最終更新: rx_irc1laaak 2019年04月14日(日) 23:22:16履歴
季語/兼題・放送日 | 『天』 | Rx選・秀例句 |
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「春暁」 #808・19/02/11〜19/02/15 | 花、小鳥、人、春暁の目をひらく/めいおう星 | ・春暁や花生けた水の少し減る/ねこ端石 ・十フロアめのオフィス清掃して春暁/月の道 ・春暁のレモンに光たまりつつ/投雨 |
「龍天に登る」 #814・19/03/25〜19/03/29 | 龍天に登る黒酢の壺畑/蒼井しんご 龍天にこんにゃく切ればクレーター/瀑 | ・耕せば土の芳し龍天に/烏天狗 ・龍天に登る海見てから出社/板垣せっか |
「鶯笛」 #813・19/03/18〜19/03/22 | 鶯笛シーッしずかに人攫い/じゃすみん | ・人間の声は透明鶯笛/一阿蘇鷲二 ・甘き接合部鶯笛の音低し/矢的 |
「壺焼」 #809・19/02/18〜19/02/22 | 加太晴天壺焼五月蝿いほど匂う/山田喜則 | ・一斗缶ごしの青空焼栄螺/福果 ・海はいま四十億歳栄螺焼く/小泉岩魚 |
「鯥五郎」 #816・19/04/08〜19/04/12 | 残照やムツの目蓋の泥こぼれ/彼方ひらく | ・ムツ五郎ぽかんと空は長閑色/モッツァレラえのくし ・ムツ五郎の日和句帳の端の泥/不知火 |
「クロッカス」 #810・19/02/25〜19/03/01 | クロッカス子どもばかりの朝のミサ/内山初美 | ・クロッカス跳び越え走る走る走る/しおべると ・戦没者墓地のプレートクロッカス/波恋治男 |
「春苺」 #812・19/03/11〜19/03/15 | 春苺母の正義は美しい/彩楓 | ・まだ口に春苺ある昼休み/ふるてい ・春苺もうおりがみに飽きるころ/こはまじゅんこ ・春苺病室の外にて逢わむ/雨子 |
季語/兼題・放送日 | 『天』 | Rx選・秀例句 |
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「寒猿」 #804・19/01/14〜19/01/18 | 軋む音は木か寒猿の胸骨か/紫水晶 | ・寒猿が寂しき順に集まりぬ/あつむら恵女 ・寒猿やのっぺらぼうの道祖神/華緒 |
「玉子酒」 #805・19/01/21〜19/01/25 | ふたりぶんのてきとう玉子酒ふふふ/ふるてい | ・蟀谷の躍動強し玉子酒/中岡修二 ・玉子酒不味し鞄に受験票/オレンジペコ |
「寒苦鳥」 #806・19/01/28〜19/02/01 | 寒苦鳥竹輪の笛のように啼く/トポル 賢しげに赫き花吸う寒苦鳥/天玲 | ・寒苦鳥世界は夜から始まった/ひまわり ・未明の新宿寒苦鳥は無職/タツヤ |
季語/兼題・放送日 | 『天』 | Rx選・秀例句 |
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「去年今年(こぞことし)」 #802・18/12/31〜19/01/04 | 縄文の眩しきひかり去年今年/理酔 | ・去年今年ぐらついているお玉の柄/小泉岩魚 ・寮監とトイレに出会う去年今年/純音 ・去年今年時読む星の高さかな/篠原そも |
季語/兼題・放送日 | 『天』 | Rx選・秀例句 |
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「一」 #811・19/03/04〜19/03/08 | 一匙のハチミツ永し花ミモザ/小田寺登女 | ・電話一本来ぬ葬儀社の日永かな/このはる紗耶 ・国境に店は一軒春の塵/福果 |
「食」 #803・19/01/07〜19/01/11 | 狐火が食べ残したか異形の木/のぼり人 | ・凍空の食や殉ずる奴婢百名/Rx ・衣食住足りて革命仕込む冬/ぐずみ |
「腸」 #814・19/04/01〜19/04/05 | 腸に朧を詰めて焼く仕事/ぐ | ・海鼠より腸と潮騒取り出しぬ/妹のりこ ・真白なる腸瓜の美しき/きさらぎ恋衣 |
「セ」 #807・19/02/04〜19/02/08 | 立春大吉セカンドゴロ気味な見合い/めろめろ | ・これほどのパセリ主役がわからない/おたま ・兄の恋やさしセロリ噛む音も/篠原そも |
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