• JavaのAPIはひとつひとつのクラスの役割(責務)をなるべく小さくし、複数のクラスを組み合わせることで目的の処理を実装するように設計されている
  • 実用性の観点からするとJavaはAPIの粒度が細かすぎて使いにくかったり、APIが導入された時期によって整合性がとれていない部分がある
  • GroovyではGroovy JDK(GDK)という機構によって、既存のJavaクラスに後付けで便利なAPIを追加したり、JavaのAPIの不整合を修正するような拡張を行っている
  • GDK APIリファレンス:<http://groovy.codehaus.org/groovy-jdk/>

APIの対称性を補うメソッド

  • Groovyでは、文字列の長さ、配列の長さ、リストの長さそれぞれを取得するメソッドがsize()メソッドに統一されている

拡張された演算子

加算演算子(+:plus()メソッド)
  • Dateクラス:日付を進める
左シフト演算子(<<:leftShit()メソッド)
  • Collectionクラス:リスト要素の追加
  • Fileクラス:ファイルへの追記

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