パタリロ

プロフィール

本名
パタリロ=ド=マリネール8世
年齢
10歳
肩書
マリネラ国王。
その他、国際発明家団体連絡協議会、世界名探偵友の会、世界歯周病撲滅友の会などのメンバー。名誉ゴキブリ市民でもある。
家族
父:ヒギンズ三世(故)
  • ヌボーッとした人だったらしいが、隠し子がいたり、隠れ名君であったことをうかがわせたり、なかなかあなどれない人物。
母:エトランジュ(スイス在住)
  • 北欧の貴族出身。ヒギンズ三世とは親子ほども年が離れていたが、マリネラに留学中見初められた。
  • 細身の美女でパタリロとは似ても似つかない。
  • 虚弱体質のためスイスのサナトリウムで療養中。マリネラにはめったに帰国しない。
  • バンコランに恋愛感情を抱いている。薬を盛って逆レイプしたこともあり、おしとやかなだけではない女性。
祖父:オッターモール二世(故)
祖母:太皇太后(名前不明/アメリカ在住)
異母兄:ボニー=クライド=アイゼンバッハ博士(12歳/アメリカ在住)
  • マリネラ王家は多産系のため、親戚やいとこは数え切れないほどいる。
  • 一族には時々パタリロ系の人物が産まれるようで、直系の先祖(パタリロ6世・7世)や子孫(パタリロ10世)、親戚(ヨタリロなど)にもパタリロそっくり、あるいは似た容姿や性格をもつ者がいる。

備考

  • 正確には「国王陛下」だが、本人の希望で周囲からは「殿下」と呼ばれる。
  • 異常な知性と体力を持つ。
  • セコくがめつく意地汚く、守銭道の信奉者である銭ゲバ。
  • トラブルメーカーの反面、偽悪者の面もある。困っている人やタマネギに手を差し伸べることも多々。いざというときは命をかけて国や国民を守ることもあり、国王としての責任もわきまえている。
  • 一応、まだ子供なので恋愛には疎い。バンコランなどをおちょくる際に同性愛者のそぶりを見せることがあるが、性癖はいたってノーマルと思われる。まれに、初恋の相手・マデリーン(いとこ)に似た女性を好きになることがあるが、ふられるのが常。
  • 時代劇編では基本的に呉服問屋の越後屋主人・波多利郎として登場する。

バンコラン

プロフィール

本名
ジャック=バルバロッサ=バンコラン
年齢
27歳
職業
英国情報部6課(MI6)の凄腕エージェント、階級は少佐

備考

  • パタリロとは王子時代に護衛を受けて以来の腐れ縁。会えば皮肉を飛ばし合い、騙し騙され、殴り殴られる仲。マライヒ曰く「いいコンビ」。
  • 誰もが手を焼くパタリロの扱いがうまい。パタリロが心を許している人物の一人と言える。
  • 美少年キラーの異名をもち、一瞥で美少年を虜にする眼力の威力もどんどんエスカレートし、超能力といっても過言ではないほどの強力な武器になっている。
  • ガチガチの同性愛者。女性には道ばたの石ころほども興味をもたない。強烈な女性不信は、少年時代、母親に借金のかたに中年男に売られた経験からと思われるが、母親の若いころに似ているエトランジュ王妃には特別な感情を抱いており、複雑な深層心理をうかがわせる。
  • ガチガチの現実主義者。怪奇現象、超常現象の類は目の前で起こっていてもいっさい信じない。若手時代に目撃したパタリロのタイムワープのせいでもあるが、基本的に頭が固い。
  • 先祖や子孫もパタリロ一族やマライヒ一族と因縁がある。バンコラン一族は帝国軍最高指揮官や国際統一委員会委員長といった大人物が多く、情報部の少佐という現代のバンコランが実は一番小者。
  • お金や仕事に関してはストイック、下半身は節操がない。
  • 健啖家で偏食家。ふだんから肉と酒しか摂取しない。野菜は一切食べないのでマライヒがよく暴れている。
  • 時代劇編では基本的に南町奉行 邪鬼遊稚児之丞万古蘭(じゃっくゆちごのじょうばんこらん)として登場。

マライヒ

プロフィール

本名
マライヒ(ファミリーネームは不明)
年齢
18歳

備考

  • 元は国際ダイヤモンド輸出機構の殺し屋だったが、バンコランに出逢い足を洗う。
  • 容姿も性格も女性っぽい。世話女房タイプで、バンコランと同棲するようになり主婦におさまっている。
  • パタリロやタマネギとも仲が良い。パタリロにはしょっちゅうおちょくられたり迷惑をかけられているが、何かあるとパタリロに相談したり頼ったりすることも多く、バンコランよりもストレートな友情を築いている。
  • 極度のやきもち焼き。バンコランの浮気を疑い始めると手がつけられなくなる。
  • カンがするどく、バンコランの浮気を嗅ぎつけるのも早いが、探偵能力として発揮することも多い。
  • 天界の「第一次同性間出産計画」のテストケースに選ばれ、バンコランとの間にフィガロをもうけたが、フィガロの正体は知らない。
  • 本来はユスチヌフ公爵家の嫡男で、スイスに異母妹(キアイラ)がいるが、本人も作者も忘れている…かもしれない。
  • 女性レギュラーがいないためお色気担当。突然濃厚なベッドシーンやオナニーシーンを描かれることがある。
  • 時代劇編では弁天小僧菊之助や麻雷妃として登場。たいてい万古蘭とは愛人関係になっている。

フィガロ

  • 天界の「第一次同性間出産計画」により、バンコランとマライヒの間に産まれた息子。
  • その正体は天使長ミカエルだが、パタリロしか知らない。
  • 1ヶ月で3歳児なみの発育と6歳児なみの知能をもつスーパーベビー。本当はたぶん6歳どころの知能ではない。
  • バンコランをパパ、マライヒをママと呼ぶ。
  • 趣味はTVゲームで、登場シーンのほとんどはコントローラーを手にしている。それ以外は寝ているか、パタリロの邪魔をしている。
  • まれにミカエルの本体が出現することがある。ミカエルは魔界の四大実力者アスタロトやベールセブブと同等、またはそれ以上の実力をもつ。

ヒューイット

  • 本名はアーサー=クラーク=ヒューイット。FBI出身で、現在はCIAのエージェント。
  • バンコランとは友人関係で仕事で協力することも多い。パタリロにはお人よしで騙されやすい性格がたびたび利用される。
  • 当初はアメリカの田舎者(ノースダコタ出身)というキャラ付けもあったが、重度のロリコンという危ない方向にキャラが確立した。
  • 狙撃の名人で腕の立つエージェントだが、幼女がらみで不祥事を起こすことが多々あり、左遷されていることがある。
  • ロリコン戦士ヒューレンジャーというよくわからない裏の顔をもつ。
  • 時代劇編では、北町奉行 呂利紺飛雄糸之助(ろりこんひゅーいっとのすけ)として登場することが多い。

タマネギ部隊

  • マリネラの武官部隊。幼少時から異常な知性や行動をみせるパタリロの将来を心配し、エトランジュ王妃が軍人などの精鋭を集め、教育係として部隊を創立。
  • 武官にもかかわらず、パタリロの身の回りの世話から宮殿の食事や掃除、マリネラの政治・経済・軍事などもサポートしているエリート部隊。給料は安い。
  • 基本的に美形揃いだが、みな同じタマネギ頭とメーキャップで素顔はあまり見せない。最年長は42歳のタマネギ1号。
  • 軍人や研究機関などから選ばれて部隊に配属されるほか、各予備軍から正規隊員に昇格する者や、民間人から選抜された者もいる。
  • 現在は隊員数400名ほどで、自己申告制の適当な番号がついている。
  • 常時マリネラ宮殿勤めは100名ほど、残りは各国のマリネラ大使館に派遣されたり、国内の軍部や各研究機関に出向している。
  • 大人数のためさまざまな個性の人物がおり、トラブルを巻き起こしたりドラマの主役になったりする。
  • バンコランの影響で同性愛者が多い(バンコラン菌が蔓延)。まれに家族持ちや女性を好きになるノーマルなタマネギもいるが、肩身の狭い思いをしているようだ。
  • パタリロには奴隷や消耗品扱い、命にかかわるイタズラやジョークの対象にされているが、基本的には忠誠をもって仕えており、パタリロに最も近い家族のような存在。

予備軍

タマネギ少年隊
  • タマネギ部隊の創立メンバー・1号〜6号の子供(平均年齢9歳)を中心にしたリーダー候補予備軍。タマネギ部隊と同じ頭とメーキャップをしている。
ネギボーズ部隊
  • 15歳〜17歳。ネギボーズ頭が標準装備。
  • 番号ではなく秀麻呂、元麻呂、君麻呂など名前で呼んでいる。
紫タマネギ部隊
  • 予備軍から選抜された10代の少年部隊。任務の性質上メーキャップはしておらず、紫色のウイッグが標準装備。
  • 選抜テストは筆記試験のほか、山中での2ヶ月間単独サバイバルで生き残らなければならないなどかなり厳しい。
  • 各国の要人の愛人として潜り込み、諜報活動を行うのが任務。1年間の活動のあと帰国しタマネギ部隊の準隊員として正式採用される。
  • 容姿端麗で知力も体力もすぐれているため、任務先で本気で愛されマリネラに戻らない隊員も一定数いる。
ジュニアタマネギ部隊
  • 数名ずつのユニットを組み、V8やホタル源氏などジャニーズ事務所をもじったユニット名が付けられている。
  • メーキャップや標準装備も特になく、素顔のまま活動する擬似アイドルグループのような存在。
  • 当初はタマネギゴッハン号を先生とし、エネルギー問題の研究に取り組んでいた。

黒タマネギ部隊(黒タマ)

  • タマネギ部隊から選抜された諜報部隊。各国の情報部に清掃員として派遣され、情報収集と大使館勤務のタマネギ監視が主な任務。
  • タマネギ部隊と同じ見かけだが、黒髪と黒い軍服が標準装備。活動中は清掃員の格好をしていることが多い。
グレータマネギ部隊(グレタマ)
  • 黒タマネギ部隊の予備軍。グレーの髪とグレーの軍服が標準装備。

影タマネギ部隊(影タマ)

  • 国内でパタリロの悪口を言う人間はいないか、国外で金もうけの話はないか、聞き耳をたてて回るのが主な任務。
  • タマネギ部隊と同じ見かけだが、濃グレーの肌と濃グレーの軍服が標準装備。

その他

裏タマ部隊、埼タマ部隊、タマぷらーざ部隊というのもあるらしいが、未登場。

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