【新シリーズ】これが俺のポケモンマスター様wiki - 世界観・用語(その他)
世界観・用語(五期)

◆トリミング(毛繕い)
ポケモンと人とのコミュニケーションの一つ。
スキンシップとも。
鳥や獣ならそのまま「毛繕い」だが、
亜人が相手だと髪を梳く、頭を撫でる、等相手によって様々。
中には吸血や性交渉、狩りの同伴など変わった行為を要する者も。

◆眉毛
太い。(皐月
とても太い。(やる夫

◆せいかく
本作においてはフレーバー。
モードレッドは「やんちゃ」
ヒトカゲは「おだやか」

皐月は「ごうけつ」(!?)

◆好感度
非公開の内部データとして登場人物全員に存在する。
現状、やる夫に対する好感度が最も高いのは「志々雄真実

シナリオパート、フリーパート、育成パート、バトル等様々な場面でひっそりと増減している。
好感度の上がりやすさ(なつきやすさ)はポケモンによって大きくことなる。
手持ちポケモンの中では「モードレッド」が一番好感度が高い。

◆胸
とても大きい。(キル子
形は良い。(モードレッド)

◆召喚
魔術・召喚術に関わるポケモン、
あるいは、野生において仲間を招集する術を持つ者がいる。
皐月のそれは『天賦の才』としての基本能力であり、
近隣に棲息する野生の同種を呼び出し従えることが出来る。
『天賦の才』が『エース』になることで統率力を発揮するのは、
それが種の頂点たる者としてのカリスマ性ゆえである。

◆「くすり」
ここではポケモンを回復させるためのものを指す。
野戦・及びキャンプの無いダンジョン内で使うためのもので、
ポケモンの豊富な生命力に働きかけて体を癒す薬品のこと。
ポケモンの生命力を前提とするため、人間には使用できない。
自然の「きのみ」等は人間でも使用出来るため、
ダンジョン内ではこれらで体力回復を計ることができる。

◆食事
ポケモンも生物なので食事が必要。
食性は種によって様々。
実は食事を一切必要としないポケモンも存在するようだが、
少なくとも真介の場合は普通にお腹も減るようである。

◆人語への理解
多くのポケモンは、人語を理解する。
ただし、会話が出来るポケモンはその半数以下であるとされ、
ヒトカゲのように多くの古代種は人語を発することはできない。
しかし、なかにはコイルのように人語を話すことの出来る古代種もいるようだ。

◆データ解析機
ポケモン図鑑をはじめ、
多くのトレーナーは1試合1回のデータ解析が可能な機器を持つ。
これらの機器によるデータ解析はシステムに表示されず、
指示を行う前に解析を完了する。

◆法律
この世界に明確な法は存在しない。
町はジムリーダーをはじめとする実力者が関わることで統治され、
一定の秩序を築くことに成功している。
しかし、ポケモンと人とが関わる社会で明確な善悪の判断基準は存在しない。
「復讐」を是とするか否かも同様であり、
罰せられるケースもあれば、恩赦が与えられるケースもある。
弱肉強食というほど悲惨ではないものの、
町を統治するためには一定の「力」が秩序の前提になっているのも事実である。

◆年齢(人間)
この世界では10歳から成人。
名目上10歳から成人扱いを受けるが、
これは現代で言えば「18歳」に相当する年齢であり、
「法律上全くの子供ではない」という状態に相当する。
結婚、及び各種契約も10歳から可能であるが、
一般的にトレーナーとして公式戦に出られるレベルに至るのは
15〜17歳程度であるとされる。(※記録上の最年少は7歳)

この世界の人間の寿命は、やる夫のいた世界よりも若干長く、
平均寿命は90前後であるとされる。

◆年齢(ポケモン:亜人)
亜人種は、一般的に2〜4歳で肉体的な意味での成体となる。
多くの獣型ポケモンが3〜10ヶ月ほどで成体になることを考えれば、
亜人は比較的成長が遅いポケモンであるといえる。
このため、元来種族値の高くない亜人は生息地を人界に移し、
人類の友好種として町ポケモンとなるケースが多い。

余談だが、モードレッドの実年齢も2〜4歳程度と推測される。
亜人の成長は人間と比較して5〜10倍程度ということになるが、
成体となって以降の平均寿命は人間と変わらない。

中には長命、ないし実質的な不老のポケモンもおり、
記録上1000年を超える年月を生きるポケモンもいるようだ。

◆ポケモンの誕生
ポケモンはタマゴ、ないし哺乳類と同じく母体から、
あるいは時として自然発生、
転生といった形で様々な誕生の仕方がある。

ポケモンは♂と♀で一定の好感度を有する場合、
特定の場所(巣として適した土地)で過ごすことで、
交配をせずともタマゴが出来る。

そのため人間やその他の哺乳類のように発情期を有さず、
♀個体であろうと排卵を必要としない。
他者との間にタマゴを成すことへの抵抗は種族・個体によって違う。
生来多産な種族はタマゴを作ることを本能として必要とし、
そうでない種族は自然とその数を減らしていくのである。

◆個体識別・認識
人間の中には、
ポケモンを種族名で呼ぶことを疑問に思う者もいる。
(※例:「行け、ゴールデンレトリバー!」「『かわせ!』 グッピー!」)

しかし、ポケモン達は「己(個)」の認識を種族間で明確に行えており、
人間のように「己(個)」としての名称・呼称に執着のある者は少ない。
(モードレッド(モッさん)のようにNNをつけられることで喜ぶ者もいる。)

また、自我の薄い種族、群れの中で個の意識の薄いポケモンも多く、
これらを不憫(あるいは怪訝)に思う人間もいるが、
こういった認識はあくまで人間の視点のみを元とした偏見である。

◆金銭
この世界の通貨は「円」である。
辺境では「G」、時として物々交換の文化もある。
豊富な自然と広大な土地により、
食事をとって寝て過ごすだけならそれほど難易度は高くない。
その反面、嗜好品などの生活必需品以外の物品の値段は総じて高い。

「円」という呼称だが、現実の円と価値は異なる。
やる夫の所感では、
この世界における「1円」は現実世界における「100〜120円」に相当するようだ。

「C」ランクの小規模大会で動く賞金額は200〜400万前後。
やる夫の世界で言えば、「C」ランクの大会は小規模なものでも2億以上の賞金が動くのである。

◆この世界の建造物
現代の建造物は、
「耐火」「耐電」「耐水」「耐衝」処理を施すのが常識となっており、
非常に頑強な作りになっている。
これはポケモンの世界で人とポケモンが生きるうえでの配慮、知恵である。

この他にも、霊体のすり抜けを防ぐための処理等も存在し、
公共施設のセキュリティは軒並み高い。

「C」ランクのポケモン程度ならば、
全力の一撃でも公共施設の壁に穴を空けることも出来はしない。

◆バトルシステム / 試合観戦
この世界にはバトル中のみに得られる、
共感覚としてのバトルシステムが存在する。
たとえ初見のポテンシャルや技であろうと、
それを確認した瞬間システムを介して知識として理解する事が出来る。

逆に、観客席でその共感覚は作用せず、
一見して相手の技やポテンシャルを正確に把握することは難しい。

1回の試合観戦で新しい情報が1つでも得られれば、
それは十分な収穫と言えるだろう。

◆一夫多妻
この世界では多くの都市で一夫多妻が認められている。
一般家庭よりも多くの財産を持つ者に多く、
中でも「B」ランク以上のトレーナーならばそれほど珍しくはない。

◆身体検査
人界で生活する全てのポケモンは、
身体検査が義務付けられている。

「リボン屋」の面々は勿論のこと、
街ポケである1号やその他のポケモンも同様である。

この検査によって「ヒトクイ」か否かを
科学的見地から判別する事は可能である。

◆選手寿命
ポケモンが「鍛錬し続けられる期間」を指す。
ポケモンの本来のレベルは、棲息地域の環境や分布、
種族、個体によってその限界を維持し続けられる期間はさまざまである。

選手寿命の限界を迎えたポケモンは徐々に維持できるレベルの上限が下がり、
最終的に競技の舞台で活動できなくなり、引退を迎える。

選手寿命を迎えた時、
それまでの経験から選手寿命を延ばした者が『ベテラン』であり、
彼らは経験によってピークを過ぎた肉体をカバーすることが出来る。

◆個体識別
ポケモンは同種間における個体識別が可能である。
固有の名(ニックネーム)を持たぬポケモンでも個体識別が出来るため、
野生において個体名称を用いずともコミュニケーションができる。

また、『変種』や『天賦の才』といった個体においても識別できる。
このため、「モルドレッド」のように原種と姿が大きく異なる姿であっても、
同種からは「このポケモンは同族である」と認識される。

◆教育機関と競技の世界
この世界には10歳(成人)までの義務教育と、
競技の世界へ羽ばたこうとするトレーナーを支援する専門教育機関がある。
古来より、この世界では各町のポケモンジムが初歩の手ほどきを行っているが、
地方によっては「トレーナースクール」などの形で存在している場合もある。

が、こういった教育機関から競技の第一線で活躍するトレーナーが出ることは稀であり、
そういった意味では昨今の「學道機関(アカデミー)」の発展は目覚しいものがある。

◆食文化:「肉」
ポケモン以外の生物が少ないこの世界において、
食事の大半は「植物」であり、
【肉の樹】【ハム草】といった肉類としか
思えない植物もかなりの数存在している。

味、食感、その他完璧に現代日本の食肉と変わらず、
腐りづらく、自生しているので容易に入手できる。

鑢七実を転生させる折、
新速出やる夫が「命を奪い合わずとも生きられる世界」と
評したのはこういったものがあるためである。

◆食文化:「肉の樹」
この世界には食肉が生る樹が存在する。
いわゆる「肉の樹」のことであり、
ダンジョンで自生しているものや、
人界で栽培されているものまでさまざま存在する。

人間の間でよく食べられているものには、
「ワギューの実」「トロトンの実」「サキテバの実」などがある。

稀な例だが、
自生しているものの中には人体に寄生することで「肉の芽」を生やし、
寄生した人間を操る危険なものもあるらしい。

◆食文化「禁忌」
『ヒトクイ』の食性にある通り、
ポケモンが人間を食うことは勿論、
人間の中でも「ポケモン」を食うことは禁忌とされている。

例外として、トロピウスやラッキー、ミルタンクといった、
肉体から排出される卵(無精卵)、乳といったもの。
また、一部の地方では抜け殻や、
再生することが前提での「しっぽ」等が珍味として食されている。

ポケモンを狩猟(殺す)ことを生業とするハンターであっても、
多くの者は亜人やタマゴ(幼体)は極力その対象にしないというように、
この世界の人間にとって「ポケモン」という存在は自然の象徴であり、
共に生きるべき良き隣人なのである。

◆「街」の自治権
全国共通の「法律」こそ存在しないものの、
各町はジムリーダー、及び町長らによって治められており、
複数の「B」「C」ランクPTによってポケモンバトルを中心に経済が回っている。

ヤマブキのように複数の「A」ランカーや大企業、
そのほか数多の「B」ランクが名を連ねるような地方の首都は
セキエイの管理を完全に離れており、その影響力は競技面にのみ限定されている。

逆に、「B」「C」ランクPTを抱えていない過疎地は、
興行に乏しく、経済が循環しないため、
地方の経済においては肩身の狭い立ち位置を余儀なくされる。

これが長年続いた場合、街を維持するため、
「セキエイ」が街の自治を代行することとなっている。
(*一般に「隠れ里」等は除く。 タウンマップに乗っている街のみ)

◆アイドル
この世界にも「アイドル」という職業は存在する。
やる夫のいた世界とその職業の性質はおおむね同じだが、
中にはアイドル活動の一環としてトレーナーをする者もいる。

また、多くの人やポケモンから支持を集めるこの職業は、
統率」の資質に恵まれた者も少なくない。

昨今では、業界最大のアイドルグループのセンターが
引退後にカントー最大企業シルフカンパニーの
SPに就任したことで大きな話題となった。

◆病
人間と違い、多くのポケモンは病にかかりづらい。
種族ごとに抱える奇病の類を除けば、
ポケモンが風邪にかかるようなことはまず滅多にない。
ポケモンの持つエネルギーが、多くのウィルスよりも強いためである。

ただし“病”を司るポケモン。
あるいは、“病”そのものといえるようなポケモンがいれば、その限りではない。

◆義手
この世界の義手・義足等の義肢技術は
やる夫のいた世界よりも発展している。
このため、義手であってもバトル中に
ハンドリングにもたつかずに済む。

◆人界 / 自然信仰
この世界における基本的な道徳・倫理観。
人とポケモンは共存する間柄であり、
互いをパートナーとして生きていく。
人は自然を切り開いて自らの生活圏を広げた。
異界や野生の侵攻はこの世界においては
自然災害として日常に起こりうることであり、
自然の化身たるポケモンに罪はないという考え。
このため、多くの都市ではポケモンの
犯罪はトレーナーが責任を負う取り決めがある。
ただしこれはあくまで基本的な道徳観であり、
この世界に生きる全ての人間がそうであるわけではない。
人間は理性と秩序を重んじる生き物であると同時に、
なによりも感情で生きる存在でもあるからだ。