦士である。
ローブル聖王国で言うところの軍士(職業軍人)ではない。*1

web版未登場。

外見

体のどの部分も太く逞しく、長年風雨にさらされ続けた巌のような顔立ちは、太い眉と無精ヒゲのせいもあって野性味にあふれている。*2
ごつい体にいかつい風貌だが、目だけは小さく丸く小動物的であり、それが出す違和感は滑稽ささえ演出している。
装備品は聖王国の強兵の装備である、ランカー牛という魔獣の皮を幾重も重ねた重装革鎧、小型の円形盾、片刃の剣を装備。
ただしオルランドは同じ剣を腰に八本も佩いている。*3

性格

他人から命令されることを嫌う我が道を突き進む性格と、強さを重んじる性格が融合し、「俺に命令するなら、まず戦って俺の背中を地面に付けてから言え」という行動に出る。
また、強者をみると、「お前強そうだな。俺と腕試ししようぜ」とどちらかが気を失うまで戦おうとする。
そのせいで聖王国九色という栄えある地位にありながら、上官や貴族相手に暴力事件を頻繁に引き起こし、降格された回数は10回にも及ぶ。
強さを重んじるだけに、自分に勝利した者には敬意を持って接する。

その腕力に任せた生き方は貧弱な貴族に顎で使われる事を嫌っていた粗暴な者たちを惹きつけ、隊と言っても過言でないほどの人員が集まり、愚連隊ならぬ愚連班とでも言うべき存在になっている。
班員からは尊敬を込めて、「カンパーノ班長閣下」「閣下」などと呼ばれている。*4

強さ

粗暴な性格でありながら、強さだけで聖王国九色の一色に前聖王から与えられた。(色は不明)
かつて増長していた時に、弓兵のパベル・バラハと近距離戦で模擬戦を行い敗北、鼻っ柱をへし折られたが、現在なら近距離に限って勝てる模様。*5
何本も同じ剣を持っているのは、使用している武器を破壊する代わりに、その数倍の一撃を生むスキルを持っているためである。*6
豪王バザーと直に戦ったことがあり、手持ちの武器らしい武器は全て破壊されたが、味方の援軍が来るまで持ちこたえて退却させた。
しかし、本人としては、自分がバザーにとって早急に殺さなければならない敵と見なされなかった事に敗北感を覚えている。*7
聖王国周辺でオルランドに勝てる主な者たち

作中の動向

作中ではローブル聖王国の東の城壁で登場。
夜番であるパベル・バラハと交代ついでの世間話をして、ガゼフ・ストロノーフ魔導王と一騎討ちで敗北した話をする。
自分よりも間違いなく強いガゼフが魔法に負けてしまったことから、自分が飛び道具や魔法を軽視していたと感じて、国を出てとりあえず魔導国へ武者修行にでる相談をした。
その時突如亜人の大軍と、それを率いる魔皇ヤルダバオトが出現。
ヤルダバオトが放った<メテオフォール/隕石落下>で城壁が破壊されて、巻き込まれたバラハが戦死する。
激昂に駆られたオルランドは単身でヤルダバオトに突貫するも、『支配の呪言』で自害を命じられて、自らの剣で喉を貫いて死亡した。
死体はヤルダバオトが何処かへ持っていってしまった。


装備

  • 八本の片手剣
  • 小型の円形盾
  • ランカー牛の皮を何枚も重ねた重装革鎧
  • 予備武器の短剣
  • 予備武器の手斧
  • 長剣
  • 鉈(なた)……伐採用

魔法

  • 不明。無し。

関連項目

  • パベル・バラハ
    • 尊敬している旦那。聖王国で一番認めている男。いつの日かパベルと命をかけた本当の戦いがしたいと思っている。*9
    • 対処法さえ心得てしまうほどと妻の長話を何度も聞かされている。
  • 部下たち
    • オルランドに魅せられて集まって出来た愚連班。粗暴な者の集まりだが腕が立つため、上官もおいそれと触れることが出来ない治外法権的な地位を築いている。
  • 豪王バザー
    • まだ勝てない相手。倒せるのは英雄と言われる者たちだと思っている。

その他

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