「へへっ!今日もオイラは絶好調だぜ!」
依頼された魔物を狩り終えたコナーは、んーと伸びをしながら満足気な表情を浮かべる。
傭兵の仕事に就いてから2年あまり。
昔からチョロチョロとすばしっこい奴だと言われているお調子者だが、まさか戦闘の才能があったなんて両親でも想像できなかっただろう。
周りの仲間がどんどん仕事を始めるようになって、いくつか職を探してはすぐに追い出された。
パン屋で働けばつまみ食いがバレ、漁師になれば船を壊し、建築家へ弟子入りすれば石膏を固めてしまう。
最後の頼みと商人になり、得意の話術で儲けたと思えば財布を落とした。
街道で一人、へたり込んでいると魔物に襲われ、どうにか逃げようと森の中に隠れたが魔物に囲まれてしまう。
その時、たまたま売れ残っていた弓で戦うとどうだろう。
思った通りに矢は魔物を捕らえ、次々と打ち倒してしまった。
自分の天職はこれか?......と、思わぬ成果を得たコナーは、次の日傭兵ギルドへと足を運んだ。
世間一般には危険な仕事。
しかし、彼にとっては実に簡単な仕事だった。
しかも他の仕事とは比にならない程の報酬を貰えるのだから、良い事しかない。
それからは、両親に仕送りも出来るようになり、やっと一人前の男になったのだ。
誰にも怒られず、自分のペースで出来るこの仕事はまさに天職。
「あの〜、コナーさん?ちょっといいですか?」
「なんだなんだ!?オイラも随分有名になっちまったもんだな!妖精から声を掛けられる日がくるなんてよ!」
妖精はニコニコと笑顔を作りながら本題に入る。
「天才的な弓の名手と聞いてきました!あなたの力を借りたいっていう人達がいるんです!」
「なんだい!オイラに任せておきなよ!何だってやるぜー!?」
「良かったです!では帝国との戦い!頑張って下さいね!」
「えっ!?ちょっと......今なんて言ったんだい!?おーい!!」
依頼された魔物を狩り終えたコナーは、んーと伸びをしながら満足気な表情を浮かべる。
傭兵の仕事に就いてから2年あまり。
昔からチョロチョロとすばしっこい奴だと言われているお調子者だが、まさか戦闘の才能があったなんて両親でも想像できなかっただろう。
周りの仲間がどんどん仕事を始めるようになって、いくつか職を探してはすぐに追い出された。
パン屋で働けばつまみ食いがバレ、漁師になれば船を壊し、建築家へ弟子入りすれば石膏を固めてしまう。
最後の頼みと商人になり、得意の話術で儲けたと思えば財布を落とした。
街道で一人、へたり込んでいると魔物に襲われ、どうにか逃げようと森の中に隠れたが魔物に囲まれてしまう。
その時、たまたま売れ残っていた弓で戦うとどうだろう。
思った通りに矢は魔物を捕らえ、次々と打ち倒してしまった。
自分の天職はこれか?......と、思わぬ成果を得たコナーは、次の日傭兵ギルドへと足を運んだ。
世間一般には危険な仕事。
しかし、彼にとっては実に簡単な仕事だった。
しかも他の仕事とは比にならない程の報酬を貰えるのだから、良い事しかない。
それからは、両親に仕送りも出来るようになり、やっと一人前の男になったのだ。
誰にも怒られず、自分のペースで出来るこの仕事はまさに天職。
「あの〜、コナーさん?ちょっといいですか?」
「なんだなんだ!?オイラも随分有名になっちまったもんだな!妖精から声を掛けられる日がくるなんてよ!」
妖精はニコニコと笑顔を作りながら本題に入る。
「天才的な弓の名手と聞いてきました!あなたの力を借りたいっていう人達がいるんです!」
「なんだい!オイラに任せておきなよ!何だってやるぜー!?」
「良かったです!では帝国との戦い!頑張って下さいね!」
「えっ!?ちょっと......今なんて言ったんだい!?おーい!!」
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