PLUS ONE Girls

　ＰＯＧ−３３のエキシビジョン第１試合では水月舞の正規選手昇格前のプロテストマッチとして、ＰＯＧ−３０で水月と引分けた来島順子とのシングルマッチが組まれた。ＰＯＧ−３２で白石碧に勝利し、先輩越えを果たして勢いに乗っている水月とは逆に水原千鶴に屈辱のフォール負けを喫した来島との再戦だけあって熱戦が期待された。
　ゴングが鳴ると同時にロックアップからの力比べで試合が始まったが、力比べに勝利した来島が水月をロープに振ると反動で戻ってきた水月をパワースラムでマットに叩きつけてからベアハッグで絞め上げていく。
　さらに来島が再度、水月をロープに振ろうとしたが逆に来島をロープに振り返すとスクラップバスターで叩きつけてからのベアハッグで逆襲した。そして来島の頭をパイルドライバーで杭撃ちにしてから必殺のドラゴンスリーパーで絞め上げていくが、来島も１分以上かけて何とかロープエスケートしてみせた。
　だが、グロッキー状態でロープにもたれ掛かかっている来島を水月が引きずり起こそうとした直後、来島がアイアンクローで反撃したことから試合の流れが変わることになる。動きを止められた水月をリフトアップすると、カナディアンバックブリーカーの体勢に捕らえてからロープに手が届かない距離を維持しつつリングを周回し、青コーナーから対角線上に向かってダッシュするとリング中央でジャンプして水月をパワーボムでマットに叩き落とす！
　そのままの体勢で来島が水月をフォールすると、３カウントが数えられて来島が勝利したが水月も敗れたとはいえ試合内容で認められたことで、来島よりも一足先に練習生としてデビューした水月の正規選手への昇格が内定した。

チャレンジバトル　シングルマッチ15分1本勝負
●水月舞	11分21秒　パワーボム?	来島順子○

POG-33
−	Ex第1試合	Ex第2試合