Terra Battle [テラバトル] 実用的攻略wiki - 能力値増減の数値処理

能力値を増減させる効果は、実際にはどのような計算がなされているのか?また上限はいくつなのか。
仕様は二転三転しており、特にver.4.0.0で大幅に整備し直されたため、ここでまとめる。

端数処理

端数処理はこれまでのすべて切り捨てからすべて切り上げに変更された。
サマサ(Z)をサンプルに見ていこう。

+10%

まずは自分自身の装備スキル魔攻+10%のみ。463*0.1=46.3で、切り上げられて+47になっている。

+20%

自身の魔攻+10%をすべて外しコルプヒールを隣に置いて+20%してみると、463*0.2=92.6で、切り上げて+93。

+10% +10%

ところが、自分自身の発動・装備スキルをあわせて魔攻+10%を二つ適用した状態を見てみると、+20%と同じ結果にはならず、+94。+10%のそれぞれで端数が切り上げられているために+20%の方が1損している計算になる。

+30%

マジックホップで+30%してみる。さらに損をしていることがわかる。

かつての仕様と逆になった。

-10%

続いて減少効果。クラーケンに防御力-10%をかけてみると、防御力971のところに-97。

マイナスは逆に切り捨てになっている?
……というわけではなく、これは能力値増加と同じ端数処理。厳密にいえば「切り上げ」ではなく「正の無限大への丸め」だと説明すれば、わかる人にはわかってもらえるだろうか。

能力値の上限・下限

ホップとブレイクの実装に伴って、能力値の上限と下限についても仕様変更された。

上限

通常のスキル効果による能力値上昇の上限値は、これまで通り+100%(元値の2倍)。
しかし、ホップスキルによる上昇を含むと+200%(元値の3倍)まで許されている。
たとえば通常スキルの攻撃力+10%が3回かかっている状態でアタックホップを3回とも起動すると、+10+10+10+30+30+30で+120%まで上昇する。さらに3回起動すると+10+10+10+30+30+30+30+30+30で+210%となるところ、上限に引っかかって+200%で止まる。
なお、おともによる能力値上昇は、おとものスキルによるものであれ、おともの持つ固定値上昇によるものであれ、上記の制限とはまったく無関係に適用される。

下限

ver.4.0.0で最も大きかった仕様変更が、能力値減少への制限。30%減までというすさまじい弱体化がなされた。


このような、1連鎖につき60%減という布陣で萎え萎えにさせても……


30%減で止まってしまう!
この仕様変更により、重要なボス攻略法のひとつだった能力値下げ戦術が完全に使えなくなった上に、能力値減少効果そのものがほぼ無意味になったといえる。

こちらもホップ系と同じくブレイク系によって制限を突き破れるのかと思いきや、ブレイクも含んでとにかく30%減までである。
かなり多くのキャラの存在意義が危ぶまれる変更となった。