初代ぷよぷよの5色へ順応することを目的とした捌きをベースにした戦型をまとめます。

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とりあえず下書き程度に

**概要
連続して登場する相手を倒し続けるカテゴリ。
自分のフィールドがリセットされないのが最大の特徴。あらかじめ積んでおいて相手が登場した瞬間に倒すこともできるし、逆に荒れたフィールドが残ると火力を出しにくくなる。
スピードを出すタイミングと整地をするタイミングを見切るのが鍵。

相手はぷよかテトを使ってくる。
序盤はぷよの割合が高いが、中盤に入るとテトリスの割合が増えてくる。
対テトは要求される連鎖スコアが多いため、多めに連鎖を組みたいが、対ぷよも考えるとどちらにも対応できる変化を含んだ連鎖を組むのが重要。

**個人的な目標
20分切り
自己ベスト 16分9秒(世界記録) 2位は20分くらい
テトリスの世界記録は28分(ぷよテト1だと15分)

テトリスとの開きが10分近くあるのは、落下タイミングが理由。
ぷよは40勝辺りで落下速度が若干上昇するのに対して、テトリスは30勝辺りでかなり上昇する。
そして、ぷよはフィールドがなるべく全消しに近い状態から始動できると強いのに対して、テトリスは端空けRENを積み込んである状態が強い。
言い換えると、ぷよは低いフィールドが火力を出しやすいのに対して、テトは高いフィールドが火力を出しやすい。しかし、落下速度が高いので高所に積み込むのが難しくなっている。

**メイン戦術
***デスタワー
[[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/AGpi2F1Oph-s.png)>https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/AGpi2F1Oph.png]]
巨大な同時消し連鎖。通称デスタワー
デスタワーの一番のメリットはその連鎖数の短さ。RTAにおいて貴重な役割を果たす。
対ぷよでは20個ほど同時消しすれば致死量に達する。

一方で、テトリス相手には2連鎖単体では非常にやりにくい。
対テトの同時消しボーナスは連結量が伸びるほど得点の増加に減衰が入る。そして一度の同時消しでは大ぷよ3つ(テト相手に21段)が上限となる。
21段はテト相手にはぴったり致死量なのだが、せりあがったおじゃまの穴がそろっていると、Iミノ(長い棒)でカウンターをされることがある。
実はテトリスの仕様として一度におじゃまを送った時は穴の列が揃いやすいという仕様があり、こちらは基本的にまとめて量を送ることが多いので思ったよりはカウンターをされる条件はそろいやすい。
さらに、攻撃より防御(相殺)のほうが必要なスコアは少ないようにされている仕様もある。

開幕で即送る場合は28個同時消しの20段を送れば相手の開幕の積み込んだ分の高さも合わせて刺さることが多い。しかしそれ以外の場面では耐えられる場合が多いので、3連鎖目以降を足すことで火力を補強する。
同時消しボーナスは対テトではどこの連鎖に振り分けても大差ない(らしい)ので、3連鎖目も巨大にすればある程度減衰を回避しながら素早く致死量を送ることができる。
対テトに備えて火力を増しておいたが次の相手はぷよだった、という場合でも3連鎖で仕留められるので悪くない。

具体的な例として、19個タワー+3連鎖シングルは約19段で相手が消してこなければ埋めることができる。

**サブ戦術
***多連鎖
対ぷよだと、4ダブや5連鎖。対テトでは6連鎖以上。
連鎖が伸びる場合のメリットは、必要なぷよ量が同時消しより少ないこと。
対ぷよでは安定型の立ち回りになりやすいが、対テトでは届かない致死量に無理やり届かせるための貴重な手段となる。
対テトは仕留め損ねると、相手に送ったおじゃまがリソースにされてしまう。特に慎重に行きたい。

また、タワーは作れば作るほど地形が荒れやすいので、それを整地するためにごみを使って連鎖を組むこともある。
タワーを主軸に組んで、地形が荒れてきたら連鎖で立てなおす、というサイクルが望ましい。

***全消し
ぷよぷよのフィールドを全て消すと全消しボーナスが発生し、次にぷよを消したときにそのボーナスが相手におじゃまとして飛んでいく。
対ぷよでは赤玉1個(5段)、対テトでは大ぷよ1個(7段)送ることができる。
対テトの話になるが、全消しボーナスは2連鎖目の同時消しとは別の部分(1連鎖目)に付与されるため、致死量のハードルがすごい下がる。
取れる場面は限られるが、安定に寄与するため、狙える時は積極的に狙うべき。

**注意点
-開幕クルークはリセットしたほうがマシ
-開幕のツモAAAA(2手1色)はリセット必須。⇒すけとうだらが出てきたら必ず全消しされる。危険。
-同様に4手全消し手もたまにCPUが(相殺しようとして2連鎖を打った場合に)全消しを取ることがある。
-ぷよテトは128手でツモがループする仕様なので、50人抜きの間に同じ配ぷよが何週かしてくる。極端な色の偏りがある場合はそのあたりのツモ傾向を把握するか、いっそリセットするのがいいだろう。
-わかりにくいが、テトリスもツモが固定される。そのため、CPU挙動とツモが噛み合うとパーフェクトクリアを高い頻度でしてくるパターンも稀ながら存在する。基本は気づいた時点でリセットするのが良いが、もし通さなければいけない場合は敵の登場に合わせて1段でも送るとパフェを阻止できる。
-基本的に使うことがないので忘れがちだが、とにかく不利状態を凌ぎたいならポーズの活用も手。自分と相手のフィールド両方をじっくり確認して打開策を練ろう。

**テクニック
***多色発火
[[&ref(https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/027KbwQfWI.312-s.png)>https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/027KbwQfWI.312.png]]
このRTAでは割とよくでてくる。なめくじ発火。
赤→赤の同色発火か、黄色発火を選べる。たまに中央の赤から撃って左下の赤を連鎖尾で回収させたり。
[[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/_DJ_5OCi1X.142-s.png)>https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/_DJ_5OCi1X.142.png]]
軸の緑に繋げたらとりあえず連鎖は繋がるのであとは緑を直で撃つか黄色等で前に伸ばしてから撃つか。火力調整ができる。
その他いろいろ
***前伸ばし/後ろ伸ばし
名前の通りで、デスタワーを前に1連鎖伸ばしたり、逆に後回収の連鎖をいれたり。同時消しで飽和する火力を補強する目的で使う。
後ろ伸ばしについては、場合によってはタワーにまとめなおしたりできる。前伸ばしは3連鎖くらい増やすことができるので対テトでは安定して火力を出しやすい。
***既存の戦型に合流させる
ばらけた初期フィールドから知ってる戦型に合流できれば、単純に組みやすい。
自分が主に使うのは
-デスタワー
-千早式的ごちゃっと回収連鎖
-ROI式ヘルファイア
-拡散不定形

この中で主にデスタワーをメインに据えて狙っていく。
***スプリットがある場合
[[&ref(https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/bcGi73AnBU.744-s.png)>https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/bcGi73AnBU.744.png]] [[&ref(https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/Svwv4BGOIx.398-s.png)>https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/Svwv4BGOIx.398.png]]
間に縦の連結を作ってタワー土台を作る。
***縦の連結が残っている場合
[[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/qywlMxQMpo.113-s.png)>https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/qywlMxQMpo.113.png]] [[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/L9G4jskU4z.998-s.png)>https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/L9G4jskU4z.998.png]]
そのまま発火点に使う。
***横の連結がある場合
[[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/QurMd2Yvb2.981-s.png)>https://image02.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/QurMd2Yvb2.981.png]] [[&ref(https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/IbSfC65pwm.722-s.png)>https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/IbSfC65pwm.722.png]]
伍式タワーへ。
[[&ref(https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/XgjZWPeTHo.445-s.png)>https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/XgjZWPeTHo.445.png]] [[&ref(https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/CdAIHqgWFY.303-s.png)>https://image01.seesaawiki.jp/p/n/phoernian/CdAIHqgWFY.303.png]]
こういう残しは底上げタワーを組む。

いずれの方法でもタワーを組めなさそうな場合は他の連鎖を組みに行く。
連鎖で多めにごみを回収してまたタワーを組めるようにしておきたい。
また、残しに縦3が残っていると連鎖を組もうとしても難しいので、残しに縦に長い連結を残さないように心掛ける。

**CPU
弱い・ふつう・強い くらいの3種類に分けられる。
プレイヤーが選択したキャラクターはCPU側に登場してこないため、基本的には相手にしたくないキャラクターを選択して走るのが理想。
全般的にはテトリス使いをピックするのが無難だが、その中でオススメなのが
-クルーク…唯一1試合目から登場しうるテトリス使い。開幕リセマラが不要になるので楽。自滅も遅い敵であるため、速い記録を狙うならクルーク一択。
-フェーリ…異常なまでに生存能力の高いテトリス使い。タイムロスの原因になりやすい敵。
-エックス・スクエアス・あやしいクルーク等の強CPU…事故を減らしたい場合に。
***弱いCPU
ツモの設置がゆっくりで、ぷよもそんなに消してこない。
通常通りの致死量を送ればOK。不完全致死を送ると、相手の自滅が遅いのでタイムロスに。
***ふつう・強い
ぷよ:
それなりにツモの設置速度が速く、放っておくと4連鎖〜5連鎖を撃ってくる。
早めに攻撃をすれば相手の積み込みごと埋めることができるので、不完全致死を送っても倒しきれることが多い。自滅にも時間がかからないので割と攻めてもいい相手。
強いNPCは左右に分けて積んでから連鎖を合体させることが多い。合体前に攻撃できれば相手からの反撃はほとんどこない。
テト:
不完全致死を送ると相手からカウンターがかなり返ってきやすい。基本的にはIミノをツモられたら生存される。
登場直後に攻撃できれば若干完全致死に届かなくても相手の積み込み分を合わせて窒息させることができる。

その他すけとうだら
すけとうだらは「たら積み」と呼ばれる、下4段を敷き詰める積み込みを行う。
これのおかげで、致死量ラインがぐっと低くなり、8段ほど送れば倒すことができる。
しかし、序盤のツモの設置速度が高速なので、たまに単発や2連鎖を挟んできて不意を突かれることがある。
また、初手が2手1色だと確定で全消しを取ってくる。
余裕があれば、すけとうだら初登場時にどのタイミングで相手がぷよを消してくるのか把握しておきたい。

**その他リンク
-[[どんな残しからでもデスタワーを組みたい考察まとめ]]
-[[ぷよテト2かちぬきRTAにおける私的回収型タワー]]
-[[タワー組めそうな初手組めそうな残しリスト TAKさん編]]
-【Puyopuyo】30個以上同時消しデスタワーを組んでみよう/How to make BIG power chain【JA/EN】
  https://www.youtube.com/watch?v=EogsW4LNJUQ&t=98s&ab_channel=Pheny
-【RTA解説】ぷよぷよテトリス2 VS. CPU 勝ち抜きモード 50人ぬき 16:09
  https://www.youtube.com/watch?v=QEVRvAgtJr8&t=974s&ab_channel=Pheny
-Speedrun.com
  https://www.speedrun.com/puyo_puyo_tetris_2/level/Endurance_Mode_VersusPuyo_Puyo?h=Singleplayer-50_Wins&x=l_nwlzz1rd-rkl3vlnk-wledov4n.mlnwr40l

**Q.なんでぷよテトにソニックがいるの
ぷよぷよがコンパイルからセガに引き継がれてから、開発はSONIC TEAMが行なっているため。
また、コンパイル時代にソニック(というかエッグマンのロボットにキャラを差し替えた)のぷよぷよである、ドクターエッグマンのミーンビーンマシーンが存在していることと、ソニックマニアのボス戦でぷよぷよが始まったり等、ソニックとぷよぷよの関連性は思ったよりもある。
他のぷよぷよシリーズでもソニックがプレイアブルとまではいかなくとも、ぷよのスキンにソニック風スキンがあったりなど、コラボは存在している。

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