国号

ルーシ帝国(帝政ルーシ)
露語:Русь империя
英語:Ruthenes Empire

国旗

国章



シンボル
国獣:クマ
国鳥:双頭の鷲
国花:ヒマワリ
国生物:三葉虫
国の標語: 万国の労働者達よ!ツァーリの元に団結せよ!
国歌:世界一の強国から挨拶を
(ロシア国歌歌詞改変)祖国は我等の為に(俗称)

国教:正教会

正教会が多数を占めるが他のキリスト教、仏教、イスラム教、ユダヤ教の信徒も居る。また民族の中には独自の宗教を持つ者も居る。
信教の自由は危険宗教以外は聖典で保証されている。

都市

帝都:モスクワ
最大の都市:ペトログラード

通貨

ルーシ・ルーブル

公用語(事実上)

ロシア語、ルーシ語(神代ロシア語)、クロウカシス諸語、カザフ語

政府

皇帝:アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ

臨時全権宰相:ヴォルシェーブニク・コーシカ・アイルー
(元白衛軍司令官)
副宰相:ニキータ・フルシチョフ
議会代表:レフ・ダヴィードヴィチ・トロツキー
(ルーシ共産党党首)

政治体制:君主制共産主義

皇朝:ホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ朝
シンボル:双頭の鷲 
皇帝:初代女帝アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
皇位継承者:なし

政治

統治方式

戦時動員法施行時及び戒厳令を除き、全ての権限は労働者組織ルーシ人民委員会(協議会・評議会・最高評議会)とツァーリの承認に依る。

政党

ルーシ帝国共産党(トロツキズム)
 代表:レフ・トロツキー

司法

ルーシ帝国司法省(グリゴリー・ジノヴィエフ)
・帝国国家警察
・帝国秘密警察
ルーシ人民委員会(レフ・トロツキー)
内務人民委員部NKVD(ラヴレンチー・パーヴロヴィチ・ベリヤ)

省庁

・宮内省
・内務省
・高等中等専門教育省
・調達省
・外務省
・文化省
・土地改良利水省
・建設資材工業省
・教育省
・漁業省
・農村建設省
・農業省
・建設省
・重工業企業建設省
・商業省
・財務省
・非鉄金属治金省
・製鉄省
・動力電化省
・法務省
・航空工業省
・外国貿易省
・民間航空省
・機械製作省
・海洋船舶省
・国防省
・国防工業省
・一般機械製作省
・交通省
・中型機械製造省
・工作機械・工具工業省
・石油ガス工業企業建設省
・造船工業省
・運輸建設省
・重機械・運輸機械製作省
・化学機械・石油機械製作省
・化学工業省
・製材・紙パルプ・木材加工工業省
・電子工学工業省
・電子工業省




歴史(前略)

アイルー朝の終焉とロマノフ朝の勃興
名君・蒼弓王シノンの死と東欧の玉座戦争の敗北の結果、ノヴゴロド公国から存在したアイルー朝は終焉を迎え、新たにロマノフ朝が台頭し、ロシア帝国が成立した。これと同時に農奴制が開始した。
欧陸戦争
19世紀初頭、ロシアはナポレオンを撃破(1812年戦役)し、数十年にわたって「ヨーロッパの中央国家」となった。

《日露・世界大戦と混迷の時代》

20世紀初頭には、政治的、社会的、経済的に危機的状況に陥り、日露戦争にも敗れた。1905年には第一革命が発生。更に大戦へのロシアの参戦は、国内世論を悪化させ、1917年の2月、10月革命とロシア内戦の勃発につながった。

革命とロシア内戦

(大衆に訴えるレーニン)
1916年、レーニン率いるボリシェヴィキは革命を志したが、ドイツからの密入国をオフラーナ(秘密警察)に悟られ、乗っていた列車もろとも爆殺された(レーニン爆殺事件)

(クレムリン爆破事件)
後を継いだアレクセイ・ルイコフは革命を起こし、社会主義国家建設への道を歩みだしたが、後に内政に失敗し国内世論が悪化。皇帝一家虐殺による諸外国の圧力は無視できなくなっていた矢先、対立の深まっていたトロツキー率いる第四インターナショナルの叛乱。諸民族パルチザンのテロ。白軍の蜂起、特にアイルー朝の末裔で貴族だったヴォルシェーブニク・アイルーのシベリア蜂起によりルーシ内戦こと皇座戦争が始まった。アイルーは密かに逃げ延びサハリン州に亡命していた皇姫アナスタシアを旗印に白衛軍を組織しシベリアから赤軍を追い出した。大敗を喫したソヴィエト側は、1927年諸民族パルチザンによるクレムリン爆破事件でのルイコフやスターリンといった党幹部の死を受けて崩壊した。

皇座戦争と帝政ルーシ

1928年にはトロツキーとアイルー、諸民族パルチザンによるルーシの分裂が起き、一時的に内戦再発の様相を呈した(皇座戦争)。しかしルーシの内政・外政は極めて深刻な状況だった。そこで同年冬。ルーシ共産党・白衛軍による秘密交渉が行われた(モスクワ会談)。両者妥協の結果、皇帝と一部特権階級を認める代わりにルーシ聖典(憲法)の元に、社会体制としては穏健的に共産体制を維持する事となった。その結果人民平等を掲げた共産主義だが皇帝を頂点に戴く世にも珍しい君主社会制として今に到る。
ヴェレシャの森事件(未検閲)

諸民族パルチザンの大多数は内線終結後に破壊活動を停止したが、モスクワ側は更なる独立運動を防ぐため交渉と称してパルチザン幹部をモスクワに誘きだし、道中ヴェレシャの森にて奇襲・粛清した。
主要人物を失ったパルチザンは執拗なモスクワ側の摘発と攻撃により壊滅した。しかしこれは後に、帝国の民族共栄の足枷となった。
   

サハリン

(ニコライ二世)
内戦混乱の最中、命からがら落ち延びたニコライ二世は白系ロシア人と共にサハリン州にロシア帝国を再建。元々の保守的な考えと自らの家族を虐殺した共産主義者を憎悪している。更には途中で別れてしまったが逃げ延びた愛娘アナスタシアを利用しロマノフの名誉を汚す者共を駆逐し、ロシアを取り戻さんとしていた。モスクワは彼の暗殺を企てたが、外交的にも複雑な関係であり、迂闊に手を出せぬ均衡状態が保たれていた。1931年にニコライ二世は病により崩御するも、サハリン州は独立を維持している。

国内情勢


・共産主義経済により恐慌による経済の煽りは皆無であるとされる。

しかし激しい政争が行われており、
人民による政治を唱える共産主義者で、内務人民委員部と青年共産同盟、会議を率いるトロツキーのインターナショナル派閥

旧ソビエト残党官僚によるコミンテルン派閥

ツァーリを庇護し擁護する君主主義者で、軍や一部省庁を率いるアイルーの宮殿派閥による政力争いが絶えず行われており、政局は安定していない。更には両者が独自の機関も合わさり複雑な統治機構を有している。

省庁は基本的に中立を保ちたがっているが、ソビエトの悪政を目の当たりにしインターナショナルを潜在的に敵視している者も多い。最もたる例として、フルシチョフ副宰相やジノヴィエフ司法相は過激すぎる民族主義者弾圧や思想弾圧を繰り返すベリヤとそれを黙認するトロツキーを敵視している。こういった一部省庁が宮殿派に接触している。
省庁にインターナショナル派が少ないのは、任命権を宮殿派が「皇帝の権限」として貴族制・農奴制の廃止と引き換えに得た為である。しかし省庁へのインターナショナル派の浸透は日に日に行われつつあり、余談を許さない。

こうした理由から政治局面は日々不安定さを増している。

・以前は宮殿派が優勢であった。その後、共産党側が徐々に勢力を拡大していたが、現在は戦時体制アイルー臨時全権宰相による事実上の独裁が行われている。副宰相のフルシチョフ氏は共産主義者だが、トロツキーと距離を置き宮殿派と国内左派のパイプ役を担っている。

・一部を除いて監視は少ないが、両者による政争により司法機関の強権的な行為が多発している。



対外感情・政策

文化的に近いビザンツ帝国への感情が最も良好である。講和会議に呼ばれなかったため、旧協商連合国への感情は良いとは言えない。第六共和国とは同盟関係に有り良好な関係を維持していたものの、第六共和国の民主化により関係は薄れた。
ビザンツ帝国(ローマ帝国)
文化的・地理的に近いビザンツ帝国への民間旅行者数は例年一位を保っている。歴史的遺恨は薄れ、友好関係が築かれており、黒海艦隊の削減が予定される。
スカンジナビア帝国
戦略物資たるノルウェー鉱の輸入や鉄道網構築を通じて信頼できる同盟国として東欧の安定化を推進している。
匈奴国
極東における重要な同盟国として兵器輸出などの軍事面で親密な関係が日々築かれている。
イタリア帝国

兵器開発の協力を通じて極めて良好な関係を構築しつつあり、鉄道網整備による民間旅行者の数も増加している。
オーストリア帝国
ポーランド戦の共闘を含め関係を深めつつある。国家間レベルでも、東欧の安定化にオーストリアの協力は欠かせず、日頃からの親密な連携を推し進めていく方針である。
アストバニア連合
コーヒー豆貿易から技術・戦車輸出を行う等、南米における新たなパートナーとしての良好な関係構築を急いでいる。
フランス第六共和政
かつては同盟関係に有るなど友好関係を築いていた。現在の交流は活発でないものの、民主陣営とのパイプとして機体できる友好国である。
オーストラリア国
両国間の親善を深めつつ、民主陣営との緊張の仲裁を期待している。
渤海国・日本国
渤海戦役後に緊迫した関係が続いていたが、一時は帝政化による同盟祝賀ムードに湧いた。
しかし不安定な渤海情勢はもはや信頼のおける国とは言えず、背後にいる日本国への歴史的敵意果てにはアジア人種への差別感情も相まって戦争前夜の様相を呈していた…
新明国
新興国たる新明国の誕生による中国地方の混乱を警戒している。
アメリカ合衆国・イギリス連邦
以前は良好な関係を築き上げていたものの、モンロー主義の終焉やニューファンドランド島事件をきっかけに戦争危機に突入した。現在は鎮静化しつつある。

国内世論

恐慌の影響を受けない労働者主体のルーシ社会主義は、政府への支持率を飛躍的に上げた。しかし、多くの国民が共産主義によるスターリン主義や帝政。とりわけツァーリズムに反感を持っており、どの派閥も大きな支持を得られては居ない時期が長かった。
しかし大戦危機を前にしたアイルー氏の内政政策は抜きん出ており、国民は彼を英雄スサーニンに重ねるなど支持率を急速に伸ばしていた。

軍事組織

ルーシ帝国国防省(ヴォルシェーブニク・アイルー)

ルーシ帝国陸軍

公式軍歌:スラヴ娘の別れ
参謀総長(グリゴリー・ミハイロヴィチ・セミョーノフ)
参謀副総長(ミハイル・ニコラエヴィチ・トゥハチェフスキー)
 
備考:指揮権は皇帝に属するルーシ帝国の軍隊である。
陸軍でありながら、航空部隊を有する。
徴兵制と軍管区制度を採用した近代陸軍である。以下軍管区。

・モスクワ軍管区
・ペトログラード軍管区
・北カフカーズ軍管区
・沿ヴォルガ軍管区
・ウラル軍管区
・シベリア軍管区
・バイカル軍管区
・極東軍管区
・バルト軍管区
・白ロシア軍管区
・沿カルパチア軍管区
・キエフ軍管区
・オデッサ軍管区
・カフカス軍管区
・トルキスタン軍管区
・中央アジア軍管区
・中南米軍管区
ルーシ帝国海軍
(外洋艦隊旗艦タシュケントとバルト海艦隊旗艦ガングート)
総司令官(アレクサンドル・ヴァシーリエヴィチ・コルチャーク)
副総司令官(ミハイル・アンドレーエヴィチ・ベーレンス)
備考:指揮権は皇帝に属するルーシ帝国の海軍である。
海軍でありながら、航空部隊と海軍歩兵を有する。
志願制を採用している

・バルト海艦隊
(戦艦ガングート)
母港:クロンシュタット軍港
旗艦:『ガングート』
編成:戦艦2隻、巡洋艦1隻、駆逐艦8隻、潜水艦9隻、砲艦2隻、掃海艇12隻、補助艦3隻、嚮導艦1隻

・黒海艦隊
母港:セヴァストポリ要塞
旗艦:『セヴァストーポリ』

・太平洋艦隊艦隊
母港:ウラジオストック軍港

・外洋艦隊 
母港:プエルトバリオス軍港(中米ボンシュラス)

国防省管轄の研究所
・シベリア第34号研究所
コードネーム:ラムダデルタ
備考:H173-2の開発

・シベリア第27号研究所
備考:不詳

・モスクワ第44号研究所
コードネーム:シェリー
備考:APTX4869の開発



ルーシ帝国赤色武装青年同盟(事実上の軍事組織)


上級組織:ルーシ帝国共産党(レフ・トロツキー)
同盟歌:赤軍に勝るものなし
代表(ゲオルギー・ジューコフ)
副代表(イワン・コーネフ)
備考:第一次大戦時の兵器を保有していると思われる。

国家戦略

帝国連盟大綱

連盟各国の共栄を企図し可能な限りの支援を実行す。
民主革新勢力から伝統的な国家体制を共同し防衛す。
(引用:501号文章)

第二次五ヵ年計画(休止)

大艦隊構想
イタリア及びアメリカとの技術提携により、新型艦を多数建造。南米植民地との航路安定化に加え極東における海軍力増強を企図し大幅な海軍増強を実施す。
(引用:532号文章)


第三次五ヵ年計画

国防予算の劇的な増加
大西洋における海軍増強計画の休止。
極東における陸軍の大増強を企図し陸軍及び航空部隊の増強を最優先とす。
恒久的徴兵新法の議決。
主力戦車T34。偵察と歩兵支援用の戦車T50の順次生産・改良。陣地突破用の自走突撃砲の生産。飽和攻撃を可能とする新型自走砲の配備。

国産物資の品質向上
合金化された高品質の鋼、軽金属および非鉄金属、および精密機器の生産の増加。化学工業と国民経済の化学化を発展させ、包括的な機械化を導入するため工業の自動化をする初の試みの実行。 
一人辺りの実質工業生産での列強入り
(引用:603号文章)

Enormoz

(検閲済み黒塗り)

南南下政策

中国権益保護
満州における独自経済圏の確立。
匈奴国の中国統一を支援し、極東の安定化に貢献する。
(引用:503号文章)
南米政策新案
ポルトガル=ブラジル国と共同し南米における経済圏の確率を企図する。ポルトガル=ブラジル国以外の南米への介入を抑える。
(引用:597号文章)

アーカイブ

1話:アイルー政権
戦時体制に移行したルーシーの内政は危機的であった。全権宰相アイルー氏による独裁は右左双方から非難され、更には戦時物資調達のための無理な貨幣の増刷は、深刻なインフレと物価の高騰をもたらした。
そんな折にトロツキー率いる第4インターナショナルは各地の反政府勢力と密会するため、ここタシュケントに赴いていた… 
2話:仮面の愛国者
Рядом война! (戦争が近い!)
昨日、この合言葉は国難を前にして団結を促したアイルー氏の愛国心を物語るとされていた。民衆にとって彼はルーシの英雄イヴァン・スサーニンの様に見えていた。
今日、これは悪質なプロパガンダだと皆が思っていた。何故なら危惧された侵略者は備えど訪れなかったからである
分岐3話:衆酔独醒
インフレ、独裁、弾圧。アイルー政権はこうした側面から徐々に支持を失っていたものの、鉄道網整備による円滑な物資の供給と外交勝利。そして名実共にの大戦争に国民は奮起した。
昨日の暴言が嘘のように人々は政権を讃え栄光に酔いしれていた時、誰かがポツリと言った。「戦争は酒だ」と。

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