スポリティン帝国皇帝。
隣国
クラウス帝国との間に続いていた戦争(
百年戦争)に勝利することのみを望み、強引な出兵を繰り返した。
ネリスが
アイエルス要塞を陥落させるが、彼女の功績を認めず逆に罪人として扱う。
彼女の祖父は、自分が幼いころの教育係であったが、皇帝になってからも教師として苦言を呈することに怒り、冤罪によって処刑したが、その祖父と同じまっすぐな瞳で自分を見る
ネリスにも憎悪の感情を向けていた。
その後も
クラウス帝国への無茶な進軍を命令するが、作戦は失敗し頭に血が上った結果病床に伏す。
17324年後継者の
アルピに戦争の継続を約束させた直後に崩御、だが、
アルピは皇帝の地位を継いだ直後に
クラウス帝国皇帝
アルタスとの間に和睦を提案、17326年に
百年戦争は終戦を迎えることとなる。