「苦しくはないが……おぬしいい匂いがするな。腹が減るな」
メインデータ
名前ビービーゼー
beebeezee
種族異形種*1藍蛆ゼルン
分類現地出身
異名煌めく紫水晶アメジストボディ
役職ゼルンの王子
住居アベリオン丘陵北部にある、千の陥没穴の1つ。
属性
カルマ値:?
種族レベルゼルン 
?.Lv
職業レベルゼルンロード(種族)
ゴギョウツカイ
インマスター
など
?.Lv
?.Lv
?.Lv
残り.Lv
サブデータ
誕生日冬の98全長90cm*2
年齢性別オス
趣味物語を聞くこと家族
登場書籍声優
◎イラストは、pixiv「オーバーロード落書き03」を作者のもげ(きなこ)様から許可を得てお借りしています。二次配布、無断使用などは禁止です。

概要

ビービーゼーとはアベリオン丘陵に住む藍蛆ゼルンの部族の王子である。
ゼルンは特定種族(亜人種)にのみ発揮する魔法の効果を受ける種族的弱点があり、そのせいで周囲からも、ゼルンたち自身も亜人と勘違いしている*3

外見

全長90センチの紫色に光る蛆虫。手は無く疣足があり、顔も蛆虫のそれ。ちなみに本物の蛆虫に足は無い。
ゼルンは王族とそれ以外で外見が大きく異なり、普通はウナギに腕がついた上半身に下半身は藍色の蛆虫の姿をしている*4
感情表現は跳ねたりプルプル身を震わせたりをして全身で表現する。
一応、声色も含めて少年である。ショタ王子*5

性格

数少ないオスとして一族の将来を担っているため責任感が非常に強い。助けに来た配下の無策な提案を却下するなど冷静な思考を持つ。
ゼルンは種族的にオスが非常に貴重であるため、オスは生まれたときに王族となってチヤホヤされながら監禁生活で一生を終える。そんな生活なので王子は自分のボディに自信を持っており、ナルシストな一面がある。
それでも驚いた時は魚のように体を跳ねさせたり、頭冠の悪魔サークレットを倒した時は歓喜の雄叫びを上げたり、感情は割りと表に出る方らしい。

強さ

第四位階までの陰の五行を操る精神系魔法詠唱者。
現状でもかなり強いが英雄級ではない。作者曰く、年をとったらその領域になるかもしれない*6
ただし、見た目の通り素早く動くことが苦手で動きが鈍い*7。配下は王子と違って近接戦闘が得意なものがいる。

作中の動向

アベリオン丘陵北部の巣で暮らしていたが、ヤルダバオトが現れて王と共に人質になってしまう。
仕方なしにゼルンたちはヤルダバオトに従属してローブル聖王国への侵攻作戦に参加。しかしゼルンの王が殺された情報が入ったことで裏切りを決意した配下のゼルンたちは、最後の王族(オス)のビービーゼーの救出を聖王国側に依頼した。

作中では城塞都市カリンシャの尖塔に幽閉されていたところを、救出部隊のネイア・バラハシズによって助け出される。
父親が殺されたことに大きなショックを受けて連れて行かれるも、配下のゼルンたちが提案する「遠くに逃げればきっと大丈夫」という希望的観測を一蹴する。ネイアからアンデッドが王である魔導国に行けば良いと提案されて驚愕するが、危険を犯してまで自分を助けてくれたネイアを信じる形で受け入れる。

カリンシャにヤルダバオト側近の大悪魔の頭冠の悪魔サークレットがいる千載一遇の好機を狙って救出部隊と団結して戦闘に入り、相手の魔法を相殺することで勝利に大きく貢献する。その際頭冠の悪魔サークレットの飾りに使われていた初恋の相手であるパンデックスの女王『国母グランドマザー』の亡骸を皆で丁寧に食べて弔った。
オスが稀にしか生まれない種族であるため、唯一のオスゼルンとしてハーレムを手に入れたビービーゼーは、仲間とともに魔導国の難民となった。

装備

-

スキル

-

魔法

  • 陰の五行を操る。『 詠唱例)<陰・木行・雷爪>』
  • 魔法強化?
    • 木・火・土・金・水+行?

関連項目

  • 国母グランドマザー
    • パンデックスという亜人の女王。幼少の頃の初恋の相手。
  • ネイア・バラハ
    • 救出に来てくれた人間の英雄。いい匂いで腹が減る。
  • ベーベーベ
    • 救出の提案をしたゼルン。
  • ブーベーベ
    • ゼルンの勇者。12巻冒頭でヤルダバオトに肩をもがれたキャラクター。

その他

どなたでも編集できます